2024年05月23日

民営化は、成功したのか?

DSCN352113日(月)、同じ備前市内に普通郵便を出した。


 その郵便が、届いたのが17日(金)である。


 同じ市内で、4日間もかかっているのだ。それも13日午前に出したものが、17日午後である。


 聞けば、備前郵便局で区分けをせず、すべて総社集中局にそのまま送られるという。


 それから、備前郵便局に送り返されてきて、時間が経過したという。夜間帯の区分け人員を減らしているので、こうなったという。


 この例は、一例であり、これまでも神戸などから1週間近くなったものさえある。


 そんな郵便事業だが、この10月から封書は110円、はがきは85円に値上げするという。


 その理由として、消費税上乗せ分を除いて、30年間値上げしてないから、と説明を受けた。


 ついつい俺は、「値上げし過ぎだろう」と言ってしまった。値上げして、配達のスピードは上がるのか?と聞くと、それは同じです、という。


 これには、俺は文句を言わなかった。あまり現場で文句を言っても仕方がない。


 かって、郵便は翌日配達が売りだった。それが、郵政民営化後どんどん後退した。人員削減を重ねてきたからだ。それだけでなく、非正規化も進行し採用者の大半は非正規労働者である。


 加えて、土曜日休配をしたのに、この郵便料金の大幅値上げである。聞けば、郵便事業は赤字なので、郵便離れは織り込みずみだという。


 簡保不正といい、振込料有料化など、民衆にとって郵政民営化は何が良かったのだ!と言いたい。
小泉純一郎と竹中平蔵に騙されただけではないか。


 国鉄民営化も、同じ構造なのだ。分割民営化など、最悪の民営化である。最も儲かるJR東海だけが一人勝ちし、何の必要性もないリニア新幹線に何兆円もカネをつぎ込んでいるのだ。


 自然を壊し、生態系を破壊し続け、各地で工事がストップし続けている。急いでいるのなら、飛行機だってあるのだ。ここまで自然を破壊して、何の意味があるのだ。


 本来、黒字路線の収益で、赤字路線を維持するという本来の役割が無くなってしまったのだ。


 だから、俺が住む地方は廃線の危機と列車運行本数が日々削られ続けている。夜間など、午後9時台で終わりである。


 あるいは、北海道、九州、四国などローカル線は次々廃線である。人口減少の悪循環なのだ。


 俺は今、こうした民営化がもたらす負の側面を見据えないと、本当に生活困難を加速させると思っている。


 特に、今一番問われるべきは、水道の民営化である。能登半島地震を見た時、仮に民営化していれば国は、これは民間の仕事です、と逃げていただろう。


 だからこそ、最も大事な生活インフラを守るためにこそ、民営化を許してはならないと考えている。
 

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2024年05月20日

食料自給率38%の現実

IMG_0703日本の直近の食糧自給率は、38%である。


 これをどう考えるかだが、実はそれ以上に自給は少ないのだ。


 まずは、種子、化学肥料、農薬などほとんどが輸入である。


 除草剤のラウンドアップなど、アメリカのモンサントの農薬である。今は、ドイツ企業に買収された。それは、農薬被害賠償で多額の損失を出したからである。


 そんな農薬が、日本ではホームセンターなどで一番に売られている。種子も、ホームセンターで種子の裏側を見てほしいが、ほとんど外国産である。


 また、牛、豚、ニワトリなどの飼料も、9割以上輸入である。特に、ニワトリなどの飼料は、100%飼料用トーモロコシだったりする。


 加えて、農業用のハウスなどで使う灯油、あるいはトラクターなどの農業機械は軽油やガソリンなどすべて輸入に依存しているのだ。


 こうして考えた時、実際の自給率は10%ぐらいという専門家さえいる。輸入が止まれば、たちまち食料飢饉である。


 この現状に、岸田政権は全く危機感など持ち合わせていない。それどころか、農業支援にカネをかけず、莫大な軍事費にカネをかけ続けている。


 それどころか、アメリカ軍には毎年3000億円からの「思いやり予算」という名の「貢ぎ予算」を拠出しているのだ。


 そればかりか、沖縄・辺野古に1兆円から予算をつぎ込んで新基地建設に邁進している。それも、完成する目途など全く立っていない。


 こうして、軍事に突出したカネをかけ、アメリカの武器を爆買いしているが、全く間違っている。


 それは、日本は絶対に戦争などできない国なのだ。たちまち、民衆は飢え死にするのだ。


 その理由は、まずは戦争状態になって、日本を取り囲むように機雷を数千発投下されれば、もう貨物船など入港できない。あるいは、潜水艦で何隻か貨物船を沈没されれば、もう貨物船は入港できないのだ。


 紅海で、イエメン・フーシ派によるミサイル攻撃だけで、アフリカ周りに貨物船が迂回しているように、海上封鎖は危機と隣り合わせなのだ。


 1か月、食糧が輸入ストップするだけで、日本の民衆はパニックになる。それが、6か月続くと餓死者が続出するのだ。


 あるいは、通常ミサイルで原発に当てるだけで、もう日本はお終いなのだ。その危機感をどう感じているのだ。


 日本の立ち位置は、絶対に戦争回避と外交しか残されていないのだ。アメリカなどに頼ったところで、この危機的現実はどうしようもない。


 だからこそ、中国とも、朝鮮とも、平和的外交に努めることなのだ。居丈高に振舞ったところで、何のプラスもない。


 今、問われるべきは原発の即時廃炉と、食糧自給率の100%自給を目指し、軍事予算を削り、農業支援しかないのだ。


 この国の弱点こそ知り、そのことの克服に向けて以外に日本の生きる道はない。俺は、そう思っている。

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2024年05月16日

仮に、6月解散、総選挙があって勝てるのか?

IMG_0700岸田自民党の、悪あがきとでもいえる様相を深めている。


 政治資金問題では、規制をするという根本問題から、逃げ続けている。


 あるいは、最も喫緊の能登半島地震への災害復旧は、ほとんど何もやっていない。


 その裏で、一方的に社会保険料を引き上げ、物価高対策すら放棄したままだ。


 そんな無残な岸田政権だが、もはや倒閣運動しかないのに、一方で俺は危機感を覚えるのだ。


 それは、仮に岸田が、6月解散・総選挙に打って出たとき、立憲民主党が多数派になれるのか、と言えば極めて疑問だということである。


 というのも、現在俺が知りうる限りで立憲民主党の候補予定者は180人である。200人すら届かない候補予定者で、定数289人の小選挙区に109人も立てれらずにいるからだ。


 最初から、負けているではないか。そんな穴埋めに、国民民主党をあてがうとしたら全くの間違いである。彼らは、憲法改正派であり、自公政権の補完勢力であり、いつ連立入りするか分からないのだ。


 また、俺が最も支持するれいわ新撰組の現在の立候補予定者は、わずか12人である。これでは、俺が望む20人の当選者には候補者の段階から、程遠い。


 もう6月の会期末まで、1か月少々である。この期間に、立候補者を揃えられるのか、俺は本当に危ないと思っているのだ。立てたところで、あまりにも選挙運動期間が少なすぎる。


 勿論、俺はひどい立憲民主党候補なら、仮に共産党が立候補していたら、共産党に投票する。その基準は、憲法への姿勢だと思っている。


 あるいは、緊縮財政派には投票したくない。折角、れいわ新撰組の支持が広がっているのに、立候補者がいないなどあり得ない。


 俺が住む岡山でも、中国地方でもまだ誰もれいわ新撰組の候補者はいない。あるいは、比例候補者ですらいないのだ。


 それは、四国でもそうであり、あるいは東北や北海道、北信越など全く候補者がいないのだ。これで大丈夫かと言いたくなる。


 あの右翼、参政党などは各地に候補者を並べ続けている。何故、それができないのか、疑問である。


 さて、俺が岸田文雄だったら、この機に6月解散・総選挙に打って出るだろう。最も対立関係にある立憲民主党が候補者を立て切らない前に、解散・総選挙をやれば、当選者は減っても激減にはならないと思うからだ。


 そんな現状だが、それでも岸田自民党政権を何とか過半数割れに追い込みたい。そうすれば、情勢が大きく動いてくるからだ。


 自民党や維新の悪だくみを暴いていく世論が、大きくなっていくと思っている。勿論、メディアは必至で体制擁護していくだろうが、しかし情勢は大きく流動化し、新しい芽生を生んでいくと思っている。


 チャンスは今だ。色々問題がある立憲民主党だが、それでも多数派になってもらいたい。それ以上に、れいわ新撰組が台頭してほしい。共産党も躍進してほしい。そんな希望を俺は持ち続けたい。

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2024年05月13日

動く、持続する、失敗にめげない

IMG_0701百姓になることを目指して、この地に移住して19年。


 有機無農薬の野菜作りを中心として、自給用のコメも僅かばかり作ってきた。


 その大半は、失敗の連続だった。技術的な問題もあるが、無農薬の難しさと、化学肥料を使わない難しさである。


 我が畑には、様々な虫やモグラ、畑ネズミなど本当に様々いる。季節による虫の出方も違うし、またミミズはモグラや畑ねずみの好物である。モグラが掘った後は、ボコボコの穴だらけになるのだ。


 あるいは、トマトなど一夜にしてヨトウムシに軸をかじり取られるのだ。


 そんな日々を経験しながら、それでも一か所に同じ作物を植え付けないという「保険栽培」もやっている。


 それは、気候変動の影響で、今年のように雨続きだと田んぼ後の畑はぬかるんで根腐れを起こすのだ。今年は、本当にひどくて試行錯誤の日々である。


 そればかりか、最近ではイノシシやシカによる食害に悩まされ続けている。日々、格闘である。


 それでも、運よくというか、うまく野菜が育って味覚的にもいい野菜ができたときは、本当にうれしい。それを喜んでくれる購入者の声を聴くと、本当にやりがいを感じるのだ。


 しかし、多くは日々厳しい試行錯誤の連続である。それでも、人生と同じで「生きてきた人生に無駄なものは一切ない」と思っている。


 それに、日々体を動かしていると、少しでも長く体が動いていくと感じるのだ。80歳になったYさんと階段を上っていると、「もう80歳や、しんどいよ」というがニコニコしているのだ。


 この気候変動の時代に、いよいよ食糧危機の波が押し寄せてきているように思っている。テレビでは、相変わらずグルメ番組ばかりだが、その一方で少しでも安い食糧を買い求める人たちがいる。


 それぐらい世界的にも、干ばつや洪水や様々大災害の見舞われる回数が増えている様に思っている。


 だからこそ、食糧生産は最も大事な安全保障なのだ。その大事な食量生産の農業を切り捨てる岸田政権は、打倒以外にない。


 俺は、体の続く限り引退などしない。身体が本当に動かなくなった時が、全てにおいて引退だと思って今を生きている。

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2024年05月09日

許しがたい思い、ガザ、能登半島、差別排外主義

IMG_0696世界も、日本社会も、理不尽がまかり通っている。


 日々、腹立たしくて、心も痛い。どうしたものかと思いを重ねる日々である。


 それでも、日常の暮らしを生きており、田植え準備の苗づくりを始めた。


 そんな日々だが、やっぱりどう考えてもイスラエルによるガザ侵攻と、ジェノサイドは絶対許せない。


 歴史的に、ユダヤ人へのホロコーストは許しがたいことだったし、この歴史は決して忘れはならないと思っている。


 だが今、パレスチナ・ガザや西岸で行っているパレスチナ人へのジェノサイドは、イスラエルの歴史を知るものとして、あってはならないことだと思っている。


 ただ、ネタニヤフ政権が打倒された後に、イスラエルとパレスチナの共存が実現することを、心から願うものだ。


 そして今、アメリカの学生達がベトナム戦争以来の反戦デモとして、立ち上がっている。これが、全世界の世論に繋がってほしい。


 一方、日本社会に立ち返るとき、能登半島大震災から4か月以上たった今も、がれきの撤去も水道などのインフラも遅々として進んでいない。これが、世界に向かって「先進国」と言えるのか。


 岸田文雄の「外遊」先の笑顔を見るたびに、怒りがこみ上げ、お前が行くべきは能登半島の無残な被災状況を視察することだろう、と言いたくなる。これを棄民政策と言わずして、何というのだ。


 この能登半島被災状況放置は、今後の地方の姿だと思わざるを得ない。大災害があっても、放置し、打ち捨てられていく未来図だ。


 俺は、以前にも書いてきたが1995年の阪神大震災を経験し、神戸市東灘区の被災地で配達の仕事してきた。そこには、震災直後から、がれきの撤去から阪神高速の解体まで、日々粉塵が舞うぐらいの復旧工事が日々進行していたのだ。


 だから、何故、能登半島がここまで放置され続けるか、疑問に思うと同時にどこにカネを使っているのだ、という怒りが消えない。


 電気、水道、ガスなどの光熱は、一番のライフラインだ。多分、ガスはこの辺りではプロパンが多数なので、一番は水なのだ。4月以上たって、今もって水道を通せないなどありない。明らかに、行政の怠慢である。馳浩石川県知事は何をしているのだ。これが、維新か、と言いたい。


 更に、日本社会の許しがたい差別排外主義は、群馬県知事山本一太の暴挙である。一方的に、朝鮮人慰霊碑をブルドーザーで解体し、死者にムチ打ちながら、撤去費用2062万円を市民団体の請求したという。


 こんな暴挙を許せるか!市民団体は、撤去をするなと申し入れ続けてきたのに、一方的の撤去しながら撤去費用を出せという。強盗みたいなのものだ。こんな山本一太を許せない。


 日本社会は今、富裕層と貧困層の社会の2極化の中で、歪んだ思想が差別排外主義として煽られようとしているのだ。


 在日コリアンだけでなく、様々な外国出身者に差別が向けられようとしている。今、埼玉ではクルド人への差別攻撃が差別主義集団によって重ねられている。こんなことも、絶対に許してはならない。


 人間が、出身であったり、民族であったり、人種であったり、違いを認め合うことから共存という平和がやってくるのだ。自分が、逆であったのなら、どう思うのかを考えるべき時代なのだ。


 そんな様々な人間の尊厳を棄損する事態だが、やっぱりそれを乗り超えて共存の時代を作っていくべきだと切に願っている。

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2024年05月06日

何のための「外遊」なのか

IMG_0693岸田文雄は、能登半島被災地を置き去りにして、「外遊」に出かけた。


 それも、フランス、ブラジル、パラグアイだという。


 何のことはない、中国敵視外交と言っていい、波風だけを立てに行ったのだ。


 フランス・マクロンは、中国との外交関係を正常化しようと、当たり前の外交をやっている。


 それにくさびを打ちたいのか、あるいはアメリカ・バイデンに言われて「走り使い」をやっているのか、中国との関係構築に嫌がらせしたいようだ。


 また、グローバルサウスの代表格、ブラジルに出向いてカネをばらまき、少しでも日本側に取り込みたいようだが、ブラジル・ルラは岸田の思惑を逆手にとって投資しろという。


 また、パラグアイには、「台湾有事の危機の共有」などと、全く何をしたいのだ。


 今、行うべきは、中国との対話であり、一触即発の危機回避のための様々な交渉が問われているのだ。まずは、「外遊」するなら中国にこそ行くべきだ。


 対話や交渉せず、ただただ世界中を回っては中国敵視を触れ回っている。それが、本来の外交と言えるのか。まさに、戦争準備外交というべきお粗末なのだ。


 戦争とは、外交の失敗が原因、と昔から言われてきた。大金を使って、中国敵視を煽って何が得策なのだ。


 仮に、戦争になれば、真っ先に敗北するのが日本ではないか。海上封鎖されれば、日本は食料も資源も何もなく、真っ先に民衆は飢え死にするのだ。


 そればかりか、日本国内の原発にミサイルが撃ち込まれれば、それだけで破滅なのだ。


 南西諸島にミサイル基地を作り続けているが、まさに第2の沖縄戦争と住民犠牲が待っているのだ。


 日本に残された道は、平和外交しか生き残れない。勇ましく、命を懸けて守る覚悟、などというという政治家は、絶対に戦争になど行かない。その子供や孫たちだって、逃がすのだ。


 今、声高に憲法改正を言う連中こそ、真っ先に戦争の最前線に行け!愛国などという言葉でもって、戦争政策を推進するなどもってのほかだ。


 日本は、戦争を絶対してはいけない国なのだ。必ず破滅が待っている。食糧自給率38%の国が、どうして持ちこたえられるというのか。


 能登半島の被災地を置き去りにし、日本の食糧自給率さえ全く関心がない自公政権に、これ以上政権を任せるわけにはいかないのだ。


 自公、維新、国民民主など打倒以外にないのだ。今ほど棄民政策を大転換させ、民衆が生きる希望の持てる政権交代こそ求められているのだ。

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2024年05月02日

映画「戦雲(いくさふむ)」を観て

DSCN3942昨日、岡山のシネマクルーレに「戦雲(いくさふむ)」を観に出かけた。


 幸い、1日は「映画の日」であり、1000円で鑑賞できたのだ。


 ただ、驚いたのは、20分も前に映画館に到着したのに、もう20人ばかり並んでいた。


 俺は、22番で、その後も次々と入場者もあり、40人近く入場したのではないか。ただ、もう一つスクリーンがあるので、その映画にも入場者がいた。


 さて、このドキュメンタリー映画は、三上知恵監督が2015年〜2023年にかけて8年間、沖縄の先島諸島への基地建設とミサイル基地化を追ったものだ。


 それは、与那国島、石垣島、宮古島、沖縄本島と、計画段階から基地建設強行にまで島民を守るなど、ウソと誘導にまみれた詭弁だった。


 与那国島では、当初200人の自衛隊が基地建設同時に、人口増加と活性化と称して強行した。だが、その後ミサイル基地建設にまで行きつき、1700人の島民全村避難計画まで打ち出したのだ。


 要するに、島民を守るどころか、与那国を犠牲にして日本本土を守るというものだ。まさに、新たな沖縄戦の戦場に与那国島を犠牲をして強行しよとするものだった。


 当初から、反対していた酪農家やレストラン経営者など、何のための自衛隊基地なのかと憤る。与那国が、疲弊し続けているという。


 あるいは、当初、自衛隊基地が来ると人口が増える、と喜んでいた漁師も最後は、「俺も反対だ」と言い出したのだ。


 また、石垣島で、昔から2度と沖縄を戦場にさせてはならない、と活動する山里節子さんの自衛隊員への訴えが胸を打つ。


 この石垣島では、青年たちが住民投票を呼びかけ、1万4000筆も集まった署名を石垣市議会が否決し、あろうことか住民投票条例まで改変してしまうという暴挙まで行ったのだ。


 それでも、自衛隊によるミサイル搬入や米軍による寄港などにも反対し、不屈に闘い抜いているのだ。


 あるいは、宮古島で同様に基地建設とミサイル搬入への抗議行動が続けられている。そこには、親子3代にわたる基地建設反対の行動と思いが語られる。12歳になった子供が「お母さん、かっこいい!」と子供から賞賛を受ける。


 そんな日々と合わせて、様々な日常が映し出され、喜んだり、怒ったり、悲しんだりしながら、日々を生きる人たちの人間模様が描かれている。


 俺は、本土に生きる者として、この沖縄の現状を見過ごしてはならないと考える。それは、再び沖縄を戦場にしてはならないという思いと、危機を煽り軍事優先社会にしてはならない、という思いだ。


 台湾有事などという、およそ危機を煽り続けること自体が、誤りだと思っているのだ。日本は、田名角栄の時代に「中国一つ」を認めているではないか。


 それを今更、何を大騒ぎして軍事優先社会にしなければならないのだ。まさに、岸田自公政権打倒以外に戦争回避はないと考える。
 

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2024年04月29日

衆議院3補選結果に思うこと

IMG_0689昨日、衆議院3補欠選挙の結果、立憲民主党が全勝した。


 ある意味、ほっとすると同時に、心から良かったと思っている。


 それは、立憲民主党を全面支持しているからではない。


 少なくとも、自民党や維新、日本保守党、参政党などに議席を与えないベターな選択だったからだ。


 とりわけ、維新に議席を与えず、圧倒したことは今後の政治的影響は大きいと思っている。


 これまで俺は言ってきたが、維新は詐偽政党であり、新自由主義者であり強者の論理なのだ。


 「身を切る改革」などと口当たりのいいことを言いながら、その裏では民衆の身を切って来たからだ。


 竹中平蔵らと同じ「官から民へ」という民営化と並んで、非正規労働者に置き換える「構造改革」なる民衆切り捨てに邁進してきたからだ。


 その維新に、立憲民主党が圧倒的票数をもって勝利したことは、あの口汚い維新に痛烈な打撃を与えたことは間違いない。


 もう一点は、維新、日本保守党、参政党という右翼3羽ガラスに票が分散したことも、大きな勝利要因だと思っている。およそ、保守だ、愛国だ、憲法改正だとなどという連中に、政治を語ってほしくないものだ。


 こうした動きと同時に、東京15区の補選で須藤元気が2位に入ったことを、俺は嬉しく思っている。


 それは言うまでもなく、須藤元気は消費税減税、廃止派であり、インボイス廃止派だからだ。同時に、積極財政派であることにおいて、俺は支持する。


 山本太郎が、個人の資格で須藤元気の応援に立った。その影響も大きかった、と俺は思っている。


 その一方で、乙武洋匡の支援に回った小池百合子や国民民主党の惨敗は、胸のすく思いである。


 結局、小池百合子ら都民ファーストは自民亜流でしかなく、また国民民主党も自民の亜流政党でしかない。こうした連中の惨敗は、明らかに民衆から突き放された結果だと言える。


 ただ、今後の展開において、立憲民主党は共産党から助けられた恩を仇で返すようなことをすれば、たちまち大きなしっぺ返しを食らうだろう。


 やっぱり、共産党に丁重な恩返しをしてこそ、立憲民主党も支持は広がると思っている。自分たちだけで勝ったのではないのだ。


 今後も、衆議院解散総選挙をめぐって、大きく揺れ動いていくであろうが、是非とも自民党が崩れ落ちる前兆であってほしいものだ。

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2024年04月25日

日本の農業と、多様な在り方こそ育成すべき

IMG_0691今、国会で新たな農業基本法が審議されている。


 だが、それは決して農業者を育成したり、食糧自給率を向上させるものではない。


 最も極端な例は、今後食糧危機が迫れば、指定作物を指定し、それに反すると罰金を与えるというものだ。


 例えば、今比較的収益がある花栽培農家にサツマイモを植えろ!と指定し、それに違反すると罰金なのだ。


 要するに、所得補償を行って農業者を育成するのではなく、基本は輸入頼みなのだ。その輸入がストップしたとき、慌てて作物指定をするという愚かさなのだ。


 それを覆い隠すように、スマート農業だ!AI!だと誰がやるのだという空論をぶち上げ、根本的な農業対策は行わない。


 かって1965年に、73%あった食糧自給率が、今では38%である。農家の平均年齢は、68,4歳である。


 それだけでなく、1995年に256万人いた農業者は今、136万人である。はっきり言うが、100万人を切るのは時間の問題である。


 コメ余りと言われ、米価引き上げどころか、引き下げになっているにも関わらず、何の対策も打っていない。だから、どんどんコメ作りから、農家は撤退しているのだ。


 その一方で、ミニマムアクセス米として、輸入しなくてもいいコメを77万トンも輸入しているのだ。日本のコメ収穫量の1割である。アメリカに言われたら、すべて言いなりである。


 2021年度、800億円の赤字である。毎年の輸入量は一定しており、赤字額は増えこそすれ、減少していないのだ。


 こうして農家を虐めながら、アメリカに奉仕ているのだ。これが自民党政権であり、いよいよ日本の農業は崩壊への道を突き進んでいるのだ。


 ただ、だからこそ、政治の貧困に任せることなく、自給的農業を行う農業者が必要なのだ。


 かって日本農業は、兼業農家が大半だった。企業で働き、一家総出でコメ作りを行うとか、林業と農業だったり、半農半漁だったりした。


 だが、農業では利益が出ないからこそ、みんな農業から撤退したのだ。田舎でも、ほとんどが労働者である。


 そんな時代を経て、自給的農業と共に、一方で何かの収入源を持つという生き方こそ、これからの生き方だと思っている。


 本当に食糧危機になれば、すべてを農業一本切り替えるという生き方である。多分、もう少しすれば、本当の食糧危機が来ると思っている。


 自民党政権による農業破壊に抗して、自ら先手を打った農業へのシフトである。技術の伝承が途絶える前の先行参入なのだ。


 そんなことを思いながら、日々、気候変動からくる不作と苦闘しているのだ。どうしたら、少しでも農作物がうまく育つか日々考えている。

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2024年04月22日

社会の2極化と、戦争への道

DSCN4421今、日本社会は圧倒的多くの人々が、困窮化に向かっていると思っている。


 一方で、一部の富裕層が贅沢の限りをつくしている。


 東京都内の新築マンションは、1億円をはるかに超えるという。


 しかし、こうしたマンションはすぐさま購入されるとも聞く。


 一方で、一般的な高齢者は賃貸住宅すら入居出来ず、路頭に迷う寸前である。


 1970年代、日本社会は1億総中流と言われた時代が嘘のような現実である。


 少なくとも、未来は少しづつでも良くなるという構図は、大きく崩れ落ちたのだ。


 その一番の元凶は、小泉純一郎と竹中平蔵らの構造改革という名の「自己責任」資本主義へ突き落したことである。


 派遣法を改悪し、非正規労働者を大量に生み出し、労働者を分断に追い込んだのだ。格差社会の始まりである。


 取り分け、小泉・竹中路線の象徴は、「郵政民営化こそ、行政改革の1丁目1番地」と民営化こそが素晴らしい未来が待っているがごとく喧伝したのだ。


 だが、2005年に郵政民営化して、何か民衆が良かったことがあったか。郵便料金は値上げされ、土曜日休配となった。郵貯の払い込み手数料がいるようになったとか、何の利便性もないのだ。


 要するに、グローバル資本主義と言われる資本家だけが儲かる仕組みの先鋭化こそ、民衆を貧困に落とし込めてきたのだ。


 今や、4割の非正規労働者は、今後高齢化とともにますます貧困化が加速しかねないのだ。


 そんな社会への移行に、その跡を継いだ安倍晋三、菅義偉、岸田文雄と戦争への道をまっしぐらに突き進んでいる。


 特に、安倍晋三は戦争法とともに、放送法をもってメディアをコントロールし出したのだ。政権批判を許さない、と批判メディアを徹底して叩いたのだ。


 だから、NHKのみならず大半のメディは「御用放送局」化しているのだ。加えて、SNSを使ってリベラルを叩くヘイトグループを育成した。


 一方で、消費税を導入し、引き上げと引きかえに法人税を引き下げ続け、輸出還付金などと合わせて、大企業を中心として莫大な利益を上げ、株主配当と企業トップへの報酬引き上げ、そして莫大な内部留保を積み上げ続けているのだ。


 それでも、戦争経済へのあくなき荒稼ぎの道に突き進んでいる。その先兵が岸田文雄である。


 まさに、兵器を防衛装備品などと誤魔化し、今や戦闘機まで輸出しようというのだ。あるいは、台湾海峡危機だとか言って、危機を煽り、沖縄本島や先島諸島へのミサイル基地建設など、一触即発の臨戦態勢を築いてきているのだ。


 圧倒的多くの民衆の貧困化に何の手当てもせず、ひたすらアメリカと財界の利益のために岸田文雄は奉仕しているのだ。


 このままでは、ますます社会は壊れ続けるだろう。一刻も早く自民党政権は打倒しなければならない。そうでなければ、民衆は殺されていくのだ。

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