京成電鉄物語の解説、後半です。
・営団東西線、国鉄総武快速線という超チート路線が立て続けに開業したため、
根こそぎ乗客を奪われる。本線が存在意義を失いかねない前代未聞の事態。
⇒総武線の混雑緩和のために、国鉄も必死だったみたいです。いわゆる「五方面作戦」の一環です。
・成田空港開港にあわせて空港直下駅を作りたいと出願するが、
新幹線の建設を理由に突っぱねられて、空港から離れた場所に駅を開業。
⇒「空港で働く人のための駅」という口実で、第一ターミナルと第二ターミナルの間に駅を作ることになりました。
・その新幹線も結局作られない。
⇒オイルショックと猛烈な建設反対運動で成田新幹線は中止になりました。
・空港アクセス用に作った車両が過激派から放火に遭い全焼。
⇒とばっちりもいいところでした。
・肝心の空港が、これまた過激派のおかげで待てど暮らせど開港しない。
⇒管制塔破壊するとか、かなり過激な過激派でしたね。
・ようやく空港が開港するも、駅が空港から遠いので客が見向きもしない。
乗客:「駅からまたバスなんだったら、都心からバスで行った方が楽じゃん。」
⇒高速道路の渋滞が慢性化するようになってから存在価値を見直されたんですけどね。
・そんなこんなで看板特急が本当に単なる看板の役割しか果たさない。
採算のためにやむなく減便。空港アクセス列車なのに高頻度運転を諦める矛盾。
⇒苦渋の決断だったのでしょう。
・武蔵野線開業で、中山競馬場の客をごっそり持っていかれる。
「貨物専用路線のはずじゃなかったのか!」
⇒東中山駅の乗降客数が極端に減ったとか何とか。
・やりたくもなかったニュータウン路線を、自治体の圧力で無理矢理開業。
⇒北総とか東葉高速とかに嫌々出資してますもんね。
・見通しの甘いニュータウン計画のせいで、当然のように子会社がものすごく傾く。
⇒千葉急が破綻したおかげで、千葉急行線は結局京成に千原線として引き取られましたもんね。
・鉄道がとてつもない大赤字になっても、原因を作った当の自治体は支援する気ゼロ。
県担当者:「ウチだって大変なんだよ!」←誰のせいだ
⇒銚子電鉄も助成金打ち切られて大変です。
・オイルショックでいよいよ経営破綻目前。
⇒日本中の企業と消費者が大変な思いをしました。
・当面の資金繰りのために、虎の子である谷津遊園を泣く泣く手放す。
⇒京成も遊園地を持っていたのです。
・経営陣が困り果ててなりふり構わないリストラを強行するが、
怒った労働組合が独自のストライキを決行。身内の争いで経営危機が加速。
⇒どちらにも同情してしまいます。乗客には関係ないはずのことなんですけど。
・海岸に一番近い路線だったはずが、埋め立てが進んで海岸線が遠くなる。
仕舞には京葉線が開業。海水浴客などの観光輸送も絶望的に。
⇒千葉線は別荘地を走っていたし、目の前が海だった時代がありました。
・ただでさえJRに流れていた客が、新宿線本八幡開業でさらに減る。
⇒「東京の地下鉄が千葉にまで進出してきた! Part2」です。
・アクセス改善の為に地下鉄〜空港の特急運転を打診するが、東京都が断固拒否。
空港アクセス特急車の地下鉄乗り入れ対応設備は結局無駄に。
⇒3扉ロングシート以外の車両は全部お断りされています。
・新線開業で空港アクセス特急の大幅スピードアップ決定。久々の明るいニュース。
着々と準備を進める最中、政権交代で成田空港そのものが存在の危機に。
⇒羽田空港の発着枠が拡大されて、「成田空港要らないじゃ〜ん」という話になりかけました。時の知事もそれを容認すると取れる発言をして批判を受けて数日後に手の平返しと、話題を振りまいてくれました。
根こそぎ乗客を奪われる。本線が存在意義を失いかねない前代未聞の事態。
⇒総武線の混雑緩和のために、国鉄も必死だったみたいです。いわゆる「五方面作戦」の一環です。
・成田空港開港にあわせて空港直下駅を作りたいと出願するが、
新幹線の建設を理由に突っぱねられて、空港から離れた場所に駅を開業。
⇒「空港で働く人のための駅」という口実で、第一ターミナルと第二ターミナルの間に駅を作ることになりました。
・その新幹線も結局作られない。
⇒オイルショックと猛烈な建設反対運動で成田新幹線は中止になりました。
・空港アクセス用に作った車両が過激派から放火に遭い全焼。
⇒とばっちりもいいところでした。
・肝心の空港が、これまた過激派のおかげで待てど暮らせど開港しない。
⇒管制塔破壊するとか、かなり過激な過激派でしたね。
・ようやく空港が開港するも、駅が空港から遠いので客が見向きもしない。
乗客:「駅からまたバスなんだったら、都心からバスで行った方が楽じゃん。」
⇒高速道路の渋滞が慢性化するようになってから存在価値を見直されたんですけどね。
・そんなこんなで看板特急が本当に単なる看板の役割しか果たさない。
採算のためにやむなく減便。空港アクセス列車なのに高頻度運転を諦める矛盾。
⇒苦渋の決断だったのでしょう。
・武蔵野線開業で、中山競馬場の客をごっそり持っていかれる。
「貨物専用路線のはずじゃなかったのか!」
⇒東中山駅の乗降客数が極端に減ったとか何とか。
・やりたくもなかったニュータウン路線を、自治体の圧力で無理矢理開業。
⇒北総とか東葉高速とかに嫌々出資してますもんね。
・見通しの甘いニュータウン計画のせいで、当然のように子会社がものすごく傾く。
⇒千葉急が破綻したおかげで、千葉急行線は結局京成に千原線として引き取られましたもんね。
・鉄道がとてつもない大赤字になっても、原因を作った当の自治体は支援する気ゼロ。
県担当者:「ウチだって大変なんだよ!」←誰のせいだ
⇒銚子電鉄も助成金打ち切られて大変です。
・オイルショックでいよいよ経営破綻目前。
⇒日本中の企業と消費者が大変な思いをしました。
・当面の資金繰りのために、虎の子である谷津遊園を泣く泣く手放す。
⇒京成も遊園地を持っていたのです。
・経営陣が困り果ててなりふり構わないリストラを強行するが、
怒った労働組合が独自のストライキを決行。身内の争いで経営危機が加速。
⇒どちらにも同情してしまいます。乗客には関係ないはずのことなんですけど。
・海岸に一番近い路線だったはずが、埋め立てが進んで海岸線が遠くなる。
仕舞には京葉線が開業。海水浴客などの観光輸送も絶望的に。
⇒千葉線は別荘地を走っていたし、目の前が海だった時代がありました。
・ただでさえJRに流れていた客が、新宿線本八幡開業でさらに減る。
⇒「東京の地下鉄が千葉にまで進出してきた! Part2」です。
・アクセス改善の為に地下鉄〜空港の特急運転を打診するが、東京都が断固拒否。
空港アクセス特急車の地下鉄乗り入れ対応設備は結局無駄に。
⇒3扉ロングシート以外の車両は全部お断りされています。
・新線開業で空港アクセス特急の大幅スピードアップ決定。久々の明るいニュース。
着々と準備を進める最中、政権交代で成田空港そのものが存在の危機に。
⇒羽田空港の発着枠が拡大されて、「成田空港要らないじゃ〜ん」という話になりかけました。時の知事もそれを容認すると取れる発言をして批判を受けて数日後に手の平返しと、話題を振りまいてくれました。