NPO法人ノーチラス会は、双極性障害の当事者と家族および支援者による団体です。2年前に夫がうつ病で100日間入院して以来、双極性障害の当事者団体を探していました。ネットで検索したところ、統合失調症とうつ病の団体は、たくさんありますが、双極性障害を専門とする団体は非常に少なく、やっと見つけたグループも休眠中でした。このところ、うつ病に関する書物や講演会は増えていますが、双極性障害はほとんどありません。
ノーチラス会は、双極性障害に特化しているのと、顧問として名を連ねている方々が名の知れた大学や研究機関に所属する人たちなので、怪しげなグループではないだろうと思い、資料を取り寄せて、入会いたしました。しかし、なかなか日程が合わないために、入会後1年以上たってやっと本日(6月28日)、初めて会合に参加いたしました。
参加者は、10人あまり。比較的年齢の若い当事者が多く、家族は私を含めて2人だけでした。皆、率直に自分の体験を語るので、私にとっては大変に参考になりました。北杜夫が双極性障害であることは知っていましたが、夏目漱石、ニュートン、ゲーテ、キャサリン・ゼタジョーンズなどが双極性障害であることを初めて知りました。
話題のひとつに、カミングアウトするか否ががありました。大勢としては,カミングアウトすべきということでしたが、それによって去っていく友人もいるようです。やっと最近になって夫は、病識ができたようで、電話の冒頭で、双極性障害であることを断ることが多くなりました。しかし、多くの人にとって双極性障害という言葉はなじみのないものなので、どこまで相手が理解しているかどうか疑問です。昔から使われている躁うつ病と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
理事長の鈴木映二先生によると、統合失調症と違って、双極性障害の人の怒りには理由があるとのこと。私からみると、きわめて理不尽な怒りようですが、当人にとってみれば、正当な理由があっての怒りなのでしょう。怒りのコントロールに関する本を読んでみようと思います。
やっかいな病気に付き合うことになったのは重荷ではありますが、貴重な体験ができることを前向きにとらえようと思います。できれば、いつかこうした体験を出版につなげたいと、せっせと記録にとどめております。
ノーチラス会は、双極性障害に特化しているのと、顧問として名を連ねている方々が名の知れた大学や研究機関に所属する人たちなので、怪しげなグループではないだろうと思い、資料を取り寄せて、入会いたしました。しかし、なかなか日程が合わないために、入会後1年以上たってやっと本日(6月28日)、初めて会合に参加いたしました。
参加者は、10人あまり。比較的年齢の若い当事者が多く、家族は私を含めて2人だけでした。皆、率直に自分の体験を語るので、私にとっては大変に参考になりました。北杜夫が双極性障害であることは知っていましたが、夏目漱石、ニュートン、ゲーテ、キャサリン・ゼタジョーンズなどが双極性障害であることを初めて知りました。
話題のひとつに、カミングアウトするか否ががありました。大勢としては,カミングアウトすべきということでしたが、それによって去っていく友人もいるようです。やっと最近になって夫は、病識ができたようで、電話の冒頭で、双極性障害であることを断ることが多くなりました。しかし、多くの人にとって双極性障害という言葉はなじみのないものなので、どこまで相手が理解しているかどうか疑問です。昔から使われている躁うつ病と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
理事長の鈴木映二先生によると、統合失調症と違って、双極性障害の人の怒りには理由があるとのこと。私からみると、きわめて理不尽な怒りようですが、当人にとってみれば、正当な理由があっての怒りなのでしょう。怒りのコントロールに関する本を読んでみようと思います。
やっかいな病気に付き合うことになったのは重荷ではありますが、貴重な体験ができることを前向きにとらえようと思います。できれば、いつかこうした体験を出版につなげたいと、せっせと記録にとどめております。