遠藤アシストの容量アップが人気で単価が上昇中の記事から

電動アシスト自転車、高めが売れ筋 電池容量増える     

電動アシスト自転車の売れ筋価格が上昇している。バッテリー容量を増やし、1回の充電で走行できる距離を長くした新しいモデルが人気だ。店頭では去年のモデルと比べ2〜3%高いものが目立つという。

 売れ筋はパナソニックサイクルテック(大阪府柏原市)の「ビビ・DX」(店頭価格11万6000円前後)だ。バッテリー容量が16アンペア時で、1回のフル充電で最大約100キロメートル走る。

 ブリヂストンサイクル(埼玉県上尾市)の「フロンティア」シリーズも売れ行き好調。同シリーズの「フロンティアロング」(14万円前後)はバッテリー容量が14.3アンペア時相当だ。「昨年は9〜12アンペア時のモデルが主流だったが、今年は12〜16アンペア時の品ぞろえが多い」(ビックカメラ有楽町店)

 調査会社GfKジャパン(東京・中野)によると、2017年上半期に販売された電動アシスト自転車の税別平均価格は約10万1000円。前年同期から約1000円上昇した。

 バッテリー容量が12アンペア時以上の製品が販売台数の約63%と、前年同期(約30%)に比べて大きく増えた。子供を乗せられるタイプでチャイルドシートの色を選べるなど、デザイン性を重視した製品が増えているのも価格の押し上げ要因となっている。

(2017.09.20 日本経済新聞)

【この記事はトライクショップ店長日誌に掲載しています】