2012年04月

2012年04月30日

40.飯豊山(百名山回顧録)

東北を中心にして登り続けた百名山も40座目。次第に日帰りできる山が少なくなってきます。飯豊山もそのひとつで、初めて無人小屋一泊としました。

イイデサン、何とも言えない響きですね。東北では比類なき山容を誇り、前衛に多くの2000m峰を従える飯豊連峰。かねてから憧れの山です。

1996年9月、いつものように単身赴任先の矢吹町を出発し、夜道を滑るように会津を目指します。目的地は夏のみ開かれている弥平四郎、徳沢駅前で仮眠です。

登山口は結構混んでいて意外です。その中に知った顔。話によると写真を取りに来たとのことで、途中まで一緒に歩きます。

山腹伝いの道は気持ち良く、口にする清水が全身にしみわたります。

尾根道に出ると、雄大な景色に変わります。人影もまばらで遠くに点として見える程度です。「来たんだな、イイデサン」、スケールを実感です。

CIMG2960頂上は飯豊神社を抜けた先にあります。残念ながらガスが立ち込めてきて視界を塞いでしまいます。

泊まりは少し下がった切合小屋にしました。行きは空いていたのに、戻ってみると結構混んでいます。何とかスペースを見つけ、18:30にはシュラフにもぐり込みました。

翌日は4:30に起床、5:00には歩き始めます。うっすらと明るくなった朝の肌触り、そこに陽の出の演出が加わります。ふつうの一日がとても貴重に思えてきます。

昨日はフーフー言って登った道をゆっくり、ゆっくり、降りていきます。どうやら快晴の一日が約束されているようですが、10:00には駐車場に戻り、車中の人となりました。

 No.40
飯豊山(福島県、標高2,105m)
1996年 9月15日(日)薄曇り-16日(月)晴
矢吹(21:00)⇒徳沢駅前(車中泊/4:50)⇒弥平四郎ゲート(6:00)→祓川山荘→疣岩山→三国岳→切合小屋→(13:00)飯豊本山→(15:30)切合小屋(泊)
切合小屋(5:00)→(10:00)弥平四郎⇒(15:00)矢吹

tsowonder at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日本百名山回顧録 

2012年04月15日

お疲れさん

今日は都内で”出張トレーニング”です。キャリアカウンセラー(CDA)試験も残り1週間となってきましたので、受験生も真剣です。

近年、小・中・高等学校でのキャリア教育が重んじられ、大学においても就活をはじめとしたキャリア相談が増えてきました。また、企業もキャリア開発機能の更なる充実を目指しています。

こうしたキャリアカウンセリング・ニーズの拡大に伴って、受験生もさまざまな背景の方がいらっしゃいます。そして、そうした方が集まって技能の向上を図るというのは大変意味のあることだと思います。

事例の中に浮かぶ個性を聴き、同時にクライエントとカウンセラーのやりとりを観ます。そこは巧拙とは無縁の一期一会の小さな社会です。

「ひと」とは何なのだろう、何を求めているのだろう、「自分」とは何なんだろう、何を求めているのだろう、疑問は尽きません。

CIMG6823そんな訳で、講座の後はいつも頭がいっぱいになります。従って、少し歩きたくなります。

天気が良かったので、一駅のつもりがついつい先へ進んでいます。

新しい道、以前通った道。新しい想い、古い想い。新しい感情、古い感情。頭の中はいつも堂々巡りです。

それでも、身体に疲れが程良く回ってくると、バランスが取れてくるせいか、巡る頭をねぎらうことばが聞こえてきます。

「うん、これでいいんだよね。」

からっぽになった頭が、自分に帰れたこころが、
形を変えながら、ただポッカリ浮かんでいる雲の様に
思えてきました。

tsowonder at 23:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ひとり言 

2012年04月11日

生活の中の”お悩み”

ある大学の先生が、聴講生に向かって行った即興アンケート。「日常生活の中で、悩みの解決にはどんなことが役立っていますか?」

答は、
1)時間が解決してくれる<時間>
2)身近な人への相談や援助、アドバイス<人>
3)自分で何とかした<努力>
というものだったそうです。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。この「時間」、「人」、「努力」は基本3要素と言えるようです。

また、それぞれは単独で行われるのは稀で、「時間」が解決すると言っても、時には「人」に話したり、自分でも何とかしようとそれなりに「努力」したりするのではないかと思います。

CIMG1179






コーチングやカウンセリング等の「対人支援」には、この3つの要素が含まれています。

インテーク面談に始まり、セッションを重ねていくことで、「時間」を有効に活用します。話し、宿題に取り組み、考え、また話す。定期的な開催は、このサイクルを確実に進めていきます。

「人」は、コーチやカウンセラーです。話を聴き、受け容れ、時には問いを発して気づきや行動を支援します。

「人」が居るからと言って指示や命令をする訳ではありません。主役はあくまで「本人」で、本人が前向きに「努力」しない限り前には進みません。

さて、コーチングやカウンセリングは専門的な対人支援で、サポートに徹することによって効果を高めたり、早めたりできます。

しかしながら、基本とするところは同じで、やり方を心得ておけば効果的に「お悩み」を解決することができます。いかがでしょうか? 今”お悩み”があるとしたら、この3要素を少しだけ考えてみたらいかがでしょうか。

tsowonder at 23:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) キャリアカウンセリング 

2012年04月09日

メモ、止~めた。

結構、メモはとったりしています。会議は勿論のこと、講義やワークショップ。家に居ても何か思いついたらメモします。読んでいる本にだって構わず書いていきます。

その後のメモは、ノートやカード、パソコンの中に転記されるものもあります。しかし・・・。

あのメモはどうなってしまったのでしょう? どうも書いたまんまになっている方が多い様な気がしてきます。

自分が講師になってお話していると、熱心にメモをとっている方をお見受けします。ですが、取ったメモは・・・。有り難くもありますが、少し心配になってきます。

メモ、止めてみようか、ふと浮かびます。

記録は別にして、「忘れない為のメモ」は、ひょっとして書いた時点から脳が「忘れてもいい」というサインを出し始めるんじゃないかな、そんな気がしてきます。

CIMG5786 KKD004

アート障子 デザイン集より〕




コーチングやカウンセリングでは、メモはよほど注意しないと不信感の元になります。「今、ここで」の感覚を大事にしますので、メモを取っている間はたとえ一瞬であっても、クライエントから気持ちが離れしまいますからね。

従って、メモは内側、つまり頭の中に書き込んでいく必要があります。

そうだ。紙に書くのではなく、直接頭の中に書いていけばいいんじゃないか、まさにカウンセリング等の日常化です。こうしていけば、何か面白いことが起きるのではないかと変な予感がしてきます。

と言う訳で、「メモ、止~めた。」となりました。さてどうなりますか。

でも、実際のところ、何かを「する」から記憶している訳で、紙に書くのも頭に書くのも基本は同じですよね。まあ、膨大な量であれば紙ディスクに書き込まなければいけませんが、アイディアレベルだったら脳ミソディスクでも何とかなりそうです。

それに、「今、ここ」の感覚にエネルギーを集中して使えますので、プラス・アルファも期待できるのではないかと思います。

tsowonder at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ひとり言 

2012年04月04日

「感情」の内容と程度

感情を伝えるのは大変難しいものです。それはまた共感し、理解することの難しさでもあります。

カウンセリングの場でもクライエントと信頼関係を築き、支援をしていくためにはこの感情の理解が何よりも必要になります。

具体的には「感情の反映」という技法を使いますが、まずは、相手の感情に気づくことから始まります。

では、どういったことから気づくかと言うと、ひとつには「ことば」(言語表現)、もう一つはことば以外のしぐさや表情など(非言語表現)からです。

この場合、言語表現は「感情の内容」を表し、非言語表現は「感情の程度」を表すことになります。

「頭にきた」と言えば、ああ怒っているんだなと分かります。そして拳を握りしめて、大きな声を出していれば、おおかなり怒っているんだなと理解できます。

言語表現だけに頼る手紙やメールは、この点で感情をストレートに伝えるのが難しいですね。ですが、感情を少しオブラートに包んで表現するには向いているのかもしれません。

CIMG5897 KKB010

〔アート障子 デザイン集より〕




「感情の反映」は、クライエントの「ことば」を受け取り、伝え返すことですが、ポイントは3つあります。

1)感情の言語的側面(内容)にではなく、非言語的側面(程度)に着目し、伝え返すこと

2)あいまいな表現で語られる「感情」については、「質問」や「要約」を交えて”確かな感情”を探していくこと

3)「かかわっていく」というよりも「反応する」という感じで、すぐに「今、ここ」の感情に対応すること

「感情」という摩訶不思議な世界。絶対的に主観的で人の数だけある世界。人間関係はこうした別の世界同志の理解で成り立っているんですね。「ことば」で現わせない非言語的な「程度」にこそ”主訴”の本質があるのではないかと思います。


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                       〔CDA実践研究会

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