first stint

鉄にバスにモタスポに。そんなオタクのひとりごと。

1日中山道

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2016-10-29 1003M 須原-大桑

「旧中山道」を間違えてこのように読んでしまったアナウンサーがいたそうな。

江戸時代、五街道の一つに設定され、重要な交通路であった中山道。
江戸と京都、どちらから出発するにせよ信濃国へ向けて坂を登っていかないといけないわけで、
正直この読み間違えも言い得て妙な気がしなくもない。

さて、日本の鉄道の歴史は勾配とともにあると言っても過言ではないほどだ。
それを克服する方法は様々あるが、最もポピュラーなのは曲線を描きながら迂回するものだろう。
ゆえに日本の鉄道の歴史は同時に曲線との戦いともいえる。
中山道から受け継がれる大幹線の中央本線も例外ではなく、勾配と曲線が行く手に立ちはだかる。
そんな条件下でもスピードアップは図られていくもので、
日本初の量産振り子電車381系が投入されたのはこの中央西線であった。
以来振り子式車両が多数開発され、現在も活躍を続けている。

ところで中央西線で被写体というと、やはりロクヨン重連が牽引するタンカーであろう。
これらのタンカーは比較的停車が多く、追いかけが可能なスジが多いため、
本命が通過すると撮影地からは蜘蛛の子を散らすように撮影者がいなくなるものである。
バリ晴れのこの日、当然本命の6883レが通過するとほぼ全員が追いかけのため北へ向かい、
残ったのは追いかけはしないと決めていた我々のみ。
ふと時刻表を見ると十数分でしなのがやって来るとのことで、しばし居残ることに。
軽くレールの軋む音が聞こえたかと思えば、軽やかに振り子電車が目の前を通り過ぎていく。

最近では振り子に代わって車体傾斜が主流となりつつある中、
「山道ならまだまだ任せろ!」
そう言わんばかりに今日もその健脚を鳴らし山道を駆ける信濃路のエースなのであった。

1/1

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2016-11-02 回9973レ さくら夙川-芦屋

天気とテンションが完全比例。正直で誠によろしい。

記録的日照不足の数ヶ月が去り、秋がやってきたかと思えば冬のような寒さの今日この頃。
ようやくまとまった晴れに恵まれるようになり、沿線への足取りも軽くなる季節。
そんな秋は車庫公開の季節でもあるようで、JR私鉄問わず多くの車庫でイベントが行われている。
近鉄は電動貨車をわざわざ持ってきて並べるなど、マニアックな内容でファンを楽しませてくれたらしい。
網干総合車両所でも先日公開が行われ、メインゲストとしてこのサロンカーなにわが登場したそうな。

この日は朝から空気の澄み切ったド快晴。
予定はなくともその空を見れば何か撮りたくなって朝からどうにも落ち着かない。
どうやら網干までサロンカーなにわが回送されるらしいので、とりあえず電車に飛び乗る。
見上げればこの青空、それを入れない手はないのでローアン気味のこのポイントへとやって来た。
待つこと数十分、やがてディーゼルの咆哮が大きくなると、
まるでNゲージ「サロンカーなにわスターターセット」とでも呼ぶべき編成が青空の下を駆け抜けた。

流行

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2016-09-06 9866レ 山科

甲種輸送なんてものを撮ったのは何年ぶりのことか。
その重い腰を動かすほどの車両だったということなのだろう。

「流行」。毎年テレビやら雑誌やらでは、「今年はこれが流行!」なんて盛んに宣伝され、
そのスタイルを身に纏った人々が世に溢れる。
その流行りとやらが作り手売り手によって恣意的に作られていることを知ってか知らずか。

そんな話は置いておこう。服飾だけではなく、当然鉄道にも流行り廃りはあるもの。
一昔前はジョイフルトレイン全盛の時代、大口の団臨がバンバン走っていた。
しかし時代は流れ、最近の流行は個人旅行がターゲットになっている。
その筆頭は列車に乗りながらにしてご当地のグルメを味わうことができるというやつ。
しかしこれらは“比較的”庶民向けの代物。
各社が威信を懸ける「流行」こそが「ななつ星」に代表される高級クルーズトレインだ。
西の瑞風、東の四季島と続々現車が姿を現し、クルーズトレイン全盛時代の幕が上がろうとしている。

(思いの外長くなったので続きはこちらへ)
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