From:ななころ
プライベートオフィスより

◆「老後報告書」が物議を醸す

金融庁が作成した、いわゆる「老後報告書」をあなたは読まれただろうか?


その報告書の中で、

「(年金収入 - 支出)不足額約5万円が毎月発生する場合には、20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の取り崩しが必要となる。」(P.16 下段)

と書かれており、物議を醸している。


麻生大臣は、

「正式な報告書として受け取らない」

「年金制度が崩壊するかのごとく思われたが、それは全くない」

などと言い出す始末である。。。



=== 記事一部抜粋 ===

金融庁報告書、受領せず=「年金、老後賄える」−麻生金融相

 麻生太郎金融相は11日の閣議後記者会見で、老後資金に2000万円が必要と指摘した金融庁の報告書について「正式な報告書として受け取らない」と表明した。「年金で老後の生活をある程度賄うことができる」という政府見解と異なることを踏まえた対応だ。

(2019年06月11日 JIJI.com記事より)

=== ここまで ===



◆老後報告書のポイント

しかし、政府がいくら釈明しようとも、このレポートはとても良くできている。 

現実を捉えた数字が根拠として示されており、納得いく数字でした。


特に私の中では以下の項目が非常に参考になるものでした。


・現在60歳の人は、1/4以上が95歳まで生きる

・健康寿命は男性72歳、女性75歳であり、平均寿命との差である9年〜12年は日常生活に健康的な何らかの制限が加わる

・平均的な高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみ)は、収入「209,198円」支出「263,718円」

・支出は、特別支出を除いている

・4人に1人が退職金を投資、退職金の平均1700万円〜2000万円のうち1割〜3割を投資

・退職金の支給額について、3割の人が知らない、2割の人が退職6ヶ月以内に知る




ぜひ一度は目を通しておくことをオススメします。


金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
「高齢社会における資産形成・管理」 

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◆老後報告書の何が不安にさせるのか?

とても良くできているレポートとはいえ、こうも事実を突きつけられると目を背けたくなる気持ちも分かります。

(もはや誰も年金収入で豊かな老後を送れるなどとは、考えていないとは思いますが)


しかも、その不安を煽るように野党やマスコミが政府を追求するだけの姿勢にも疑問を感じます。


とはいえ、確かにこのレポートを読むと不安になる箇所があります。


読む人を不安にさせる理由、、、

その理由の1つは、老後のお金の不安を解決するための「具体策」が、あまりにもしょぼいからです。


具体策として「NISA」や「iDeCo」ではあまりにも頼りない。。。

(政府が具体的な資産運用の方法を示すわけにはいかないのでしょうが。)


このレポート作成に関わった人で、実際に投資で成果を出している人がどれだけいるのでしょうか!?


レポート作成に携わっている人たちは地位を築いている一流の人ばかりで、給与は高いでしょうし、退職金も相当額もらえるでしょうから、説得力にどうしても欠けるのです。


どうしても浮世離れした感覚となり、不安を感じさせる内容になっているのだと感じた次第です。



◆未来は自分たちで切り開くしかない!

それでも、繰り返しになりますが、このレポートの内容はとても良くできています。

私たちの将来の不安を的確に捉えている数字だと思います。


ですから、今から人生を描き、ライフデザインに向けて日々勉強を行い、実際に行動をしていくことが大切だと私は考えています。

未来は自分たちで切り開くしかありません。



◆不安から行動しない、◯◯◯◯から行動する!

ただ、私たちが行動する時に、1つだけ注意しなければならないことがあります。


それは、決して

「不安から行動してはいけない」

ということです。


よく言われることですが、不安から行動すると、不安を引き寄せてしまいます。

その時にあなたの頭にイメージしているのは、「不安な未来」だからです。

まさに「思考は現実化」してしまうのです。


ですから、明るい未来を引き寄せたいのであれば、

「ワクワクから行動すること!」

です。


「将来はこうなっていたいな!」

「死ぬときは、こんな風に幸せに死んでいきたいな!」


とワクワクする未来を想像しながら行動することが大切だと、多くの成功者が語ります。


一緒にワクワクする人生を描いていきましょう!



◆編集後記

今日は朝から打ち合わせからの午後いっぱいセミナー受講で、ブログ執筆時間がこんな時間になってしまいました。。。


この老後報告書は、かなりシビアな未来を表しているので、あまり夜に読むものではないなと感じました(笑)

ブログに書いた通り、暗い未来を引き寄せてしまいますからね。


心と時間に余裕がある時に、1人の時間を取って、じっくりと読まれることをオススメします