From:ななころ
プライベートオフィスより

◆日本の未来に対する不安

私は日本の未来に不安を感じている一人です。


・毎年30万人以上が消える加速する人口減少

・3人に1人が65歳以上の超高齢者社会


以前の記事でも紹介しましたが、

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(講談社現代新書)


この本には、これからの日本の切実な問題が記されています。


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人口の将来推計は、景気変動などの他の予想と比べて、極めて信頼性が高いと言われています。

ほぼ確実に予想通りになっていくのです。

人口減少は巨大タンカーのように、急に加速したり止まったりできないからです。


ですから、日本の未来は厳しい現実が待っているのは間違いないようです。


※過去記事参照

2018/06/08「リスクを冒さなければ、安定した生活を送れるか?



◆日本の財政は破綻する?

一方で、人口減少や高齢化の問題と合わせて、

・膨れ上がる社会保障費

・増え続ける日本の借金は1000兆円超

といった日本経済に対する不安も広がっています。


消費税は8%→10%へ増税され、今後は一層消費も冷え込むことでしょう。

老後の2000万円問題もあって、一般の人たちのマインドはどんどん暗くなっていくばかりです。


そして、一部の経済学者や財政学者は、

・日本の国債の暴落するのではないか!?

・日本の財政は破綻するのではないか!?

・ハイパーインフレになるのではないだろうか!?

・新円切替のタイミングでデノミが!?

トンデモ説も含めて、以上のようなことをまことしやかに囁かれています。


私はあくまでも不動産投資家であり、経済の専門家ではありません。


しかし、不動産は経済とも密接に関係している以上、日本経済の未来がどうなるのかは勉強しておかなければならないと考えています。

なるべく先入観を捨てて、いろいろな人の意見に耳を傾けるようにしているのです。


これから日本の経済はどうなっていくのでしょうか?

日本の国債が暴落して、財政破綻するのでしょうか?

あなたはどのようにお考えでしょうか?

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◆これまで考えられてきた理論とは真逆の理論

今、アメリカの若手議員が表明した理論が、日本を巻き込んで、1つの大論争が沸き起こっているのをご存知でしょうか?


とても話題になっているので、勉強熱心なこのブログの読者様の中にはすでにご存じの方も多いことでしょう。


これまでの主流の経済学では、

・国の支出が増え、借金が膨らむと、その国の信用は低下していく。

・どんどん返済負担はしだいに重くなり、いずれ国家の財政は破綻する。

・だから公共投資を減らし、借金を減らし、財政を健全化すべきだ。


このように考えられています。


今の日本が、まさにこの通りです。

社会保障費が膨らみ、日本は国債を発行し続け、借金はどんどん増えている。

やがて返済負担が重くなり過ぎて、いずれ日本の財政は破綻する。

だから、無駄な公共投資などやめて、借金を減らし、財政を健全化すべきだと言われています。


私もこのように考えていました。


あの作家の橘玲さんですら、このような記事を書いています。

日本は財政破綻する確率が高く、政府債務を拡大してインフレにしようと主張する経済学者のことをマッドサイエンティスト呼ばわりするほどです。


=== 記事一部抜粋 ===

日本国破綻に備える、とってもカンタンな方法


 超高齢社会で1000兆円を超える日本国の借金はこれからも増えつづけ、社会保障費が膨れ上がっていくにもかかわらずこれまで消費税増税は先延ばしされ、増税してもその財源は借金返済に使わないというのですから、今後もずっと日本国債への高い信頼が維持できると考える(まともな)経済学者はほとんどいないでしょう。


 現実に、「金融緩和に効果がないなら政府債務をさらに拡大して無理矢理インフレにしろ」という、マッドサイエンティストのような主張をする学者も出てきました。私たちはいまだに、いつ日本国の財政が行き詰まり、国債が暴落し急速な円安が進むかわからない崖っぷちの狭い道をおそるおそる歩んでいるのです。

(2018年11月3日「マネー現代(講談社)」記事より)

=== ここまで ===

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◆真逆の考え方をした理論

しかし、物議を醸しているこの理論が非常に面白いのです。


この理論の中では、

「自国の通貨で借金をできる国は破綻することがない」

「デフレ時はどんどん借金をして、公共投資するべきだ」

とされているのです。


これまで考えられていた経済学とは真逆の考え方。

「天動説と地動説」ほどの考え方に違いがあるのです。


当然受け入れられるわけがありません。

FRB(連邦準備理事会)のパウエル議長を初めてとして、政界や財政界の人たちは、真っ向からこの理論を否定をしています。


しかし、果たしてこの理論は間違っているのでしょうか?

この理論は何という理論でしょうか?

このまま日本は借金を増やしていったら、財政破綻するのでしょうか?

(つづく)



◆編集後記

私はこういった真逆の考え方に意見や主張に耳を傾けるのが大好きです。


もちろんすべての意見や主張を受け入れるワケではありませんが、少なくともどんな意見や主張でも聞くようにしています。

これまで私の頭にはなかった世界を広げてくれ、成長につながる可能性があるからです


普段文化がまるで違う外国人と接していると、そんなことだらけです笑


「えっ?そんな風に考えるだ!?驚」

ということが日常茶飯事だったりします。


たとえば、以前こんなことがありました。

成田空港発15時の便で帰国する予定のメキシコ人女性が、「朝6時頃に我が家を出発する」と言うのです。


特に空港に早く着いて買い物をしようと考えているわけでもないようです。

渋滞すると言ってもそんなに早くでる必要はありません。


なぜ彼女はこんなにも早く家を出ようとするのだと思いますか?


私も不思議に思い「そんなに早く空港に行って何をするのか?」尋ねたのです。

すると彼女から返ってきた答えは、私の予想を超えた答えだったのです。


彼女は「バスが時間通りにくるか、時間通りに到着するか不安」だったそうなのです。


メキシコでは、バスが時間通りに来ることなんて滅多にないそうです。

ましてやバス停に時刻表すらないこともあるそうです(どうやっていつくるか知るんじゃい!?)。


ですから、メキシコと同じような感覚で、「バスは遅れるモノ」と不安で、私たち日本人が考えないような時間に出発しようと考えたのです。


このように、国が違えば文化が違い発想も違います。

また、時代が違えば、天動説と地動説のように発想が違ったりもします。


場所、時間、人によって、考え方はまるで違うものです。


ですから、いろいろな意見や主張に耳を傾けると本当におもしろいのです。