tsonag4『L.A. Confidential (1997)』のもう一つの秘密を紐解くtsonag4
 ゲイ映画を見倒す決心をする前から映画を見てきたがL.A. Confidential (1997) 』以上に愛する映画はない
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 (映画紹介記事:ゲイ映画を見倒す : Guy Pearceに夢中① 私を抱くって彼を抱くのと同じよ!?それでも新米刑事が彼女を抱いたのはやはり??1950年代LA市警に潜む血塗られた秘密~『L.A. Confidential (1997)』)
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   Guy Pearce 演じる Edと Russell Crowe演じる Budはどちらも青臭い正義に突き動かされて1950年代の暴力を暴力で隠蔽し続けていたロス市警の闇を暴いてしまう。このとき頭脳派の Edは空気が読めず周りの年寄りから疎まれるが、どこ吹く風、彼は基本的に強かで明るい。しかし Budの方は肉体派でありながら実は Edより物事を深く暗く考えがちで自己否定に陥り続けている。双方が肉親を殺人で失っており、「自分は強い男になる」と心に誓って生きてきた。つまり彼らが失った、或いは持てなかった理想の父親像を追い求めるように。警部 Dudleyは二人の青年の成長をまるで父親のように見守って来たはずだったが、臭いものに蓋できない二人に、たぶん市警の多くは薄々気付いていただろう、彼のの黒い内職を明るみに出されしかも殺されてしまう。
 この Dudley警部は私欲のためにLAの黒幕になったわけではなく、連綿と受け継がれて来た臭いものには蓋という考えを継承しただけで、部下には親切にし、男色家の警部を見捨てない、つまり彼がいつも誰かが被らなければならない泥を被っていた。つまり私には Dudleyは不幸なお人好しだと思え、Edが推理し、仕立て上げた黒幕 Dudleyの勇ましく残虐な姿は本当に Edの勝手なイメージに過ぎないという勝手なイメージを持つに至ったのだ。
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 『L.A. Confidential (1997)』の最後のクレジットの後に D.A. Ellis Loewがデレデレ笑いながら報道陣の中を歩いていく映像が流れ、つまりこれは Dudleyは死んだのに、彼に男娼の口封じのための殺人を頼んだ男色家の年寄りは破廉恥にも生き延びたという皮肉を私達に見せている。
 そもそもゲイ映画を見倒す決心をした人にとってこれほど今作がエキサイティングに感じられるのはこの男色家の検事の存在が大きい。この人物が 映画中最も罪深く、もしかしたら本当の黒幕なのではないか、と私は信じて疑えない。
 Dudleyのスマートで信頼できそうな容貌に比べ Ron Rifkin 演じた検事は狡猾な表情をした小男である。このキャラクターは『Salo, or the 120 Days of Sodom (1975)』の大統領と政治家の輿石東を思い出させるところがあった....


 そこであともう一人、『Hustler White (1996)』からSM通の老人を加え、ソドミストの老人四人が登場する漫画を描くことにし、L.A. Confidentialの私なりの謎解きを行うことにした。

 tsonag4タイトルは『アナザー・L.A. コンフィデンシャル』tsonag4に決定。
 イメージはこんな感じだ。
アナザー・L.A. コンフィデンシャル
                       (↗tsonaguのこんな感じイメージ画。「四人のソドミスト達」)
lalalalala
   (↗tsonaguのこんな感じイメージ画。「Dudleyと踊る Mrs.Exleyとその息子 Edと巨大なパパラッチ」)

 主な登場キャラクターと映画の関係は次の通り....

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 Ellis Loew検事は『L.A. Confidential (1997)』において1950年代、パパラッチには男色家だと知られていたが、過去 LA市に知れ渡るような事件は起こしていない。彼はパパラッチとグルの青年と行為に及んだところを激写され、Dudleyに始末を頼んだが、それが初めてとも前にもあったとも映画では言及されていない。
 大統領は『Salo, or the 120 Days of Sodom (1975)』において1944年時のイタリア社会共和国の大統領である。基本的に全ての人間を犯し犯されることができるが、映画では特にペドフィリア食が強い。また彼が人食したかどうかの事実は描かれない。
 Ambrose Sappersteinは『Hustler White (1996)』において90年代後半にサンタモニカ市で男娼に剃刀などで皮膚を傷つけてもらっていた男で、彼は日中放送できる程度のリアリティ番組の類にレギュラーを持っている。彼は映画では剃刀を使い慣れない素人に頼むことも厭わない様子だ。
 Koshiishiは実在の政治家がモデルにはなっているが、本人ではない。

 ⑤Dudley警部は『L.A. Confidential (1997)』においてLAPDの警部だったが、検事の男色事件の尻ぬぐいをしたことがきっかけで、仕事のために殺人を闇でやっていたという"L.A. Confidential"をEdに、暴かれた。Edは父親を殺した犯人"ロロ・トマシ"と Dudleyが同一であると考えるまでに至り、彼を処刑する。しかし映画では Edが殺人犯全般をロロだと思っていただけにも見え、Dudleyも Exley氏を殺したとは言っていない。また Dudleyは独身だった。
 ⑥Ed Exleyは『L.A. Confidential (1997)』において派出所回りを終えたばかりの新米警官として刑事課に入るが、仲間の売名をして警部補に駆け上がり、Dudleyを殺す。にもかかわらず、嗅ぎ当てた"L.A. Confidential"を世間に暴露しない代わりに警部に昇進をした異端児。幼いときLAPDの刑事だった父を殺した名も知れぬ犯人を "Rollo Tomasi"と名付け、復讐に燃えて父と同じ道を辿った。ショット・ガンの名手であり"ショットガン・Ed"と呼ばれた。彼に殺されたDudley(Exley氏とは同期)は彼を心配して面倒を見てくれていた。
 ⑦Mrs.Exleyは『L.A. Confidential (1997)』では登場しない。
 ⑧"Hush-hush Magazine"は『L.A. Confidential (1997)』においてLAきってのパパラッチだったが、Dudleyに編集長 を殺されてしまった。
 ⑨Monty Wardは『Hustler White (1996)』においてサンタモニカの男娼である。彼はSMに技術も興味もない。黒髪でスパニッシュな顔立ちをしている。 

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 次回、ついに始まる!!