◆アセットイノベーション社に下された判決は?

シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資で、
物件所有者13人(オーナー)が、

スマートデイズ役員や販売会社ら約30人以上を相手取って、
合計約2億円の損害賠償を求めた訴訟について、

ついにそのうちの不動産コンサル会社1社に対して、
判決が出たようです。


そのうちの1社とは、
新宿区に事務所を構えていた、
「アセットイノベーション株式会社」です。


アセットイノベーション社は、
かぼちゃの馬車についても、
積極的に販売に関わっていたとされています。


かぼちゃの馬車が破綻の兆しが見えた、
昨年11月頃まで、頻繁にセミナーを開催して、
集客をしていました。


しかし、アセットイノベーション社は、
旧社名のころからいろいろと問題のある、
会社だったようなのです。


どのような会社だったのでしょうか?


アセットイノベーション社には、
どのような判決が下されたのでしょうか?





◆売れない社員に腹筋100回命令!?

アセットイノベーション社は、
もとは「プライムエージェント」という社名だったことが、
インターネットを調べると分かります。


プライムエージェントは、
投資用マンション販売などで急成長。


お笑い芸人・猫ひろしのスポンサーにも、
なっていたようです。


しかし、2016年6月頃。

業績の悪い社員に腹筋100回を強要したり、
全従業員向けのグループLINEで罵倒するなどのパワハラ、
賃金未払いで元従業員9人から集団訴訟を起こされます。


また、複数の顧客と深刻なトラブルを起こしていたとも。

その裏で、投資用マンションに融資を実行していたのも、
やはりスルガ銀行でした。


2016年の記事ですが、その頃から、
融資書類の改ざんや不正が、
行われていたことが報じられています。


〜 記事一部抜粋 〜

猫ひろしスポンサーーー「プライムエージェント」、顧客とのトラブル続出。賃料不払い、訴訟へ

 同社は投資用マンション物件の販売で急成長し、企業信用調査会社データによれば08年創業ながら、昨年10月期ですでに売上高40億円、今期は60億円を目指す。だがその裏で、複数の顧客と深刻なとラブルを起こしていたことも分かった。

 同社から投資用マンションを購入した会社員のAさんは言う。
「年金や税金対策になると言われ、スルガ銀行やSBJ銀行からの借り入れで4物件を総額約3億で購入しました。当初は家賃が振り込まれていて、利息を若干上回る収入となっていたんですが、昨年に突如、プライムエージェントから数百万の『修繕費』を支払うよう求められました。しかし、所有者である私に事前に一切断りはありませんでしたし、明細も出さない。しまいには今年の3月から家賃の振り込みが途絶え、利息の支払いができずに私はもう破産寸前です」

 Aさんの話によれば、自分が購入した物件に誰が住んでいるのかさえ同社は開示しないのだという。現在、訴訟準備中とのことだ。

 また、プライムエージェントから4つの物件を購入したBさんはこう明かす。「『税金対策のために不動産投資をしませんか?』と言われ、全額スルガ銀行などからの借り入れで物件を買いましたが、その際の融資申請はプライムエージェントの社員が『申告書の作成もうちでやります』とお願いして来ました。ところが、後で見ると聞いたこともない会社で私が給料をもらっていることになっていたんです。私は自治体に勤めているので、国家公務員法で副業は禁じられています。同社が融資を通すために、収入を過大にする目的でねつ造したとしか考えられません」

〜 ここまで 〜

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◆提訴され社名を変更

上記の記事の通り、
プライムエージェントは元従業員、顧客にも提訴され、
2016年11月に社名を変更します。


・プライムエージェント → アセットイノベーション

・プライムホールディングス → ARIGATOUホールディングス

・プライムエステート → プロパティマネジメント


しかし、社名が変わっただけで、
基本的にやっていることは同じです。


プライムエージェント時代にやっていたセミナーと、
アセットイノベーションにやっていたセミナーもほぼ同じ。


さらには、グループ会社とされる、
プロパティマネジメント社のセミナーまで、
酷似しています。。。


以下2つを読み比べて頂くと分かりますが、
冒頭の出だしも、一箇所を除きすべて同じです。

どこが違うか分かりますか?(笑)



(プライムエージェント時代のセミナー)
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(プロパティマネジメント社のセミナー)
スクリーンショット 2018-08-06 20.15.57



◆1500万円の損害賠償支払い命令

そして、ついに、
アセットイノベーション社に対して、
1500万円の損害賠償支払い命令が出ました。


1500万円という金額については議論の余地がありますが、
初めてとされる「勝訴判決」が出た意義は、
大きいものがあるのでは無いでしょうか!?


〜 記事一部抜粋 〜

炎上続く「かぼちゃの馬車」、オーナー側が夜逃げ状態の不動産コンサルに勝訴「逃げ得許さない」

 シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資で賃料収入が不払いになり多大な損害を受けたとして、物件所有者(オーナー)が運営会社スマートデイズ役員や販売会社らを相手取り損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は8月1日、不動産コンサル会社に対し、原告に1500万円を支払うよう命じる判決を出した。この問題に関する勝訴判決が出たのは初めてとみられる。

 判決は、「被告(アセットイノベーション)は、口頭弁論期日に出頭せず、答弁書その他の準備書面を提出しない。したがって、被告において請求原因事実を争うことを明らかにしないものとして。これを自白したものとみなす」とした。

(2018年08月06日 弁護士ドットコムニュースより)

〜 ここまで 〜


この事件に関わる加藤博太郎弁護士は、
「逃げ得を許さず、しっかリと責任を追及していきたい」として、
他の会社にも責任を追求していくとしており、

「泣き寝入りはしまい」という、
執念のようなものを感じます。



◆今後、続々と判決が下される予定

弁護士ドットコムニュースによると、
かぼちゃの馬車に関係者した30超の業者に訴訟を起こしており、

9月10日、10月下旬、12月中旬という期日で、
年内にはある程度の決着をさせる予定としています。


これまで不動産の世界では、
どこか「売ったもん勝ち」のようなところがありました。


真面目にやっている不動産業者もいる中で、
派手に広告宣伝をして集客して、
まずくなったらドロンする業者がいるせいで、
不動産業界全体のイメージが悪くなっていました。


今回のこの訴訟の結果により、
不動産業界全体に明るい光が指すことを、
願っている次第です。



◆編集後記

以前、私は数年間だけ、
不動産屋さんで働いたことがあります。


宅建の資格を持っていたこともあり、
知り合いの業者2社で働いていたのですが、
私の肌にはまったく合いませんでした。


誠実な会社もたくさんあるのですが、
ひどい会社は本当にひどい・・・。


サラリーマン時代にも、職業柄、
多くの会社と付き合いがありましたが、
こんなひどい会社は会ったことがないというほど、
ひどい会社が横行しているのです。


電話越しから横柄な態度で、
「業者」に対してと「顧客」に対してとが、
まったく態度が違うことなど日常茶飯事。


特に売買仲介の世界は、
探り合い、騙し合いも多く、
本当に神経をすり減らしました。

私の肌にまったく合わなかったのです。



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「わけ合えば」

うばい合えば足りぬ 分け合えばあまる
うばい合えばあらそい 分け合えばやすらぎ

うばい合えばにくしみ 分け合えば喜び
うばい合えば不満 分け合えば感謝

うばい合えば戦争 分け合えば平和
うばい合えば地獄 分け合えば極楽

うばい合うと 足らないけれど
分け合うと あまっちゃうんだなぁ

(相田みつを)

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このような悪徳業者に負けないように、
不動産投資家同士、これからも力を合わせて、
経済基盤を確立して、人生を自由に描いていきましょう!


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