先日はレスポールに代表されるチューンオーマチックタイプの弦交換をやりましたが、

コレっす
エレキ(レスポールタイプ)弦交換 画像付き


そいじゃあ今回はストラトキャスターに代表される、
シンクロナイズドトレモロの弦交換をやってみようと思います。

(例によって画像大量です。重かったらすみません。。。)



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まぁストラト系タイプですけどね(笑)

とりあえず、弦交換なので弦をはずします。


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当たり前ですけど弦は緩めてから切りましょう。
ストリングスワインダー(アルトベンリ)があるととても楽です。
写真のはコレの前のタイプだと思います。



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で弦はボディ裏から取り外します。
(スプリング5本は自分がアーム全く使わないからです、普通よく見るのは2〜3本です、あしからず。。)


で弦が取れましたら普段掃除のできない指板やらヘッドやら
ピックアップ周りを綺麗に掃除しておきましょう。

やっぱり指板って触れる部分だけあって結構きたなくなるんですよね。
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オレンジオイルで拭いたらこんな感じっす。

レモンオイル オレンジオイルお好きなほうで拭いたって下さいな。


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でレスポール弦交換の時に写真を撮り忘れた、ナット溝のお掃除です。
紙でささっと汚れを取るだけなんですけどね、じみーに変わります。


もっと滑りをよくするのであれば、

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これも前回写真とりわすれましたが、ナットソースです。
このほかにもDean Markley ギター用潤滑剤 Dean's TUBA LUBAとかがでておりますので、好みにあわせてドーゾ。
(ただこれもナットの溝自体がきちんと精度よく加工されてないとなのであしからず。っていっても多少効果はありますけどね。)

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で掃除が終わりましたら、新しい弦をボディ裏から通しましょう。
(入れる各弦いれる穴を間違えないように、間違えてもし張っちゃうと。。。)
(スプリング5本は自分がアーム全く使わないからです、普通よく見るのは2〜3本です、あしからず。。二度目)



で今回はストラトタイプによくある、弦をペグポストの上から差し込むタイプではなくて、横から通すタイプです。
一応上から差し込むタイプも画像は無いけど、少し触れながら書くので混同しないでね。


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こんな感じで弦を横からペグ穴に通しましたらピッと手で軽く張り、写真のようにナットあたりにその手を待機。

ペグポストには大体2~3巻き巻きつけるのが一般的ですが、
ナット~1フレットまでの長さを巻きつけるとちょうど2~3巻きになります、



なので、

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ナットで待機していた手を弦ごと1フレット戻して巻き始めると、当たり前ですけどもナット〜1フレット分の距離がペグポストに巻かれるわけですよね。(そのまんまです。)

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あとはぐーるぐる巻いてね。





ここで、さっきちょっと話に出ました、
弦をペグポストの上から差し込むタイプですが、これって弦をペグポストに巻きつける前に、弦を先にカットしないといけないんですよね。
そこをちょこっと説明します。
(単純で簡単な説明なのでご安心を)


さっきナット〜1フレット分戻したら〜ってのが有ったと思うんですけど、
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これね。


弦をペグポストの上から差し込むタイプの場合って、先に弦をカットしなきゃいけないので、1フレット分弦を戻したら、
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画像みたいに、巻きつけるペグ+5ミリ位の位置で弦を切ってください。

なんで5ミリ位長くしてカットするかっていうと、
ペグポストの上から差し込む長さが大体5ミリ位だからっす(単純でしょ)


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そしたら、弦の先端を折ってペグポストに差し込んでから普通に巻いていきましょう。
(一応弦を折る前に、実際にペグポストにさして測ってから折ってみてね。)


挿しこんだらあとはどっちのタイプも同じなので全部の弦を同じようにぐーるぐる巻いてね。

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弦をペグポスト横から差し込むタイプは、飛び出ている余った弦は切るも切らずもくるくる巻くもお好みでどうぞ。(カットする時は画像位は残してカットしてね)

最後は、弦を12フレットあたりで軽くひっぱってあげて伸ばしてなじませてあげましょう。

いやーながい。。お疲れ様でした。




余談ですが、もしチューニングをしてもしても…終わらない
巻いてるのに音程が下がってる。。。

そんな時はブリッジ見てみて。

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弦交換をするまえよりブリッジが持ち上がってきてるなんて事良くあります。
(でも浮かせるセッティングもフローティングっていってよくあるセッティングなんですよ)

っていう風になってたら、
それは裏のスプリングの張力と弦の張力が前と変わっているのでしょう。


で今回はブリッジが弦に引っ張られてブリッジが起き上がっていますので、
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ボディ裏に有るネジを締めこんでスプリングの張りを強くしてあげましょう。
ちなみにネジ締めるときは弦はある程度緩めておいたほうがいいっす。
スプリングの張りが強くなるとブリッジがもどるので弦が引っ張られます、弦の張りが強くなりすぎて不意に切れたらまた弦交換っす。。

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である程度締めるとこんな感じになります。


ちなみにこのブリッジのセッティングですが、自分のようにボディとくっつける人もいますし、
軽く浮かせる(フローティング)セッティングにする人もいます。

フローティングセッティングの場合はアームダウンだけでなくて、
アームアップもある程度することができるようにもなります、

自分はアームを全くといっていいほどつかいませんので、スプリング5本でブリッジをボディにどん付けにしています。
こちらの場合はアームアップはもちろんできないですが、
チョーキング時にブリッジが大きく浮き上がることも少ないので、
チョーキングが違和感無くできるというところでしょうか。

無段回調節ができるところでもありますので、時間と興味があれば色々試してみて自分にあったセッティングにしてみてもいいんじゃないでしょうか。


ではまたまた長いお話お付き合いいただきましてありがとうございました。
そして弦交換お疲れ様でした。

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