午前11時半に中門岳の頂上まで到着し、なだらかな山頂をひと巡りしたらそろそろ正午。
駒ノ小屋の前には自由に使えるベンチがあるので、そこで簡単にランチを済ませることに。その前に、往路にスルーした会津駒ケ岳の山頂へ。
ガスなのか霧なのか、なかなか青空が見えないもどかしい天候だが、遠くに霞んでいく草紅葉もなかなか美しい。
木道沿いにはチングルマ(稚児車)の果穂。
キアゲハの幼虫の主食はセリ科の葉らしいね。
もう見えなくなってしまったが、中門岳の山頂にもお別れ。
会津駒ケ岳に続く尾根伝いは草紅葉と同時に樹々の紅葉もだいぶ進んできた。
(ミタケスゲ - 御岳菅 - )
会津駒ケ岳の山頂(2,132メートル)到着は午後0時30分。相変わらずの霧で周囲の景観は見えず...
ここから駒ノ小屋へと戻る階段は高い樹に覆われてほとんど陽が当たらないので濡れていると結構ツルッとくるので要注意! 2人前を下っていた女性が2回も転倒した...
(ジョウシュウオニアザミ - 上州鬼薊 - )
駒ノ大池が見えてきた。
池畔で簡単におにぎりの昼食。一応、コンロやコッヘルも用意はしていたのだが、今回は一人だし、あまり食事にも時間をかけたくなかったので、全部車に置いてきた。
10分ほど休憩したらもう午後1時。
ここからは一気に下山!
途中から霧雨が降ってきたこともあって、途中で撮影したのはこのツルリンドウ(蔓竜胆)だけ。
で、午後2時50分に滝沢登山口に帰着。
長~い長~い下り坂は結構膝がガクガクになるんだよね。
平均コースタイムは2時間らしいが、なんとそれよりも早い1時間50分で下りてきた!
(コウゾリナ - 顔剃菜 - )
下山後、早速この秋で食堂の営業を終えると聞いていたキリンテ白樺キャンプ場のみやまえ食堂に電話を入れたところ、“もうお蕎麦終わっちゃった...” って(泣)。
それでも、これまで蕎麦以外のメニューを注文したことないし、何かできるものを作ってもらおうと行ってみると、
“さっき電話くれたのお兄さんだったのかぁ... なんだもっと早く電話くれてれば取っておいたのにぃ~...” って言ってくれたんだけど、会津駒ケ岳圏外だし...
蕎麦は残念だったが、初めて注文した “わっぱめし” は炊いた数種類のキノコを混ぜこんだご飯で、これはこれで旨かった。でも、もうこれで食べ納めなんだよね。
みやまえ食堂での最後の食事を終え、お母さんには “よいお年を!” って挨拶してお別れ。来年からは食事持参でキャンプでお世話になることに。
その後、いつもの温泉で汗を流したら帰途へ。
途中、これまで何度も通っていながら通過していた “大桃の舞台” に寄り道。
桧枝岐の舞台と並んで、この南会津に古くから残る地芝居の舞台で1895年の再建というから、もう120年を超える重要有形民俗文化財。
江戸時代の頃、この地方には集落ごとに歌舞伎の一座があって、それぞれ技や衣装を競い合っていたそうで、山深い貧しいこの地方の唯一の娯楽だったとか。
桧枝岐の歌舞伎はこれまで2度観たことがあるが、この大桃の舞台でも年に一度だけ、8月に民俗芸能や歌舞伎が上演されるそうなので、次回はこれに合わせて来てみるか。
※9月23日に撮影した花(全18種)
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草) オヤマリンドウ(御山竜胆) ミヤマセンキュウ(深山川芎) ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊) ゴマナ(胡麻菜) クロヅル(黒蔓) ホツツジ(穂躑躅) イワショウブ(岩菖蒲) ネバリノギラン(粘芒蘭) キンコウカ(金黄花) ミヤマリンドウ(深山竜胆) ミヤマウイキョウ(深山茴香) イワイチョウ(岩銀杏) モミジカラマツ(紅葉唐松) チングルマ(稚児車※果穂) ミタケスゲ(御岳菅) ツルリンドウ(蔓竜胆) コウゾリナ(顔剃菜)
駒ノ小屋の前には自由に使えるベンチがあるので、そこで簡単にランチを済ませることに。その前に、往路にスルーした会津駒ケ岳の山頂へ。
ガスなのか霧なのか、なかなか青空が見えないもどかしい天候だが、遠くに霞んでいく草紅葉もなかなか美しい。
木道沿いにはチングルマ(稚児車)の果穂。
キアゲハの幼虫の主食はセリ科の葉らしいね。
もう見えなくなってしまったが、中門岳の山頂にもお別れ。
会津駒ケ岳に続く尾根伝いは草紅葉と同時に樹々の紅葉もだいぶ進んできた。
(ミタケスゲ - 御岳菅 - )
会津駒ケ岳の山頂(2,132メートル)到着は午後0時30分。相変わらずの霧で周囲の景観は見えず...
ここから駒ノ小屋へと戻る階段は高い樹に覆われてほとんど陽が当たらないので濡れていると結構ツルッとくるので要注意! 2人前を下っていた女性が2回も転倒した...
(ジョウシュウオニアザミ - 上州鬼薊 - )
駒ノ大池が見えてきた。
池畔で簡単におにぎりの昼食。一応、コンロやコッヘルも用意はしていたのだが、今回は一人だし、あまり食事にも時間をかけたくなかったので、全部車に置いてきた。
10分ほど休憩したらもう午後1時。
ここからは一気に下山!
途中から霧雨が降ってきたこともあって、途中で撮影したのはこのツルリンドウ(蔓竜胆)だけ。
で、午後2時50分に滝沢登山口に帰着。
長~い長~い下り坂は結構膝がガクガクになるんだよね。
平均コースタイムは2時間らしいが、なんとそれよりも早い1時間50分で下りてきた!
(コウゾリナ - 顔剃菜 - )
下山後、早速この秋で食堂の営業を終えると聞いていたキリンテ白樺キャンプ場のみやまえ食堂に電話を入れたところ、“もうお蕎麦終わっちゃった...” って(泣)。
それでも、これまで蕎麦以外のメニューを注文したことないし、何かできるものを作ってもらおうと行ってみると、
“さっき電話くれたのお兄さんだったのかぁ... なんだもっと早く電話くれてれば取っておいたのにぃ~...” って言ってくれたんだけど、会津駒ケ岳圏外だし...
蕎麦は残念だったが、初めて注文した “わっぱめし” は炊いた数種類のキノコを混ぜこんだご飯で、これはこれで旨かった。でも、もうこれで食べ納めなんだよね。
みやまえ食堂での最後の食事を終え、お母さんには “よいお年を!” って挨拶してお別れ。来年からは食事持参でキャンプでお世話になることに。
その後、いつもの温泉で汗を流したら帰途へ。
途中、これまで何度も通っていながら通過していた “大桃の舞台” に寄り道。
桧枝岐の舞台と並んで、この南会津に古くから残る地芝居の舞台で1895年の再建というから、もう120年を超える重要有形民俗文化財。
江戸時代の頃、この地方には集落ごとに歌舞伎の一座があって、それぞれ技や衣装を競い合っていたそうで、山深い貧しいこの地方の唯一の娯楽だったとか。
桧枝岐の歌舞伎はこれまで2度観たことがあるが、この大桃の舞台でも年に一度だけ、8月に民俗芸能や歌舞伎が上演されるそうなので、次回はこれに合わせて来てみるか。
※9月23日に撮影した花(全18種)
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草) オヤマリンドウ(御山竜胆) ミヤマセンキュウ(深山川芎) ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊) ゴマナ(胡麻菜) クロヅル(黒蔓) ホツツジ(穂躑躅) イワショウブ(岩菖蒲) ネバリノギラン(粘芒蘭) キンコウカ(金黄花) ミヤマリンドウ(深山竜胆) ミヤマウイキョウ(深山茴香) イワイチョウ(岩銀杏) モミジカラマツ(紅葉唐松) チングルマ(稚児車※果穂) ミタケスゲ(御岳菅) ツルリンドウ(蔓竜胆) コウゾリナ(顔剃菜)