From:ななころ
エクセルシオールカフェより
◆ホストファミリーは大変?
流行ってますね〜、民泊!
ホテルはどこも高稼働で宿泊費も高騰。民泊をやっている人は大稼ぎをしているようです。
以前からブログやメルマガを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、我が家では外国人ホームステイを受け入れています。
あんまり大きな声では言えませんが、我が家も毎月10万円〜20万円のお金を頂いており、住宅ローン返済以上のお金を頂いています。
民泊がブームになるもっと前から、子供や自分の英会話向上のためにと、日本に訪れる外国人を家でお迎えしています。これまで30カ国以上200人以上の外国人を受け入れてきました。
「えっ、ホストファミリーやってるの!?大変そう・・・」
そんな風に思われるかもしれません。友人からも「面白ろそうだけど、うちは無理」と言われることもままあります。
ほとんどの人がホストファミリーと聞くと、未成年の留学生を受け入れるイメージだからです。1日3度の食事提供から何から何まで面倒を見て、ボランティアというイメージがあるからです。
でも、我が家のホームステイ受け入れはちょっと違います。
まず未成年は基本的に受け入れません。食事も妻が提供できる時だけです。1週間に1度程度です。自立していて自分自身で何でもできることが大前提です。それなりの財力があって、身分のしっかりした人しか受け入れないようにしているのです。
そのため、これまでホームステイの受け入れを10年以上やってきましたが、「苦痛だ」と思ったことがほとんどありません。楽しく異文化交流しながら英会話を楽しんでいます。

◆モンスター娘
ところが、先日受け入れていたホームステイはなかなか大変でしたよ。。。
ホームステイにやってきた24歳ドイツ人の女の子、小柄でおっとりした話し方の可愛らしい印象とは裏腹で、なかなかのモンスターだったのです(汗)
夜空港から我が家に到着すると、いきなり泣いているのです。。
私「どうしたの?」
娘「空港から乗ったバスの中にスーツケースを忘れてきちゃったの。どーじよー」
私は「えっ!?」と思ったが、まぁ慣れない土地でそういうこともあるよなと思いバス会社に電話。もうすでにスーツケースを積んだバスは空港に向かっているため、戻ってくるのは深夜になると言う。
この日はすごく疲れていたが、その娘と一緒に深夜に荷物を取りに行きました。これはほんの序章に過ぎなかったのです。。。
◆温泉旅行で突然泣き出す
次は、その娘を連れて温泉旅行に行った時のことです。
観光したり、卓球やったり、カラオケしたり、それまですごく楽しそうに過ごしていたのに、夜に急に泣きだした。あまりにも唐突で私も妻も焦った。
妻と心配して「どうしたの?」と尋ねる。しかし泣くばかり。ゴニョゴニョしてて何を言いたいのか分からない。もうほんと24歳の大人とは思えないほど子供だ。
ホームシックになったのかと心配していたら、なんとか落ち着かせながら話を聞くと、やっと事情が分かった!!
ホームシックになったのかと心配していたら、なんとか落ち着かせながら話を聞くと、やっと事情が分かった!!
どうやらこの日は女の子の日だから温泉に入れなくなってしまったことを言えずに泣いていたらしかった。妻「シャワー浴びるだけでも大丈夫だから」となんとかおさまった。
◆早朝から大泣き
3週間のホームステイが終わり、いよいよ帰国の日の早朝、またしても大変な事態になった(汗)
朝5:30にインターホンを鳴らしてきて(泊まっている部屋は別扉)、画面越しで泣いている。インターホン越しでは何を言っているか分からない。
お別れが寂しいのかな、可愛らしいなと思って扉を開けると、、、
娘「昨日の夜まではちゃんと閉まっていたの。でも閉まらなくなっちゃったの。これじゃー帰れない」
スーツケースのファスナーが壊れてしまって閉まらなくなってしまったらしい。見てみるとチャックが壊れている。これでは閉まらない。
パンパンに入れすぎて無理矢理閉めようとするもんだから壊れてしまったんだろう。フライトの時間が迫っていて焦る(汗)
私「とにかくいったん中の荷物を外に出そう」

そう提案してスーツケースの中を開けてビビった。ぐちゃぐちゃに入った洋服。お土産に買った日本のお菓子。子供のおもちゃ箱のようにメチャクチャに詰め込まれていて、これじゃー入るわけがない。

そう提案してスーツケースの中を開けてビビった。ぐちゃぐちゃに入った洋服。お土産に買った日本のお菓子。子供のおもちゃ箱のようにメチャクチャに詰め込まれていて、これじゃー入るわけがない。
仕方がないので、使っていないスーツケースをタンスの奥から引っ張り出してきて彼女に渡し、荷物を詰め替える。
焦る。もう早朝から汗だくだ。。。なんとか荷物を半分に荷物を分けて、ファスナーの壊れたスーツケースと2つにして持って行かせる。
すると、今度は「エクストラ料金がかかっちゃう」と言いだす。説得して持って行かせる。走ってやっとのことで駅まで送り届けた。
涙で始まり涙で終わるホームステイ受け入れだった。。。
数時間後メッセージが届いた。空港ではなんとか時間通りの飛行機に乗れたらしい。ドイツに無事に着いたとも連絡をもらった。
数時間後メッセージが届いた。空港ではなんとか時間通りの飛行機に乗れたらしい。ドイツに無事に着いたとも連絡をもらった。
ふぅ〜、24歳の大人の姿をした、なかなか大変な女の子だった。。。
◆編集後記
ホストファミリーに興味を持ったご家族に聞くと、
「受け入れるのは女の子の方が良い」
と、女の子の受け入れを希望される方が多いようです。
ただ、過去の経験から言うと、男の子の方が圧倒的に問題が少ないです。普段からとてもきれいに部屋を使ってくれますし、部屋もきれいに片付けてくれて帰国してくれます。
ところが、きれいでかわいい女の子ほど注意が必要で、部屋がめちゃくちゃなことが多いです。自分をきれいにすることには長けているのですが。。。
ですので、もしホストファミリーをやってみたいと思うようでしたら、まずは北欧の男の子を受け入ると良いかなと思います。北欧の子は自立している子が多い印象です。
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