2007年03月23日

2500万ドルに縛られた北朝鮮、中国に反発

6カ国協議首席代表である金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官は22日午後、中国の引き止めを振り放って平壌(ピョンヤン)行きの高麗(コリョ)航空旅客機に搭乗した。同じ時刻、中国首席代表である武大偉外交部副部長は会談場である釣魚台で金副相を待っていた。

武副部長は前日、韓日米代表に順に会って会談期間をなんとか延ばした。マカオのバンコデルタアジア(BDA)問題解決を前提に2.13合意と寧辺(ニョンビョン)核施設の凍結・閉鎖案を論議するためだ。

しかし、金副相の上司である金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は「NO」と拒否したのだ。中国が「BDA問題は技術的で金融技法上の問題であるだけ」だとし、会談進行を要求したのに対し、金副相は「突発帰国」カードで対抗したのだ。会談に参加中の外交部当局者は「今日は議長国である中国の体面がくしゃくしゃになるだけくしゃくしゃに崩された日」と表現した。

中国に対する「外交上の欠礼」はこの日午前にもあった。金副相は6カ国協議の枠組みで行われた朝中2カ国会談に「本部局長級」であるキム・ソンギ駐中公使を代わりに出した。相手は武副部長だった。キム公使は非核化実務グループ代表や2人の格と地位は大きく差がある。

このごろ北京外交家の間では朝中間に異常気流が流れていると分析している。一部では「昨年10月の核実験以後、堪忍袋の緒が切れた」と分析した。北朝鮮は中国が米国のBDA北朝鮮の口座凍結に協調したのに続いて、国際社会の対北制裁に賛同したことに対してわびしさを隠さなかった。そのためか北朝鮮外交官らは私的な集まりで「中国がいったい何をしてくれたというのか」「中国は信じられない」という発言をためらわなかったという。

3月初め、金正日委員長が平壌の中国大使館を訪問したのも北京外交家はまた違う解釈をしている。朝中密月関係ではなく、乱れた両国関係を回復させるために政治的なジェスチャーを取ったというものだ。ある外交消息筋は「北朝鮮は6カ国協議で中国が韓日米とまったく同じように核廃棄を圧迫してくることに大きな不満を感じている」と話している。

北京=イ・ヤンス記者


2007.03.23 09:33:17


Japanese JoongAngIlbo


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