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バンテアイ・プレイにはキツネ目のデバターがいる。『地球の歩き方』にデデーンと写真が載っているので、さぞかし・・・な遺跡だと思っていたのだが、実際は小さくて、キツネ目以外に見どころがない。私以外に観光客はおらず、気遣いなく見学できるのはいいんだけど、時間をかける規模でもない。

051227-19バンテアイ・プレイ
ルックスは自分のほうが上!と勝ち誇った表情のスケートデートさん

「聖なる剣」というTOTOのアルバム邦題と同じ意味を持つプリア・カンは、1191年に創建された仏教寺院。ジャヤヴァルマン七世がチャンパ軍との戦いの勝利記念に建てられたもので、石碑に10万人が寺院運営に携わったという記録が残っているから、その繁栄ぶりはかなりなものだったんだろう。

周壁には、ナーガを踏みつけるガルーダのレリーフが計4つ。踏みつけているからといって仲が悪いわけではないそうだ。この他にも、ガルーダがナーガに乗っかっていたり、持ち上げていたりする像がある。つまりは仲がいい、ってことらしい。東正面大門の裏側はきれいなレリーフで飾られている。スポアンがからみついている姿はなかなかの風情だ。

051227-23ガルーダ051227-26東塔門裏

東正面大門の向こうは踊り子のテラス。こちらには、13人の踊るアプサラのレリーフというのがあって、有名なのだそうだ。このアプサラたちの表情が実に楽しそう。ちょっと気になるのはアプサラたちの上部。何かを剥がされたような・・・。

051227-27踊るアプサラ
アプサラたちが楽しそうなので、一緒に踊りたくなってきたスケートデートさん

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剥がされたような痕跡はいたるところにあった。実はここには仏像が彫ってあったのだそうだ。仏教を保護したジャヤヴァルマン七世が亡くなって、八世の治世で宗教戦争が勃発。ヒンドゥー教シヴァ派の過激派が剥ぎ取ってしまったのだそうだ。なんかどっかで聞いたような話。こういうのって、ほんとどこにでもあるよね。日本だってキリスト教弾圧とかしてたしね。現代でもこういうことしてる人たちがいるもんね。タリバンのバーミヤンの仏像破壊・・・世界遺産好きの私としては許せん出来事だわ。

051227-22ビフォー051227-21アフター
余計なことをした過激派たちを腹立たしく思うスケートデートさん
(左がbefore、右がafter)

051227-24北門金剛力士像.JPG051227-25西門前テラス
左:北門前にある金剛力士像も首がない
右:西門前のテラスは荒れ気味

西塔門前にも、東塔門前にもあるのが、ナーガの胴体を引き合う神々と阿修羅の像である。これはアンコール・トムにあるいわゆる“定番”らしく、乳海攪拌と呼ばれるヒンドゥー教における天地創造神話によるものだとか。

051227-28ナーガで綱引き051227-29プリアカン

踊り子のテラスの北隣りには、ギリシャ神殿のような2階建ての建物がある。アンコール遺跡では他に類を見ない建築物で、図書館だったという説もあるが定かではない。

051227-20二重構造
なぜ、いきなりギリシャ風?と疑問に思うスケートデートさん