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■SQ名誉失墜。

はりきって6:00に起床した私を関空で迎えたものはSQの不手際だった。
チェックインするために並んだ列にまったく誘導される気配がない。
なのに隣りの列はすいすいカウンターに案内される。
「並ぶところをミスったかな?」
私は隣りの列に並びなおした。
後ろに並んでいた人々も同じように並びなおす。
その瞬間、SQの地上係員が
並びなおした列の案内をストップし、元並んでいた列を誘導し始めた。
「ちょっと!(怒)わざわざこっちに並びなおしたのに、
 これはどういうことよ。もっとちゃんと誘導してよ」
と、文句を言ったのは私の後ろにいたおばはんだった。
すごい勢いでクレームをつける。地上係員に「お名前はっ!」と聞き、
「あやまるだけじゃなくて態度で示してよっ!」とすごい剣幕だ。
かなりうっとおしいタイプのおばはんだと判断した
地上係員の秋山さん(そう名乗った)は
そのおばはんのチェックインを優先させた。
おい、そのおばはんだけ案内するんか?
それはちょっと気に食わんぞ。
クレームつけたもん勝ちかい!
「あの〜私たちも並びなおしたんですけど、案内はしてもらえないんですか?」
お上品な私はおばはんのようなやり方はできないので、
とりあえず下手に申し出た。
「すみません。少しお待ちください」
秋山さんは別の係員に指示し、残りの客を案内する手配をした…
のだが、結局おばはん以外の並びなおし組は一番最後になってしまった。

SQといえば弊社他事業部の媒体で「人気航空会社ランキング」で
常にトップを争っていたはずなのに、こんなことでいいの?
私はちょっとがっかりした。
確かにさ、夏休みで関空はごった返してるけど、
こんなしょーもないことで評判を落としたらあかんで。

■旅の道連れ不在に涙。

さて、私の旅の道連れといえば『文芸春秋』だ。
張りきって関空内で本屋を探すが、どこにもない。
成田にはあんな立派な本屋があるというのに、
関空には本屋と呼べる代物がないのだ。
数件の売店を回るが写真週刊誌や週刊誌くらいしかない。
まずい! やっぱり事前に買っておくべきだった。
最後に駆け込んだ売店にも『文芸春秋』はなく、
私は仕方なく『小説新潮』を購入した。
ああ、なんとはなしに心細いぜ。

ボーディングが始まったところで、あわてて鼻沢に電話。
出社したてのところに「なんかある?」って聞いても
「ないです」という答えしか返ってこないのはわかってるんだけど、
まあとりあえずは連絡しとかねば。

機内は非常に寒かった。
私はとなりの毛布まで使って上半身と下半身をプロテクト。
それでもまだ寒い。

さて、SQといえばクリスワールドとかってシステムで
各シートにモニタが設置されていて
見たい映画、ゲーム、音楽が選べるというサービスがある。
(初めてSQに乗ったときは感動した)
私は映画を見ようと思ったのだが、日本語で楽しめるのはわずかに3本だけ。
GWの『リプリー』同様、なんかイマイチ。
仕方がないので『はつ恋』という田中麗奈主演の邦画を視聴。
病床の母親の初恋の相手を探す、というもので、
母親が死ぬっていう想像の範囲をまったく超えることのない結末だったのだが
なんか引っかかる感じがした。
理由はエンドロールの最後に出てきた名前で納得ができた。

“監督 篠原哲雄”

そうか『月とキャベツ』とかぶってたんや。
主人公の「少女ならでは」の押し付けがましさはヒバナに似てるし、
ダムに水没した村と移植されたサクラの木は廃校とキャベツ畑、
壊れたオルゴールとタイトルの思い出せない曲は
壊れたオルガンと歌えなくなった花火。
なーんや。

SQのサービスにまたしても不満を抱いたのは機内食だ。
メニューに載っている日本料理が食べれなかったのだ。
だいたいさ、日本発の便やで。
みんな日本料理選んで当たり前やん。数を多めにしとけよ!
無理やり食べる羽目になった西洋料理は激マズだった。

バンコクを経由し、次に出てきたのはパスタ。
これもほとんど残す。
やっぱりあの日本料理が食べれなかったことが悔やまれる。
その悔しさを発散するべく、ここシンガポールのチャンギ空港で
トランジットの暇つぶしがてら、私は怒りの文章を書くのだった。

■チャンギからコロンボへ。

チャンギ空港はすごく設備が整っている。
自分のPCでネットができるブースがあるのだ。
しかもローカルコールならばフリー。
これにはちょっと感動した。
そしてAT&Tにして正解だと改めて思った。
帰国後は会社に直行する私にとって最重要項目にあげていた
シャワーを浴びる施設も発見した。
(トランジットホテルがあって、そこでシャワーのサービスもやっている)
レセプションしか見ていないけど、まあ立派なこと。
その割に値段は良心的だし、まだ利用していない現時点では言うことなしである。
モリワキ嬢はGW中の旅行でチャンギに7時間いたらしいが、
とにかく空港が広く、設備が整っているので暇つぶしは十分できたらしい。
私も往路のトランジットはずっと空港にいようかと思ったが、
16時間はさすがにキツイかなあ…。

シンガポールからコロンボまでは短かった。4時間くらいか?
眠くなってウトウトし始めた時に到着してしまったから、
身体がいうことをきかない。半分フラフラの状態でイミグレーションを済ませ、
ツーリストインフォメーションに向かう。
到着時間が24:00を越えているので、自分の足でホテルを探すのは困難だし、
コロンボ市内まで車で約1時間もかかるのだ。
良心的なドライバーを半分寝ている身体で探すという最悪のコンディション。
ツーリストインフォメーションのおじさんは親切なんだけど、
ホテルやトランスポートのことは関係ないらしく
「ホテルインフォメーションが外にあるから、そっちで探しなはれ」
と言って、トラベルランカという旅行者用のガイドブックをくれた。
(これはインフォメーションなら無料だが、本屋では有料らしい)

■巧みな日本語を操る男。

ゲートを出たら出迎えと旅行代理店の人で構内は賑わっていた。
日本人を見つけて「一緒に探しませんか?」と誘いたいところなのだが、
ほとんど見当たらない。
いたかと思うとツアー客で、吸い込まれるようにバスに乗っていくし、
仕事で来ている人たちは出迎えがちゃんと来ているようで、
案内されるがまま、車に乗っていく。
仕方ないのでひとりでトライ。
「シングルでホットシャワーとエアコンがあるエコノミーホテル」を所望したら、
エコノミーでそんなホテルはないと言いやがる。
そして薦められたのはホテルニッポンで25ドル、
エアコンの代わりにファンがあるらしい。
それはちょっと高いんちゃうか? だいぶマージン取ってるに違いない。
値引交渉をしたが23ドルまでしか下がらないので、
この話は蹴ることにした。次に声をかけてきたおっさんとも商談成立せず。
どうしようかなあって考えてるときに日本語で話しかけてくる男がいた。
かなり日本語を勉強しているらしく会話が通じる。
彼が言うには

・コロンボは遠いからタクシー代がかかる。
・今日はニゴンボという空港最寄のビーチにしたらどうか

ってことだった。
でも私はコロンボに行きたいのだと告げたら「コロンボ、危ナイデス」という。
いやいや、そんなことはあるまいて。
『地球の歩き方』に危ないとは書いてないぞ。
それでもコロンボに行きたい、と伝えたところ
彼が薦めたのもホテルニッポンだった。
やっぱり25ドルというので「さっきのおっさんは23ドルって言ってたで」と牽制。
そんなこんなで20ドルまで下げさせた。
『歩き方』には1170ルピー(約1750円)と書いてある。
計算すると約15ドルだが、今日はめんどくさいので
とりあえず手を打つことにした。
そしてトランスポートである。
通常なら空港からコロンボまで1000ルピー(約1700円)ほど。
しかし、彼はスペシャルプライスということで850ルピー(1445円)を提示。
もちろん私はこれでOKした。とにかく今日は早く寝たい。
隣りで交渉していた中国人(?)は900ルピー(約1530円)を提示されていた。

ホテルニッポンは道路に面していて、ちょっと騒々しかったが
結構イケてるホテルのように思う。
ちなみに初代のオーナーが日本人だったので、この名になったらしい。