2013年07月12日

来月を想う。

ウェディングドレスのキャサリン・ロスが叫ぶ。
「ベ〜ン!!!」

今回の、6月分FOMC議事録及びバーナンキ会見は、その前から様子がおかしかった。

流れをまとめるとこうなる。

6/18〜6/19のFOMC直後のバーナンキ会見は9月の緩和縮小または終了を示唆と報道や市場に取られ、それをFOMCメンバーや非メンバーの連銀総裁タカ・ハト両派が火消し発言を繰り返した。
「市場とはそもそも躁鬱病的だ」という面白い発言もあったが、今思えば相場への強い牽制だった。

本7月雇用統計がほぼポジティブ・サプライズとなったが、101円ミドルで頭打ちされ膠着していた。
エコノミストやファンドマネージャーたちは揃ってドル買い推奨、あるいは見込み発言。
まずは103円までというような短期フローが語られていた。
つまり、円/ドルの総悲観になっていた。

FOMCから三週間後と決められている議事録発表より半日前となる東京時間7/10午後、日本株が冴えないというぐらいの材料でそれまで101円で膠着していたドル円が下落し始め、東京17時には100円を切った。

東京7/11未明の議事録発表とバーナンキ会見は、ほぼメンバーたちが修復した通りの慎重な内容。
98円台前半まで下落。


今は、手を出せない状況だ。
買っても売っても危険なので、暫く休むも相場にする。
ボラタイルな相場で勝ち逃げは、結局できないと思う。
そして、激しいリスクの割にはそれほどの見返りでもない。

次回のFOMC日程は、7/30〜31(火・水)。
議事録発表は、8/22(木)未明だ。
ADP、ISMが7/31、日付変わって翌未明FOMC終了、バーナンキ会見。
その翌々日8/2に雇用統計が出てくる。
イベントラッシュ・ウィークになる。

近接していることがどう出るのか?
それら重要ファクターが次回はまとまって来るため、議事録発表までの三週間はいつもと同じ三週間でも、次回は長い三週間になる。

アメリカの雇用が上向きであるというコンセンサスのバイアスが強く掛かっているということ。
今の市場の最大関心事は米・欧・日の政策格差、つまりはFOMCへの興味になっているということ。

リスクは概ねチャンスでもあるが、ファンド筋の仕掛けに便乗などできるものではないということを大抵の人は知っているだろう。
先週金曜雇用統計後の、株の動きからすると不思議なほど頭の重かったドル円は、101円台で何度にも分けてショートが相当仕込まれていたのではないか。

tripaddy at 02:07│Comments(0)

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