◆スルガ銀行の何が問題だったのか?

かぼちゃの馬車問題について、
オーナーの追求の矛先が、

スマートデイズ(旧スマートライフ)から、
スルガ銀行に向いています。


スルガ銀行の問題点について、
指摘する報道が相次いでいます。


スルガ銀行、不正に関与したのは11支店だけか?



精鋭の弁護団や追求されるスルガ銀行ですが、
「確認中」「対応中」ということで、
今だに強気の姿勢は崩していません。


たしかに投資は自己責任であり、
「金消契約」と「売買契約」とは別物ですから、
スルガ銀行に非は無いと言えます。


あからさまに怪しい投資案件に乗った、
かぼちゃの馬車オーナーに非がある、
という見方が大方でしょう。


また、融資審査書類の不正や改ざんに対しても、
騙されて融資をしたスルガ銀行の方が被害者だというのが、
一般的な見方なのではないでしょうか。


かぼちゃの馬車が破綻して、
返済が滞って一番に困るのはスルガ銀行です。


ですから、スルガ銀行としては、
あくまでも「被害者」という姿勢を、
貫いているようにも思えます。


それでは、スルガ銀行の何が問題だったのでしょうか?


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◆なぜここまでの条件を提示するのか?

今、スルガ銀行が指摘されている問題点は、
主に以下の点です。


1.杜撰な融資審査

2.過剰融資

3.融資審査書類の不正、改ざんの黙認、指示

4.抱き合わせ融資

5.業者との結託、癒着


この他にも問題点がありますし、
まだ明らかにされていない点も多々あります。

これから徐々に明らかになっていくことでしょう。


ただ1つ言えることは、
スルガ銀行側も”後ろめたい”と感じているのは、
たしかだと思われるのです。


それは、この記事からも読み取れます。


〜 記事一部抜粋 〜


 女性専用シェアハウスの運営会社スマートデイズ(東京)が経営破綻した問題で、物件所有者に購入資金を融資したスルガ銀行(静岡県沼津市)は2日、金利引き下げや元本の返済猶予など返済条件を見直す方針を明らかにした。ただ、物件所有者を支援する弁護団が求めている返済免除には応じていない。

(時事通信 5/2(水)記事より)

〜 ここまで 〜


かぼちゃの馬車オーナーに対して、
「金利引き下げ」「元本の返済猶予」など、
スルガ銀行が返済条件を見直す方針と報じられています。


さらに、記事では、

「年3〜4%台の金利を1%台まで引き下げ」

「元本返済を30年間猶予した上で利払いを続ける」

といった、通常では考えられない条件を、
スルガ銀行側が提示しているというのです。

これはありえません!


今回の一連のシェアハウス投資への融資に対して、
スルガ銀行が「善意の第三者」であり、
「被害者」であるとするならば、
ここまでの”異常な条件”を提示する必要はないのです。


「騙されたのは銀行側だ」という姿勢を貫き、
逆に、スマートデイズや関係した販社、
さらにはオーナーを訴えることもできるはずです。


社長が詐欺罪で逮捕された、
てるみくらぶのように。


〜 記事抜粋 〜

てるみくらぶ元社長ら認める=5億円融資詐欺−東京地裁

 格安旅行会社「てるみくらぶ」(東京都渋谷区、破産手続き中)が金融機関から約5億円の融資金を詐取したとされる事件で、詐欺などの罪に問われた元同社社長山田千賀子(67)、元経理責任者笹井利幸(37)両被告の初公判が25日、東京地裁(河本雅也裁判長)であった。両被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、山田被告は「大変申し訳ありません」と謝罪した。


 冒頭陳述で検察側は、山田被告らが2005年ごろから決算書類を改ざんしていたと指摘。13年ごろから収益が悪化し赤字に陥ったが、経営状況を良好に見せ掛ける虚偽の書類を銀行に提出し、融資を得ていたと主張した。


 弁護側は事実関係を争わない方針を示し、笹井被告の弁護人は「従属的な立場だった」と訴えた。
 起訴状などによると、山田被告らは16年6月〜17年2月、三井住友銀行(千代田区)と東日本銀行(中央区)から計約5億4000万円の融資金をだまし取ったとされる。


 逮捕容疑では、三井住友銀に虚偽の決算書で経営状態が良いと誤信させ、昨年六月下旬〜九月中旬、うその航空機チャーター費などの名目で約二億円をだまし取ったとされる。二課によると、金は別の費用の支払いなどに充てられ、返済されていない。

(2018/04/25 時事ドットコムニュースより)

〜 ここまで 〜



強気な姿勢を崩さず、訴えることもせず、
オーナーにありえない条件を提示するには、
スルガ銀行側の”後ろめたさ”を感じるのです。


社会問題となり、
世間の目が気になるからでしょうか?


過去のスルガ銀行の対応から考えると、
それは考えにくいです。


これまで怪しい投資案件や事業案件に関わっても、
平然と強気な姿勢を崩していませんでしたから。


もしくは、オーナーに自己破産されて、
不良債権になるよりはマシと考えた可能性もありますが、

一方で「免除には応じず」という対応は、
何とも中途半端な対応です。


オーナーの返済が滞り、
不良債権化する時期が重ならないように、
散らす意図があるのかもしれません。


それにしても、
返済してもらうのを諦めたかのような条件提示には、
”闇”を感じてしまうのは私だけでしょうか。


そして、その”闇”がちょっとづつ、
明らかにされようとしています。

長くなったので次回に続きます。