From:ななころ
お気に入りカフェより

カフェでブログ記事を書こうと思ったら、すっかり店員さんと話し込んでしまった。。。

こうやって「お気に入りカフェ登録」→「店員さんと仲良しに」→「仕事場にならなくなる」→「別のカフェを探す」→「お気に入りカフェ登録」という無限列車に乗せられています。


◆285人の借金がチャラに!

スルガ銀行は「定型的な不正融資があった」と認め、シェアハウスオーナー285人の約442億円分の代物弁済を実行しました。

かぼちゃの馬車の代物弁済実行は、昨年3月に続いて2回目となります。


=== 記事一部抜粋 ===

スルガ銀、新たに442億円のシェアハウス債権を譲渡


 スルガ銀行は1日、民事調停を申し立てていたシェアハウス所有者285人の貸出債権約442億円を新たに第三者に譲渡したと発表した。2020年3月に続く2回目の債権譲渡で、債務者は借金をシェアハウスの土地や建物ですでに代物弁済したという。この一括譲渡によって21年3月期の決算では約65億円の貸倒引当金の戻し入れ益を見込むが、影響は織り込み済みとして業績予想は修正しなかった。

 20年12月末時点でシェアハウス債権の残高は約1524億円。今回の対応後のシェアハウス関連の債務者は残り約700人だという。

(2021年3月1日 日経新聞記事より)

=== ここまで ===


スルガ銀行のホームページにも、以下のような案内が掲載されています。

この部分についてはまったくもって意味不明です。

「シェアハウス関連融資は、一般の投資用不動産関連融資とは異なり、マーケットが未成熟で比較する類似物件が少ない中、非現実的な事業計画に基づき、運用実績のない新築物件に対して当社の融資が実行されておりました。その結果、お客さまが実勢価格よりも高値でシェアハウス物件を購入し、いわゆる高値掴みの損害を被られました。当社には、シェアハウス関連融資を実行するに際し、一般の投資用不動産関連融資にはないシェアハウス特有のリスクについて十分な分析を行わず、事業計画の非現実性を看過した等の不適切な対応がありました。」

=== 案内全文掲載 ===
スクリーンショット 2021-03-03 22.44.20
スクリーンショット 2021-03-03 22.44.53
(3月1日スルガ銀行「シェアハウス関連融資債権の譲渡に関するお知らせ」より)

=== ここまで ===


前回の対象オーナーが257名。

そして、今回が285名で合計542名のオーナーが救われたこととなります。


チャラになった借金の総額は880億円。

これすごい金額ですよ。


チャラになったとはいえ、あくまでも帳簿上の話し。

すべてのお金が消えて無くなったわけではありません。

大部分が首謀者たちの懐に入っていると考えると、あらためてすごい事件だなと思うわけです。


代物返済で奇跡の解決をしたかぼちゃの馬車、その後どうなったのでしょうか?



◆スルガから借金チャラを勝ち取った物語


当時は「代物弁済なんてありえない」と批判も多かった中で、かぼちゃの馬車オーナーたちはどうやってスルガ銀行に借金チャラを認めさせたのか?


その奇跡の道のりについては、こちらの本に書かれています。

そこそこ分厚い本なのですが、物語形式で一気に読んでしまいました。


まさか河合弁護士の娘婿もかぼちゃの馬車2棟を購入していたことや、強気の姿勢を崩していなかったスルガ銀行の態度が変わっていく様子など、驚きながら読みました。

今まさにスルガ銀行融資で苦しんでいる人たちにも、勇気を与えてくれる本です。


「スルガ銀行 かぼちゃの馬車事件 ―四四〇億円の借金帳消しを勝ち取った男たち」

3C0F3B0F-49E3-4099-8FD0-704579BD1F5D_1_105_c



◆かぼちゃの馬車オーナーは急いで駆け込め!

今回の第二陣の解決によって合計542名が救われましたが、記事にはまだ「700名」ものシェアハウスオーナーが未解決のままとあります。


まだ半分以上のシェアハウスオーナーが残されていることに驚きを隠せません。

「よくもまぁ、こんなに馬鹿な融資を続けたな」と。。。


ななころのところには今でもかぼちゃの馬車オーナーから相談があります。

その場合は、即座にSS弁護団へ相談するように勧めています。


SS弁護団とスルガ銀行との間で合意がなされており、かぼちゃの馬車を始めとしてシェアハウスに関しては代物弁済が認められるからです。


もしこのブログを読んでくださっている人で、かぼちゃの馬車やその他シェアハウス、コンパクトアパートのオーナーがいたら、相談されてみてください。

(ななころはSS弁護団およびSS被害者同盟とは一切関係がありません)



◆スルガから気になる案内が・・・

かぼちゃの馬車の代物弁済の第二弾が報じられると同時に、スルガ銀行から融資を受けている人へ、重要かつそっけない案内がなされています。


スルガ銀行融資で苦しんでいるすべてのサラリーマン大家が、決して見過ごすことにできない案内です。

1棟モノオーナーにとって重大な内容です。


どういう内容かというと・・・

(つづく)


メルマガでは不動産投資に役立つ情報を毎回2000文字から3000文字書いています。

▼毎週金曜配信のメルマガ登録はコチラ

※登録は無料です。気に入らなかったら即解除もできます。



◆編集後記

勉強熱心で堅実に不動産投資をしている人はいっぱいいます。

限られた自己資金の中でやりくりして、清水の舞台から飛び込むような決死の覚悟で不動産投資に取り組んでいる人もいます。


それにも関わらず、銀行は「エリア対象外」とか「耐用年数がオーバー」とか、あっさりと「当行の規定に沿わない」という理由で融資を断ったりします。

事業性や収益性を一切判断せずに。

確実に儲かり、長い期間に渡って返済し続けることができる物件なのにも関わらず・・・。


一方で、規定に沿った物件にはあっさりと融資したりします。

儲からない物件であったとしても・・・。


金融庁も含めて、銀行の融資制度が、完全に今の時代に合わなくなっているのだと感じている次第です。