(株)わひこの負債額は10億円!?

2回連続で速報が入ったため、
本記事の連載が延期となっていました。


・10月5日「【速報】ついにスルガ銀行に6カ月の一部業務停止命

・10月9日「【速報】「株式会社わひこ」が廃業へ・・・


その後、東京商工リサーチから、
株式会社わひこの負債額は、
推定10億円と報じられています。


〜 記事一部抜粋 〜

〜投資用不動産事業で急成長していた〜

 (株)わひこ(TSR企業コード:298628171、法人番号:1010001138944、港区新橋2−12−17、設立平成23年3月、資本金3000万円、浅野恵太社長)は10月10日までに事業を停止した。わひこのホームページには「今後は法人の解散・清算の準備をしていく予定」と記載されている。

 負債総額は推定10億円。


 平成25年2月期の売上高は4145万円であったが、セミナー開催など積極的な営業展開で個人顧客が増加し、28年2月期には売上高12億3490万円に伸長。直近の年間売上高は約100億円まで拡大していた。

 しかし、シェアハウス問題に端を発した金融機関の貸出姿勢の変化や、個人投資家の投資不動産に対する意識の変化から業況は悪化。また、一部で業務の履行体制を疑問視する声が上がるなど、動向が注目されていた。

 10月10日午前8時過ぎ、わひこ本社には複数の従業員が出社する姿が確認された。東京商工リサーチの取材に応じた従業員は、「今日は残置物撤去で出社した。従業員は30名程度在籍していたが、(10月10日までに)少しずつ辞めていた」とコメントした。

(東京商工リサーチ2018年10月10日記事より)

〜 ここまで 〜



◆わひこ創業者は別会社を立ち上げ

負債額は10億円とされていますが、
同社が顧客に買わせていた物件規模を考えると、
額を小さく感じてしまいますね・・・。


仕入れや在庫に費用がかかる商売ではないですし、
販管費もそこまでかかるとは思えないので、
この廃業は不可解な点が多く残されます。


また、同社の現代表は「浅野恵太」氏ですが、
ちょうど2年前に抜擢されて代表になっています。


創業者の「金井和彦」氏は同社を離れ、
株式会社ReMatchを立ち上げているところにも、
いろいろと感じるものがあります。

(歯に物が詰まった言い方を察していただければと)


代表挨拶の文章が、
そっくりそのままというところも・・・(苦笑)


本当に損になるような物件は、
紹介していないのでしょうか!?


<株式会社ReMatch代表>
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「そして私を含め全員のコンサルタントの共通のルールとし て、『お客様には絶対損になるような物件を紹介しない!』という強い信念を持って仕事 に臨んでおります。」



<株式会社わひこ代表>
スクリーンショット 2018-10-09 18.34.49

「そして私を含め全員のコンサルタントの共通のルールとして、『お客様には絶対損になるような物件を紹介しない!』という強い信念を持って仕事に臨んでおります。」



◆ゆうちょ銀行も融資ストップ

このように、
スルガ銀行の収益不動産への新規融資ストップは、
スルガ銀行融資ありきだった不動産業者に、
大きな影響を及ぼしています。


(株)水戸大家さん、(株)わひこ、
その他にも次々と姿を消していっています。

今後はその数はさらに増えることでしょう。


そして、今度はゆうちょ銀行の住宅ローンまで、
新規融資がストップとなりました。


〜 記事一部抜粋 〜

ゆうちょ銀がスルガ銀の住宅ローン商品の仲介停止 金融庁処分で

 ゆうちょ銀行は9日、今月12日から来年4月12日までの6カ月間、仲介しているスルガ銀行の住宅ローンについて一部商品の取り扱いを停止すると発表した。スルガ銀が金融庁から一部業務停止命令を受けたことを踏まえた。他の仲介ローンについても「積極的な営業を差し控える」という。

(2018年10月9日 産経ニュース記事より) 

〜 ここまで 〜


ゆうちょ銀行の住宅ローンといっても、
実際に融資していたのはスルガ銀行です。

 
他行と違って 、
居住面積が1/2以上の賃貸併用物件にも、
積極的に住宅ローンで融資をしていました。


※居住面積が「1/3以上」、
 つまり2/3は賃貸してOK.


僕的には、収益物件と変わらない物件に対しても、
住宅ローンを出したこと自体は特に問題視していません。


商品名「夢舞台」の説明にも、
その辺の説明はされていましたし、

むしろ他行と差別化してて、
「面白い!」と感じていました。

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◆ゆうちょ銀行住宅ローンでも不正が!?

しかし、問題なのは、
ゆうちょ銀行の融資においても、
スルガスキームが使われていたことです。


現在はまだ調査中の段階ですが、
おそらく相当の数の不正が、
行なわれていたのではないでしょうか!?


ゆうちょ銀行は1年間で、
約400億円の住宅ローンを取り扱っています。

(つまりスルガ銀行の住宅ローンを紹介したということ)


ゆうちょ銀行は民営化されたとはいえ、
まだ大株主は政府(財務大臣)です。


日本政府が関与する銀行で、
そのような不正が行われたとなれば、
相当な問題に発生する可能性も
あるのでは無いでしょうか?


ここまでパンドラの箱を開けるのか・・・?

開ける勇気はあるのか・・・?


現在、調査中のようではありますが、
その動向も気になるところです。


このように、スルガ銀行の融資問題は、
収益不動産への融資だけでなく、

住宅ローンにも波及する可能性もあり、
ゆうちょ銀行やさらには大株主の政府を巻き込んで、
大きな問題へと発展するかもしれません。。。

(つづく)

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