IMG_1012 先日卒塾生の宮崎さんが就職が決まり、妹さんと一緒にその報告に来てくれました。

 暮らしに密着した様々な提案を出している某社に就職が決まったそうで、商品開発に頑張りたいとのことでした。

 宮崎さんは受験生時代から自分がやりたいことやるために大学へ行くという明確な意志を持って受験勉強に臨んでいました。​そのためか、受験勉強のスタートが他の生徒よりも遅かったにも関わらずみるみる力をつけていきました。厳しいことで定評のある古文の大倉講師にもがむしゃらに食いついていました。天真爛漫で物事をいつもポジティブにとらえる姿がとても印象的でした。まるで宮崎駿作品にでてくるキャラクターとダブって見えたこともあります。早稲田に合格してからは、チューターとして後輩の面倒もよく見てくれました。私にも生徒目線からこうしたほうが良いのではと、しばしばアドバイスをしてくれました。こちらが指示する前に物事をてきぱきと片付けていってくれていました。今の若いものは指示待ち世代だと言われていますが、彼女に限っては決してそんなことはありませんでした。就活で社長の最終面接を受けたとき、「今の若い世代では消費活動が縮小してきているが、君はどう思うか」と聞かれ、「確かにものを買うという意味での消費は減ってきていますが、その代わり体験とか仲間と楽しい時間を過ごすことには惜しみなく支出しています。減っているのではなく消費の方向が変わってきているのだと思います」と自分の卑近な例を出して答えたそうです。 これを聞いて私はこのような生徒を一時期でも教えることができて教師冥利に尽きるなあとしみじみ思ったものでした。社会に出た後、また近況を報告に来てくれることを期待しています!