21 ジレジョーヌのデモ6週目」に続きます。
(いつもの記事は日本時間の16時半に更新します。)

今年の夏、マクロン大統領のボディガードであるアレクサンドル ベナラ(Alexandre Benalla 当時26歳)が解雇されました。

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大統領選挙戦からマクロンのボディガードを務め、彼が大統領になってからは大統領室長助役の肩書でセキュリティの責任者を担当し、エリゼ宮の敷地アパートに住み、運転手つきの警察仕様の公用車に乗り、130万円の月給を得ていました。

公私ともにベナラはいつもマクロン大統領の側におりました。

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ではなぜ彼は解雇されたのでしょうか。

今年の5月1日メーデーの日、メーデーのデモに参加した学生が警察官により殴られ蹴られ激しく暴行を受ける様子がソーシャルメディアに投稿され流されました。

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警察官は女性の首を捕まえて引きずったり、周りの人たちが悲鳴を上げる中、
男子学生を殴り押さえつけ蹴りを入れていました。

7月になり、その警察官が警察ではなく、警察のヘルメットを着用した大統領の側近ベナラだということが発覚しました。

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しかも大統領府はベナラが起こした事件だと知りながら隠ぺいを図ったり、彼を2週間の停職処分に処し内勤に配置変えしたと発表しながら、実際にはその後のセキュリティ任務に復帰させていたことがビデオにより次々と明るみに出ました。ベナラは勿論警察官ではなく、当日は警察の見学を希望して現場にいただけだと発表されています。

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ベナラは解雇されましたが、このことはマクロン大統領にとって大きなイメージダウンとなりました。

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さて12月28日、再びテレビのニュースにベナラが登場しました。理由は解雇後も「外交官パスポート」を返却せずに、そのパスポートを使用してアフリカ諸国を幾度も訪れイスラエルにも旅行していたことが発覚したからです。

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またルモンド紙によりますと、ベナラは12月始めプライベートジェット機を使用して6人くらいでアフリカ中央部にあるチャド共和国の首都ンジャメナに滞在したのですが、そのほぼ2週間後の12月22日マクロン大統領が公用でンジャメナを訪問しているのです。

これはただの偶然なのか、大統領府とベナラは今では全く接点がないのか、ベナラは外交官パスポートを使用して何をしに頻繁にアフリカ諸国に行っているのか。(彼の今の仕事はコンサルタントです)。

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外務省側はベナラに文書で「外交官パスポート」の返却を2度求めていたと発表しております。

本日29日はジレジョーヌの7度目の土曜日となります。また、12月31日の夜も1月1日にかけてシャンゼリゼ通りでデモが予定されています。

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マクロン危うし⁈

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