腸内細菌のバランスが崩れて善玉菌が減り、腸内環境が悪化すると、本来なら排泄されていくはずの毒素が腸内に溜まり、糖分の過剰摂取や血液の循環を妨げるなどの悪影響を及ぼします。これが、肥満やコレステロールにもつながり、ひいては生活習慣病の原因になったりもするのです。腸内細菌は、生物の腸内でしか生息できない特殊な細菌です。細菌は生物に寄生することによってその生命を維持できますが、腸内細菌と生物はとても密接な共生関係にあり、どちらにとってもお互いが大切なパートナーとして成立しています。生活習慣病予防が叫ばれている現在、腸内から自分の健康を見直すのも良い予防策ではないでしょうか。
腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌にわけられ、前者の善玉菌によって、私たちの健康は維持されているといえます。しかし、これは、善玉菌が多い腸にいえることであって、当然ながら、食生活の乱れによって悪玉菌が増殖し、腸内細菌のバランスが崩れると、健康を維持するどころか、様々な病気の原因となってしまいます。近年日本でも増加している大腸がんをはじめとする生活習慣病は、その最たる例ではないでしょうか。また、今や2人に1人は持っているというアレルギーも、腸内細菌と深い関係にあります。
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