今回は一泊だったし旅費を圧縮したかったので、宿は難波のネットカフェ。
仕事の疲れも手伝って時間ギリギリまで爆睡し、シャワーだけ浴びて出発します。
さて、今回使用の切符はいつもお馴染み、スルッとKANSAI 2dayです。
昨日の近鉄名古屋からも、青山町までの切符を購入してその先はこの券で乗り回しです。

さて、待ち合わせまで少し時間がありますので、八尾南でも往復してきますか。
と、これで谷町線も半分乗りました。大阪市交通局全体でも、そろそろ完乗率は7割といったところでしょうか。


ということで難波に戻ってきました。
ここで昨日と同じ同行者と待ち合わせ。今日は私が関西私鉄旅を案内します。関西人に関西を案内します。おかしな話に聞こえますがそこはまあその道の者がご案内させていただきますので。

ということで本日は、素人向けにライトな感じでスル関ツアーと参りましょう。
あ、ちなみに今回はほとんど既乗路線ばっかりなので、写真は撮りませんでした。

まずは御堂筋線で梅田へ。私鉄一のホーム数を誇る阪急梅田駅を眺めてから宝塚線急行に乗車。

蛍池で大阪モノレールに乗り換え。
同行者は高所恐怖症らしく、乗る前に「あんな高いところ無理。落ちたら死ぬ。」と全力拒否の構えでしたが、いざ乗せてみたら下の景色を見ながら「人がごみのようだ」と楽しんでいらっしゃる様子でした。どこの大佐ですか。

南茨木まで乗ったら次は阪急京都線。高槻市で特急に乗り換えるときに「特急って別料金はいらないんですか?」と聞いてきたあたり、近鉄沿線民らしい反応だなぁと密かに思ったり。

桂から嵐山線。嵐山からは渡月橋に向けて歩く途中、豚まんとたこ焼きで軽くお昼に。

さすがに週末は人が多いなーと思っていたら、橋を渡ったら更なる大混雑。人込みをかき分けかき分け、なんとか嵐電の嵐山に到着。
ここに来たらお約束の、足湯。
昨日今日とずいぶん歩いたので、程よい暖かさでじんわりと癒されます。

道で売ってたきゅうりを頬張り、休憩を終えたらそのまま嵐電に乗車。

観光客と家族連れでごった返す車内。途中、併用軌道区間にハァハァしつつ嵐電天神川へ。
目の前の太秦天神川で京都市営東西線に乗り換え。ホームで待っていたのはタイミング良く浜大津行きでした。

いつも通り、地下鉄→山岳線→路面電車と堪能。浜大津からは石山坂本線で坂本へ。
そこからケーブル坂本に歩いて、坂本ケーブルでケーブル延暦寺まで。

ここからはバスで比叡山頂まで移動して叡山ケーブルで山を下りて叡電で出町柳に出るつもりでしたが、途中の休憩が長すぎたためにバスに間に合いませんでした。

んで一応バス停で時刻を見てみると、京阪バスの最終京都行がまだあったので、これで山を下りることに。
やってきたバスは、我々が着席してちょうど満席。その状態で右に左に車体を振りまくる豪快な走りで山道を一気に駆け降りるものですから、ちょっとキツかったです。というか、同行者は完全に車酔いでした。

出町柳からはお約束の京阪特急最前列。夜もいい時間になったので、本日の行軍はこれにて終了。


ほどほどの乗車時間で程よく美味しいところをつまみ食いしたかな、という感じの一日でした。


夕飯は新世界に移動して串カツ。最後にもう一度近鉄に戻り、ビスタの二階席に乗って石切から河内平野の夜景を眺めて終了。
西大寺経由で京都に向かい、夜行バスで帰京。

ふと思いましたが、京都から東京に帰るのは帰京でいいんでしょうか。
東京から京都に帰る場合は何と言うのか気になります。


今回は観光も楽しんで、乗り鉄もほどほどに濃いルートを設定したので、トータルの満足度は高かったです。
ということで今回の突発旅は終了。