2011年01月29日

中野担当相が拉致家族と面会 「拉致はどこへ行ってしまったのか」と家族

中野担当相が拉致家族と面会 「拉致はどこへ行ってしまったのか」と家族 - MSN産経ニュース
中野寛成国家公安委員長・拉致問題担当相が28日、拉致被害者家族らと内閣府で面会した。中野担当相は「担当大臣が度々変わることに政府の一員として心からおわびしたい」と述べた。家族との面会は担当相就任後初めて。

 中野担当相は「政府の責任においてこの問題を解決する義務がある」とした上で「政権が変わろうと、人権と国家の主権を守る方針は堅持したい」と語った。

 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(72)は「担当者がめまぐるしく変わる。北朝鮮や拉致を取り巻く多くの問題が山積しており、『拉致』はどこに行ってしまったのかとの思いがある」と苦言を呈し「家族は年をとり、亡くなった方もいる。一刻も早い解決をというのがわれわれの思いだ」と話した。



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