ゲイ映画を見倒すNo.266
ゲイミタ 2周年ロゴGummo (1997)ゲイミタ 2周年ロゴ89min
Country:USA
Director/Writer:Harmony Korine
Stars:Chloë Sevigny,Jacob Reynolds,Harmony Korine
gummo 1997 ゲイ映画を見倒す
(上)tsonaguのこんな感じイメージ画。「雌猫の妊娠を調べる姉妹の手」

ゲイミタ 2周年ロゴあらすじゲイミタ 2周年ロゴ
 Solomonと Tummlerは学校にも行かず猫を殺していた。買い取ってくれる肉屋はそれをレストランに流すのである。肉屋によればその町でより多く猫を殺しているのは Jarrodという少年だという。Solomon達は彼の家を襲撃し、彼の女装写真とゲイ雑誌、それから植物人間の祖母を見つけた。無理矢理生かされている老母はただただ臭かった。で、Tummlerが延命装置のスイッチを切った。
 Tummlerの兄は dragしたゲイだったが、彼自身は女の子に興味があった。乳がんのある女の子とカ―セックスを試み、兄に売春させられているダウン症の女の子と寝る。

近隣に住む Dotらブロンド三姉妹の飼い猫もいなくなってしまった。ビラを配って尋ね回ると、白髪の紳士が猫の行方を知っていると言って話しかけてきた。すっかり信用した姉妹は車に乗って付いて行ったが、そいつの目的は猥褻行為だった。
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姉妹の猫は Solomonと Tummlerにエアガンで撃ち殺された。雨の日でとても寒かった。同じ時間に十代前半のバニーボーイが姉妹とプールの中で凄いキスをしていた。そしてその後、バニーボーイは姉妹の猫の死骸を見つけ出し、得意げに掲げた---完

ゲイミタ 2周年ロゴtsonaguの解説ゲイミタ 2周年ロゴ
 ゲイの小人、多動性障害児、アルビノ、知的障害者、児童性虐待者などマイノリティが勢ぞろいする。みんなどこかが欠けており、揃って貧しい設定で、その町では聴覚障害者が奇声を上げながら手話で会話している場面に出くわしても特に気に留める人がいない。
 本作は普通にTUTAYAに並ぶ映画だが世紀末以降に公開されていたら日本に輸入された気がしない。ハプニング的な映像表現(ドキュメンタリー的に実際の障害者が登場)・ナレーションにこだわった強烈に気味の悪い映画である。
 ペド好みの美少年がほとんど裸でウサギ耳を付けた姿、目から虫が這い出てくる猫の死骸のイメージ、眉毛を剃り落とした Chloë Sevignyの脳殺のビジュアル、大雨のプールの中少年が年上の女性とキスを交わすシーン....ストーリーとしてはつながらないのだけれども、中学生の時に見て忘れられない画がたくさんある。
 それにしても今見返して驚くのは Chloë Sevignyのセクシーさである。レズって、殺されてしまいたい、なんて思っちゃった。彼女の出演作品については以下でも紹介している。 
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(映画紹介⇒ゲイ映画を見倒す : ホーム・アローンのMacaulay Culkin主演『Party Monster (2003)』:女装、薬物で90年代 N.Yのクラブシーンを賑わしたポップ・アイコンの悲劇の実話)
(映画紹介⇒ゲイ映画を見倒す : 『Boys Don't Cry (1999)』:93年米国の実際の事件を映画化。トランスセクシュアルの女性が恋敵の男にレイプされ殺害された)