2013年02月21日

あと一週間。

あと一週間。

一週間後の2月28日、DDTの最高位のベルトであるKO-D無差別級シングルベルトに挑戦します。現王者はあのケニーオメガ。

中澤マイケルがDDTでデビューして七年半たちます。

なんというか、心のどこかでああいうタイトルマッチはボクとは別の世界のお話なんだと思い始めていた。いや、そう思い込んで自分をごまかしていたのかなあ。自分よりキャリアが浅い人間たちからもすでにタイトルに挑戦しているものがどんどんでている。少しは悔しかった、んだと思う。でもそれをごまかすために自分には関係のないものなんだと割り切っていた。

そこに、突然のケニーからの指名。

びっくりした、なんてものじゃない。

ケニーのいつもの冗談?

えっ、本気!?

自分はそんな器じゃない、無理無理、勘弁してくれよ・・・。

正直そんな考えもよぎった。

でも、あのケニーオメガが、親友のアイツが、ボクをここまで買ってくれている。その思いに答えなければボクはアイツの一人の友人として終わっている。できるかできないかじゃなくて、やるかやらないか、だと思った。

レスラーとしてははるか上の位置にいるアイツ。もちろん、アイツはボクのことを素直に親友だと思ってくれているに違いない。でも、ボクは、今回の指名も、そして普段の友情ももしかしたら哀れみからくるものではないのかと、自分の心の弱さから勘ぐってしまう。

ボクは、そんな自分のコンプレックスを捨てたい。捨てて、卑屈にならず堂々とアイツと、そして飯伏さんやヒカルん、他のみんなとも肩を並べていたい。

そのために、ボクはアイツと向き合わなくてはならない。ボクに本気で向き合ってくれているアイツのために。そして、ボクはボクの弱さと向き合わなくてはならない。

場所は、新木場。

ああ、そういえばケニーとはじめてシングルマッチやったのも新木場だった。バレンタインプレゼントとみせかけてだまし討ちとかやってたから覚えてる。はじめてアイツにあったのも新木場だし、ビアガーデンでは何回も一緒にプロデュースもした。バカもたくさんやった。思い出はいくらでもある。またひとつ思い出がふえるのだろうか。

もちろん今すぐではないけれどボクも引退する日がくるのだろう。そのとき、この試合を思い返して「ああ、プロレスやってよかった、間違ってなかった。」と誇りに思える試合にしたい。なんなら、老後に思い返しても満足にひたれるような、そんな試合に。

そんなのは自己満足だ、プロの仕事ではないという人もいるかもしれません。

だから、この試合が当日みなさんの目にどううつるかわかりません。なにもできず無様な姿をさらしているかもしれない。あるいは相も変わらずふざけているように見えるかもしれない。でも、それは本気なんです。中澤マイケルのケニーオメガに対しての。

試合のルールがラストマンスタンディング形式となり、リングを降りるときボクはケニーに伝えた。

"To win, you have to kill me."

アイツは答えた。

"I will kill you as the best friend."

と。

殺されたかないけど本望だよ。ボクの中の弱いボクを殺してくれ。

あと、一週間。

日にちはないがいつものように。

ないものねだりはせず、持ってるものをすべて出せるように。

でも、ちょっとだけ悪あがきもして。

がんばろう。

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2013年02月18日(月) 2月28日ケニーvsマイケルワンマッチ興行詳細
○KO-D無差別級選手権試合
<王者>ケニー・オメガ vs 中澤マイケル<挑戦者>

【興行名】KO-D無差別級選手権試合ワンマッチ興行
【日時】2013年2月28日(木) 19:00開場 19:30開始
【会場】新木場1st.RING
【席種】全席自由 2000円(当日2500円) U-18チケット1000円(当日のみ・要身分証)

※チケットはお気軽にメールやメッセージでお問い合わせを!


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この記事へのコメント

1. Posted by チョコ   2013年02月24日 22:08
すごく心に響く内容でした。
マイケルさんもケニーさんも どちらも応援してます。
楽しみです!

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