2018年05月21日

世界の新しい潮流と、面白さ

DSCN3782この2日間、俺の中で愉快で面白い出来事があった。


 その1つは、是枝裕和監督の「万引き家族」が、カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールの輝いたことだ。


 それは、表面化しない日本の貧困と生きるための犯罪を犯しながら、底辺で生きる家族を描いたものだ。


 決して褒められたものではないが、貧困や疎外が犯罪に行きつく現実をヒューマンに描いたものだと推察できる。


 ここに、是枝裕和監督の真骨頂がある。決して、現代日本社会を賛美することなく、現実にあるであろう事実をもとに暗部を照らし、人間とは何かを問いたかったのではないか。


 それは、悲惨だけでなく、笑いやヒューマニズムを問うているものと推察する。


 この映画は、是非観てみたいものだ。それはまた、日本の底辺で生きてる人々をクローズアップさせるものだ。


 安倍政権のもと、生活保護費は削られ続け、更に生活保護バッシングまで政治家が行うという非道に、俺は怒り続けてきた。


 日本の底辺で生きる人々バッシングをしながら、一方で企業法人税は下げ続け、あるいは超富裕層に手厚い税制にほとんど批判は聞かない。


 そんな日本社会に、是枝裕和監督は底辺の闇を照らしたのだ。それがまた、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞するという快挙を成し遂げた。


 こんな映画が受賞したことに、世界の審査員とその評価が変わって来たのではないかと思ったのだ。セクハラ告発と合わせて、時代は新しい潮流に向かっている。


 そして、もう1つは、イギリス王室のチャールズ皇太子の次男、ヘンリー王子とメーガン・マークルさんの結婚である。


 言っておくが、俺は日本の天皇制廃止論者である。また、イギリスの王室も必要ないと思うが、それはイギリス人が決めることだと思っている。


 ただ、あれだけ伝統を誇ったイギリス王室が、メーガン・マークルさんという女性の母親がアフリカ系アメリカ人で、離婚歴もあるという経歴を容認し、祝福したことに俺は時代の潮流を感じざるを得ないのだ。


 日本だったら、どうだっただろうか?安倍晋三を始めネトウヨが許さないだろうし、日本のメディアや政治家が大騒ぎしたであろう。それでなくとも、秋篠宮の長女・真子の婚約に際して、どれだけ週刊誌が騒いだか。


 だが、メーガン・マークルさんとヘンリー王子はアフリカ系の来賓を全面に押し出した。更に、メーガン・マークルさんは、女性の地位向上運動にも積極的であり、それをポジティブに打ち出しているのだ。


 いやはや、参った。そして、イギリス国民を始め、世界中で祝福の嵐である。時代は、明らかに新しい潮流の時代なのだ。


 翻って、安倍晋三のお粗末は、太平洋の国々を招いて北朝鮮バッシングをこの期に及んでも行っているのだ。


 恥を知れ!と言いたい。安倍政権下で、この日本社会は腐り続けている。ただ、それでも新しい芽は出つつあると、俺は思っている。

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2018年05月17日

食が大事だ

DSCN3786これまでも、俺は食が大事と言ってきた。


 そのことを、最近特に感じる出来事があった。


 先日、和気町のHさんがやって来て雑談をしていた。その時、種子法廃止の話が出た。


 1952年、日本の主要農産物の種子を守るために国、地方自治体が普及、安定供給に努めてきたものだ。


 その種子法を、2018年4月1日をもって廃止したのだ。ほとんどのメディアが報道することもなく、安倍政権が強行採決したのである。


 理由は、ほとんど語られていないが、いわゆる民間参入をしやすくするのと、より競争力をつけるというものだ。 だが、本当の理由はTPP成立と、日米FTAなどを踏まえて「お膳立て」したものだ。


 それはまた、遺伝子組み換え作物の表示を取り払い、モンサントなど種子グローバル企業参入をしやすくするためにである。


 今も、除草剤・ラウンドアップなどモンサントの農薬は、ホームセンターなどで大量販売されている。すなわち、遺伝子組み換え種子は、そうした除草剤をもってしても枯れない作物(種子)を支配していこうとするものだ。


 食を支配するものは、世界を制覇する。言い方を変えれば、種子を支配するのもは世界を制覇すると言ってもいい。


 そして、遺伝子組み換え作物による健康被害だが、そのことを大手メディアはほとんど報道していない。


 その健康被害について、論評を発表しているのが、未来バンク事業組合理事長の田中優さんである。


 田中優さんは、このラウンドアップ(グリホサポート)やネオニコノイド農薬(殺虫剤)の大量散布によって、作物も土壌も汚染され、化学物質の汚染が多くの自閉症児を生み出しているという。


 今、アメリカでは大豆、トーモロコシ、コットン、菜種にこの遺伝子組み換え種子が使われ、さらに拡大の方向だという。2020年頃には、小麦にまで遺伝子組み換え作物になっていくというのだ。


 この記事を書く前に、スローライフ吉備での報告に目がいった。その人は、長らく石釜パンを製造販売していたが、2017年末に遂に小麦アレルギーを発症し、パン屋を閉めざるを得なくなったというものだ。


 今は、カフェと自然農米、米粉パンやケーキの販売へと形を変えたという。


 それぐらい、現代人の多くがアレルギーや新たな障害ともいうべき自閉症児を生み出している。現代の食をめぐる化学物質汚染が、様々な疾病要因になっているということである。


 更に、俺の中で疑問に感じるのは、一代交配種子(F1)がかなり増えてきたことだ。種子メーカーが、売らんがために一回きりの種子を広めようとしているのである。これも危ない気がしている。


 こうして在来種がほとんどなくなり、危ない種が世界を支配すると、食そのものが健康被害に結びついていくのだ。


 だからこそ、無農薬の意義と拡大、そして種取りも重要だと考える。なかなか大変な作業だが、全てでなくとも種取りも少しづつだが実施している。


 食は体を作り、健康を生み、生命体の再生産を可能にしていくものだ。だからこそ、食を粗末にしてはいけない、と俺は思っている。


 そして、出来る限り安全な食べ物こそ、健康に生きていく一番重要な事柄である。ただ、そういう発想が大体の男に少ないのが残念である。
 

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2018年05月14日

「道徳」が腐っていく

DSCN3783柳瀬唯夫元首相秘書官の国会質疑を見ていて、この国は本当に腐っていると感じた。


 官僚トップになる連中のほとんどは、ゴマすりばかりだということだ。


 明らかにウソと分かる答弁をしながら、「誠実に答えました」という。


 行政のトップである安倍晋三を筆頭として、これだけウソで固めた政権は知らない。


 言わば、ウソで固めないと利益誘導や背任が明らかになるからだ。


 政権ぐるみの汚職と腐敗をどうしたら言いつくろえるのか、必死で取り繕っても膿は出てくる。


 更に、麻生太郎の差別体質がにじみ出た発言の数々など、どう考えても行政のトップたりえない。


 それでも、政権にしがみつき、「膿を出し切ります」と更にウソを重ねる。「道徳」などあったものではない。


 だが、今年から「道徳」が教科として位置づけられた。成績表に評価をするという。だが、当たり前の「ウソをついてはいけません」というのは、反語としてあるのか。何が評価基準なのか。


 要するに、権力を持った者には逆らうな。権力擁護のためなら、平気でうそをつけ!と教えるのか。それで育ってきたものが、設計偽装や建築法違反など犯罪を犯しても組織のためにやった、と言えば許されるのか。


 そんな日本社会に成り下がりつつある。こんな社会に未来があるはずもない。日本は、急速に日の沈む国に沈没しつつある。


 あえて言えば、それでもいいと思っている。こんな国が、大手を振って「大国」だの「先進国」だのと大きい顔をしてることが、世界にとって害悪である。そして、一度地に落ちて、そこから新たな未来社会を展望するのもいいと思っている。


 そういう意味では、この間防衛省で新たな日報が見つかったり、財務省で森友学園との交渉記録500ページが見つかったり、愛媛県が柳瀬唯夫のウソを証明する名刺など公開したりと、膿は出続けている。ウソは必ず、いつかばれていくのだ。


 更に、これから野党の追及や、民衆の決起が求められている。世界史は、革命の歴史であり、腐敗と背信に民衆が立ち上がって、時の政権を打倒したのだ。


 お隣りの韓国では、朴槿恵大統領を民衆が打倒したのだ。民衆が立ち上がったからこそ、検察も動かざるを得なかった。そして、朴槿恵は大統領から引きずり降ろされ、逮捕されたのだ。これこそが民主主義である。


 そんな例を身近に見ているのが、日本社会ではないか。だから、安倍晋三や麻生太郎がいつまでも生き延びることなど、歴史的にあり得ない。


 だからこそ、時に孤立しても声を上げ続けなければならない、と思っている。あの前川喜平氏は、決して沈黙していないし、香山リカさんはネトウヨからのすさまじい罵詈雑言に負けてはいない。


 多くの声を上げ続ける人は、様々な攻撃を跳ね返以して、強く生きている。だからこそ、様々な困難の後に大きな喜びがあるのだと思っている。試練こそ、大きな喜びの元である。

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2018年05月10日

愚か過ぎる安倍では、平和は来ない

DSCN3780昨日、日中韓首脳会談が行われた。


 相変わらず安倍晋三は、北朝鮮に対して「最大限の圧力」や「経済制裁」一辺倒の主張を行った。


 核兵器や弾道ミサイルの完全な廃棄抜きに、北朝鮮への敵対をやめないというのだ。


 こんな主張を100年やっていたところで、何の進展もない。


 韓国や中国は、とっくに使い古された制裁路線から平和路線に転換したのだ。それをいまだ安倍晋三は声高に叫んでいるが、それだけで北東アジアの平和が構築できるのか。


 当たり前のことだが、「対話」こそが平和への転換を導き出したのだ。金正恩は、意外と戦略的思考で持って行動していると思わざるを得ない。安倍晋三より、よっぽど上手だ。


 それに、安倍晋三は相変わらず「拉致問題」の解決を韓国、中国にお願いしたというが、恥ずかしさを通りこして、もはや愚かというほかない。


 日朝の課題を、いつまで外国頼みにするのか。あたり前のことだが、制裁など言わずに、日本が戦前の朝鮮半島にしてきた植民地支配や侵略戦争、強制連行への謝罪や補償が先なのだ。


 そのことを抜きに、いまだに支配者のごとく振る舞い、居丈高に核を放棄しろ!ミサイルを放棄しろ!と叫んでみても、何の未来もない。


 それどころか、日本は、安倍政権はどうして核兵器禁止条約に批准しないのか。アメリカ、ロシア、中国は核兵器保持国である。そして、核兵器を減らそうともしていない。アメリカ・トランプは、最近では核兵器の小型化進めるとさえ言っている。


 こうした動きに、何の反対意見も述べず、更に核兵器禁止条約を批准しない。この条約は、「被爆者」という言葉をもって、日本の被爆者に寄り添って条約化されたものだ。まさに、日本こそ真っ先に手を上げなければならない条約なのだ。


 アメリカの核には一切注文を付けず、北朝鮮の核・弾道ミサイルのみ「不可逆的方法で廃棄」などと居丈高に言う安倍晋三はダブルスタンダードそのものではないか。


 せめて、核兵器禁止条約に加入してから言え!と言いたい。核兵器禁止こそが、人類の平和への大きな道筋である。それを、核の傘に入るとか、核抑止力などと言っている人間が、北朝鮮の核・弾道ミサイルは認めない、など言えるのか。


 更に、当たり前のことだが、アメリカ・トランプは決して信用できない人物だ。そのトランプを前にして、すぐさま言いなりになることなど出来るはずがない。それでなくとも、イランとの核合意を一挙に破棄する人物である。


 そんな平和と緊張の時代に、俺は文在寅韓国大統領を全面支持をする。人間の心が顔に現れるというが、文在寅は晴ればれとした心を持っている。


 一方、安倍晋三は愚かさが全てに出ているとしか言いようがない。こんな首相のもとでは平和は来ない。改めて、あの記者会見を見ていてそう思ったのだ。

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2018年05月07日

ゴールデンウィークも関係なく

DSCN3778昨日まで、世間はゴールデンウィークだった。


 ただ、俺にとってはゴールデンウィークも関係なく、忙しい日々を送っている。


 特に、この5月〜7月までは1年で一番忙しい時期だ。


 それは、畑と田んぼにかかりきりになるシーズンでもある。


 5月1日は、稲の消毒と水漬け。そして芽が出だした頃の苗代への移植と進む。昨日は、箱苗準備と苗代への移植でほとんど1日を費やした。


 本当は、岡山での憲法集会に行きたかったが、夕方からの今日にかけての雨予想に準備を早めた。


 それに、ほとんど毎日草刈りに追われ、夏野菜の支柱立てとか日々の作業の追われている。


 考えてみれば、この時期一番多くの野菜を栽培していることとなる。タマネギ、ジャガイモ、ヤーコン、ズッキーニ、カボチャ2種類、絹サヤ、スナップエンドウ、グリンピース、ソラマメ、イチゴ、ニンニク、水菜、小松菜、サンチュ、サニーレタス、トマト3種類、長ナス、白ナス、キャベツ、ピーマン、ラディシュ、サトイモ、シシトウ、ゴーヤ、ニンジン、キューリ、マクワウリ、スイカ、アスパラ、ネギなどである。


 これらは、収穫時期のものもあれば、まだ植えたてのものや、苗のものもある。ただ、それらがすべて成功するとは限らない。これから失敗も山ほどある。


 それでも、まずは植え付けないと始まらない。そんなことで、次から次へと植え付ける。そして、旬のものを出荷する。ただ、これらの世話は大変である。だから忙しい。


 それに、日々草が成長するので、ほとんど毎日草刈りを行っている。それでも、10日ほどすると、もう草は新たに成長する。だから、除草剤を撒く人の気持ちも分かるが、これだけは倒れるまでやらないつもりだ。


 そんな日々に、いよいよ稲の田植え準備が重なってくる。昨日、雨の前に苗代へ箱苗を移植したが、発芽まで冷や冷やである。それは、俺の苗代は水苗代ではなく、畑苗代だからだ。


 毎日水やりをしながら、発芽を促し、それを田植えが出来るまで成長させていく。時に、水やりが滞り、苗が赤茶けたことがあった。もう、その時は冷や冷やで水やりを多くした。


 ただ、もう亡くなったが、長老のAさんは「稲は、強い作物じゃ。だから、少々のことでは枯れない」と言われた。最近、俺もそう思う。ただ、本来は水苗代にしたいのだが、池の水を自由に使えないので、小川のないこの鶴海で俺は畑苗代にしているのだ。


 そんなこともあるが、いよいよ田植え準備も始まった。今年は、6月16日〜17日にしようと思っている。6月10日が、この地域での池の水の解禁日だからだ。


 今年の田植えは、厳しいことを覚悟している。手植えを貫いてきたが、少人数での覚悟である。そんな日々だが、それでもこの時期はやっぱりいい時期だ。


 そんな日々の6月6日早朝、クロの夢を見た。山のホテルでクロがいた夢だ。元気いっぱい、なぜか滝つぼに飛び込むのだ。しばらく、浮き上がってこない。しかし、がばっと浮いてきたクロは首輪をしていなかった。


 「クロ、どうして首輪がないのや!」と言った途端、目が覚めた。涙がにじみ出た。


 しばらくは、やっぱりクロのことは思い出しながら、生きていくようだ。それもいいかなと思っている今日この頃である。

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2018年05月04日

5/3 大阪憲法集会への参加

DSCN37685月3日、、今年の憲法記念日に俺は大阪の集会に出かけた。


 JR天満橋に着くと、大音響の右翼の車列ががなり立てていた。


 くそったれ!と思いながら、それでも精々15台ぐらい、乗っているのは1人か2人である。


 ちょっとヤジを飛ばしたが、大音響にかき消される。憲法集会へのプレッシャーをかけているつもりだ。


 だが、大阪・扇町公園は大勢の人波で、みるみる人で埋まっていった。皆この時代への危機感が強いのだ。


 俺も、勿論アベ政治を許さない!という思いで、一人でも多くの人で埋めることを思って大阪までやって来た。



 それに、最近ファンである香山リカさんや川口真由美さんが来るというミーハー感覚でも参加した。2人とも、憲法のみならず、沖縄への熱い思い、そして常に少数者への熱い思いに俺は共感していたのだ。


 だから、何人かに参加を呼びかけた。そんな俺の呼びかけに快く応えてくれた仲間がいた。嬉しいことだ。そして、この日の集会参加者は2万人を越えたという。


 そんな中、香山リカさんの発言は、朝鮮半島南北首脳会談に触れ、「本当に人を動かすのは平和だ。対話こそ、平和の道を切り開いてきた。私たちは正しかった。平和のために手を取り合う、これこそが積極的平和主義です。


 皆さん共に、胸を張って誇りをもっていきたい。同時に、沖縄への理不尽さを許さず、アジアの平和のために積極的に行動していきましょう」と述べられた。


 全く同感であり、様々な人が今立ち上がりつつあるのを実感した。国会議員団の挨拶には、それほど心動かなかったが、平和行動委員会の若い女性が、街頭でアンケートを取ってみると、9条改憲への賛成が1割、反対が6割だったという。それに、平和のために何かをしたい、と答えた数が96%に上ったという。


 みんなこの時代に危機感を覚えてており、何かのチャンスがあれば自分も何かをしたい、と考えている人が多いと発言された。


 更に、関西沖縄連帯行動の人が発言し、沖縄辺野古集中行動日の4月23日からの6日間で、総勢4700名もの人が結集した。ダンプを完全阻止は出来なかったが、600台ものダンプを止めた。


 まだまだ闘いはこれからであり、もっともっと本土から沖縄・辺野古に参集する必要がある、と参加を呼び掛けた。関西を中心とした郵便労働者も、この7月や様々な形で辺野古連帯行動を予定している。


 決して、アベ政治に負けることなく、みんな1つでも2つでも行動していこうと熱い思いを抱き続けている。この時代、絶対負けない意志の持続こそ、時代を開くと思っている。


 そして、そんな時代に答えるかのごとく川口真由美さんとおもちゃ楽団の熱い熱いメッセージソングである。辺野古で歌われている歌から始まり、俺の大好きなオラシャヤーンや韓国ローソクデモで歌われた連帯の歌など、素晴らしいメッセージソングだった。


 こういう場に立っていること、そして共感・共同の輪にいることを、俺は嬉しい思いで共有できた。

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2018年04月30日

クロが行方不明に

DSCN3695弱っていたクロが、4月26日から行方不明になった。


 前日は、朝からけいれんを起こし、連れ合いが長時間さするとよみがえった。


 その後、結構エサも食い、元気を取り戻したかに見えた。


 26日朝、外のソファーで座っていたクロはそれほど弱っては見えなかった。


 そこで、俺が呼ぶと、しばらくして寄って来たが足がふらふらだった。そこで、エサをやったのだが、ほとんど食べることなく、エサ箱をひっくり返し、放してやると納屋に入っていった。


 ま〜、いいかと思って納屋を見ると、奥に首を突っ込んで寝転がっていた。しばらくほっておいて、見に行くとやっぱり同じ姿勢だった。一度外に出してやろうとしたら、嫌がって他のところに首を突っ込んで動こうとしない。


 それで、仕方なくそのままにしておくと、今度は全く姿が見えなくなった。それで思い当たるところ、探し回ったが見つからない。何度も呼んでも来ない。


 それから、納屋や考えられる家回りを捜したが、見つからない。翌日も念のために、そこら中を捜しまわったが、見つからない。


 それから今日で5日である。多分、ふらふらしながら山へ帰った、自然のもとに返った、と思わざるを得ない。


 そんなクロのことを考えると、自然と涙がにじみ出た。何度も自然と涙がわいてくる。最近、こんなことは初めてである。


 13年間共にしたクロが、俺に葬られることなく、自然に帰っていったのだ。泣けてくる。


 クロは、俺にとって仲間であり、苦楽を共にした仲だった。イノシシとの格闘では、俺と共に格闘してくれ、俺を助けてくれた。


 そんなクロに、俺は結構つれなかった。そんなによしよしもせず、時に散歩もおざなりになった。それでも、クロはいつも俺を見つめていてくれた。時に、置いていくと結構寂しがって吠えた。


 そんなクロだったが、この冬に急速に弱っていった。マイナス11℃という朝も、ソファーで寝ていた。小屋に毛布を入れて入るよう促しても、入らずソファーが寝床だった。


 それが、クロの弱りを速めたのかもしれない。それでも、2月中旬に、少し調子がいい時に龍王山(220メートル)に登った。この写真は、その時のものだ。その後も登ろうと誘ったが、嫌がった。


 その後、散歩も嫌がり、結局放して、その辺でうんちやおしっこをした。更に、徘徊のようにふらふらして溝に落ちたりした。


 そして、帰らぬクロとなった。こんなに寂しいものとは思わなかった。それぐらい俺の心にいつしか入っていたのだ。


 思えば、2006年2月、神戸の捨て犬ボランティアの人から1歳のクロを譲り受け、数々の思い出を作ってくれた。いつも元気いっぱいのクロに振り回された時期を越えて、俺を助けてくれた。感謝、感謝である。


 クロよ!、天国から俺たちを見つめ続けて欲しい。それでも、急に戻ってくるような気がしているのだが。

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2018年04月26日

情けない安倍外交

022外交の安倍だと喧伝するが、何の成果もあげられない。


 「地球儀を俯瞰する外交」と言えば聞こえはいいが、カネをばら撒くだけである。


 最近では、安倍政権の重要政治課題と言い続けてきた「拉致問題」すら、無策である。


 アメリカ・トランプにお願いしては、「米朝会談で取り上げる」とリップサービスされただけで、有頂天である。


 何の確証もなく、拉致問題が解決すると考えたとしたら、子供のおねだりである。一方で、貿易問題ではトランプの言いなりである。


 更に、韓国・文在寅大統領にも拉致問題を取り上げてくれ、という。俺から言わせると「恥ずかしくないのか!」と言いたい。


 一方で、世界を飛び回っては、「北朝鮮への最大限の圧力を!」と安倍も河野も触れ回っている。それを、北朝鮮が好意的に受け止めると思っているのか。通常の義理人情さえ分かっていない。お粗末そのものである。


 「話し合いのための話し合いでは意味がない」と、安倍晋三は言い続けてきた。だが、韓国・文在寅政権は「対話」から平和的核放棄の道筋の端緒についたのだ。まだまだどうなるか分からないが、それでも「対話」こそが現在の緊張緩和に動いているのだ。


 だからこそ、現在の緊張緩和と対話の道をさらに推し進めることこそ、核に拠らない平和の道だ。だから、俺は文在寅の対話路線を全面支持する。戦争は、全ての人を不幸にさせるからだ。


 一方、アメリカ・トランプはまだよく分からない。いつ、戦争の道に進むか分からないのだ。だからこそ、唯一の戦争被ばく国日本の首相は、トランプに「戦争だけは絶対やめてくれ!」というのが、普通の感覚である。


 それを、安倍晋三は「トランプ大統領と100%意思一致しました」などと、戦争さえ辞さないトランプに同調し、時に煽っているのだ。


 こんな安倍晋三を、いまだ首相に据えているのが日本の不幸である。戦争になれば、日本は主戦場となるのだ。あるいは北東アジア全体が取り返しのつかない修羅場となる。そんな犠牲が発生してから、後悔しても始まらない。


 それに、拉致問題一つとっても、日朝直接対話抜きに解決などあり得ない。まずは、結論は2の次にして、直接対話しかないのだ。それは、日本の言い分だけでなく、侵略戦争被害補償が先である。


 こんな思いを抱いていた時、「ビッグイシュウ333号」で前川喜平氏が、俺と同じ思いを抱いていたことに嬉しくなった。


 前川喜平氏は、もし憲法を変えるとしたら「国民は」を「すべての人は」に変えるべきだという。更に、朝鮮学校も無償化を対象とすべく制度設計した、という。


 俺は、これに加えて「天皇制の廃止」である。しかし、前川喜平氏の先見性と、こんな官僚がいたことに俺は嬉しくなった。


 それを排除していることに、「これでは国が率先して民族差別を煽っているようなもの」と前川喜へ氏は言う。


 まさに、差別を煽り続け、現在のネトウヨを生み出し続けているのが安倍晋三である。そうしたことも含めて、俺は安倍晋三の打倒なくして民主主義はないと思っている。

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2018年04月23日

自然循環と持続可能性

DSCN3760いよいよ春本番というか、一挙に夏日である。


 今年2月、極寒を経験しながら、一挙に夏日になると体がついていかない。


 それでも、野菜や山菜はけなげに成長をしてきている。


 特に、山菜は除草剤や殺菌剤など農薬使用の畑では見ることができない。


 その点、わが農場の畑や果樹の下では、まず山菜から芽を出し成長し、そして春野菜へと繋がっていく。これが自然だと思っている。


 山菜は、少し苦みを伴い、冬場の体内の毒素を抜くとされている。これも自然の循環である。


 それが今、大きく変容しようとしている。いつの季節であろうと、全ての野菜が店頭に並ぶのである。旬の野菜こそ、体が求めている野菜であるにも関わらず、それすら季節感をなくしている。


 温野菜や、体を熱から冷ましてくれる夏野菜など、ほとんど関係なく野菜が店頭に並ぶ。野菜を採ればいい、ということではないのだ。旬の野菜こそ体にいいのだ。


 そんな一方で、日本の野菜や穀物は安全、安心だという一方的情報が流布され続けている。果たしてそうなのか。原発事故による放射線の拡散だけではない。


 それ以上に重要なのが、農薬の日常的散布である。殺虫剤に殺菌剤、それに除草剤散布で日本は農地面積当たり農薬使用量世界一なのだ。


 今、日本ミツバチが絶滅の危機に陥っている。ミツバチが、多くの場所で死滅しつつあるのだ。


 農薬使用量2位、韓国。3位、オランダの順番である。ただ、最近はヨーロッパでのオーガニック野菜の広まりにオランダでの使用が減少に向かっている。


 その一方で、日本ではテレビコマーシャルでさえ、除草剤「ラウンドアップ」が平気で流され続けている。これこそ、遺伝子組み換え種子で世界制覇を狙うモンサントの除草剤である。


 日本におけるウソ情報である安心、安全という情報操作が、いつの間にか人々を洗脳しているのだ。


 その一方で、日本のメディアを通してサプリメント大洪水である。本来なら、通常の食を通して摂取されるはずのビタミンや様々な栄養素をサプリメントを通してしか摂取できないとしたら、それは異常である。


 そうした感覚すら、今や喪失され続けているのである。これが日本の現状である。だからこそ、今や成人病が多くの世代に蔓延してきているのだ。


 例えば、一つの例として、除草剤を畦に撒き続けると畦が崩れ、流れていく。それぐらい自然の生態系が崩れていくのだ。あるいは、山菜など決して生えない。


 そして、季節に関係なく野菜を摂取するということは、栄養素さえ摂取できない。あるいは、水耕栽培など本来の土壌微生物から、取り入れられる栄養素は摂取できない。だから、サプリメントが必要になってくるのだ。


 俺は、政治の危機もあるが、こうした食に対する無関心が日本の民衆の体を蝕んでいる、と思えてならない。


 食について、騙され続けては、いくら長寿になっても不健康な長寿でしか生きられない、と警告したい。

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2018年04月19日

岡山「戦争法」違憲訴訟から

DSCN376318日、岡山地裁で開かれた「戦争法」違憲訴訟に参加した。


 この日も、93席ある岡山地裁101号法廷は、ほぼ満席である。


 いつも多くの原告・支援者で満席となる「戦争法」違憲訴訟も第5回を迎えた。


 今回は、若手弁護士(男性、女性)2人による「戦争法」がどういう経過を経て強行採決、違憲の立法措置へ至ったのか、明白に述べた。


 とりわけ、これまでの法制局見解として違憲であった集団的自衛権が、安倍政権のクーデター的解釈変更で強行採決されたことの違憲性を明白に明らかにした。


 更に、これまで「非戦闘地域」に限定とされてきたPKO協力法すら逸脱し、戦闘行為のすぐそばで「兵站」を担うことそのものが、他国の武力行使と一体になるものだ指弾した。


 併せて、米軍等の部隊の武器等を防護するため、平時から自衛官に武器の使用を認めるもであり、専守防衛に反し、違憲であると指摘した。


 これらは、憲法9条1項、2項に反し、武力行使に当たり、戦争に容易につながっていく、として違憲そのものだと明白にした。


 口頭弁論終了後、弁護士会館での総括集会で、弁護団から「我々は第8準備書面まで提出し、違憲性をことごとく明らかにしてきたが、国はほとんど反論らしい反論をしていない。憲法判断から逃げ続け、損害はない、として裁判所に憲法判断から逃げさせようとしている」と、説明された。


 同時に、「是非、多くの原告から怒りや精神的被害も含めた陳述書に協力願いたい。これまでも、かなりの陳述書は出しているが、もっともっと増やす必要がある」と述べられた。


 更に、「今、東京地裁では原告10人の証人尋問が行われており、この5月11日には残る3人の証言がある。ただ、この4月から裁判官を変え、最高裁中枢から直接の交代で一挙に結審へ向かう可能性すらある」と言われた。


 その一方で、「今、全国で21地裁で争われており、もうすぐ名古屋地裁でも提訴に向け進めている。我々は、どこかの裁判所でこの裁判を勝ちきりたい。特に、この岡山地裁でこそ勝利したい」と言われた。


 全くその通りだと思ったのだ。同時にこの間の南スーダン日報や、イラク日報が続々出てきて、それらを有効に証拠として提出したい、と述べられた。


 すなわち、PKO法ですら「非戦闘地域」に復興支援をするとしながら、まったくその法律すら守られず、戦闘行為そのものの現場に自衛隊を派遣し、命の危険にさらしている。


 これが、今後集団的自衛権のもと、海外派兵されていくなら命の危険は格段に危機的状況となる。だからこそ、違憲判決をもって「戦争法」を撤回させていくことが重要だと言われた。


 様々な闘いが、全国つづうらうらで闘われており、この岡山地裁でも毎回大法廷を満杯にする傍聴として闘われている。俺は、この原告団や弁護団の心意気に意を同じくしたい。そして、出来る限り参加したいと思っている。

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