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寺の番人たちと一緒に左側にある水の神ヴィシュヌを祀ったバトッ・マテッ寺院に向かう。といっても、ここも入ることができない。要するに寺の周りをぐるっと歩いて終わりである。なーんか面白味に欠けるよなあ。寺の番人はなんやかんやと説明をしてくれているが、半分もわからない。階段も半ばほど下りたところで、番人と奈良の片割れがなんか話している。もしや・・・たぶん・・・。

そう、やっぱりガイド料をせびられていたのである。

3人で2万ルピア(約260円)と言われる。確かに日本で考えたら安い金額だ。しかし、ガイドではなく寺の番人だと言ったこの男に、なんでそんな金を払わねばならないのだ。英文学科だった奈良の片割れが、日本語発音の英語で交渉を始める。ボキャブラリーだけはやたら豊富な彼女の見事なジャングリッシュで、我々は半額の1万ルピアまで値切ることに成功。お金を渡したら、男は我々を置き去りにしてすたこらさっさと階段を下りて行った。そんなもんよねー。ふん。

割り勘分のお金を払おうとしたら、奈良組は

「私たちが引っかかったんですから、お金はいいです」

と辞退。といっても私も同行したんだから、と喫茶店の支払いでもたつくおばはんどものような会話をした結果、どうにか受け取ってもらった。

車に乗り込んだとたん雨が強くなってきた。ギリシャ人は戻っていない。我々が階段を下りたときに、上り始めるところだったもんね。ギリシャ人にもきっちり番人が付き添ってたけど、あのがめつい、しっかりした彼のことだから、我々のようなヘマはしないだろう。

車中でギリシャ人を待っている間、奈良組がドライバーに拝観料のことを再度質問。やっぱり入場するとき以外に料金はかからない、とのこと。寺の番人と名乗る男の話をしたら

「そりゃヤラれちゃたんだよ」

というような反応だった。

我々を車中に待たせること約30分。ドライバー氏がイライラし始めた頃、雨に濡れながらギリシャ人が帰還した。車に乗り込むや否や、彼は我々に質問を投げかけた。

「ガイド料、いくら払った?」

おお!このがめつい男も寺の番人には勝てなかったのか。3人で1万ルピア、と奈良組が答えると、彼はガイジン特有の“OH!NO!”ってなリアクション。ひとりで2万ルピア払ったと言う。追い打ちをかけるように、ほんとは払わなくてもよかったことを伝えると、彼は無口になってしまった。

すっかり静かになってしまったギリシャ人を後目に、関西3人組は元気はつらつ。今までどこをまわったか、何を見たか、明日はどうするのか、などという話で盛り上がっていた。

ブサキ寺院のあるアグン山を下りてしばらくすると、いきなり雨が止んだ。ピタリと止んだ。地面を見るとカラカラに乾いている。テレビなんかで見たことある“1歩向こうは天気が違う”状態だったようで、その境目を車で越えたらしい。


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