2014年10月

2014年10月22日

CDA2次対策:「自然体で」ということについて

この場所もいつしかCDA2次対策が中心となってしまいました。お読み頂いている皆様のご興味を考えると、ここに話題が集中してしまうのは、自然な流れ、なんですかね。

「第三ステージ」も数年たってきますと、「流れ」を大事にしようという気になってきます。組織で仕事をしていた頃から離れて、個で仕事をしてみる、個で考えてみる、個で遊んでみる。そうするとまた違った景色が見えてきて、なんとなく快適です。

さて、CDA2次試験のトレーニング内容は面談の基本を学ぶことに尽きるかと思います。面談と言うと特殊な分野のような感じがしますが、要するに、コミュニケーションですね。

コミュニケーションであれば、な~んだ簡単だ、となるかと思いますが、意外に勘違いも有るんですよ。

勘違いは勘違いで、なかなか見つからない。従って、何の疑いも持たない。日常生活の中でお互いの親しさに紛れて許されてしまっていることころもあるのでしょう。面と向かって指摘されないから、表面化しないところで、誤解を生んだりしていることもあります。

従って、コミュニケーションの基礎をしっかり身に付けておくことが、2次対策の最初の一歩になると思います。

コミュニケーションは、様々な状況で進んでいきますので、定まった形式というのは無いと考えた方がいいでしょう。パターンが認識できるのは、振り返ってみた時ですね。ああ、こういうパターンで進んだんだ、って分かる訳です。

ですから、「こういうパターンで面談を”進めよう”」とすると、結構失敗します。私もよく失敗しました。

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CDA2次の準備をしていると、ある程度面談に馴れて来て、うまくいったりいかなかったりする段階にたどりつきます。

そこで、うまくいった面談を思い起こして、「ああ、こういう流れで面談をすればいいんだ」ということが見えてくる。OK、いいですね。これはこれで進歩です。

しかしながら、そこから次の段階に進めず苦労される方も結構いらっしゃいます。何故なんでしょうね?

理由はいくつか考えられますが、一つには、上手くいった事例に沿って、「面談をこの様に進めよう」という形式先行の考えが強く出てしまうからではないかと思います。それは、CDAがリードするやり方ですし、自分の価値観をベースにしたアプローチになってとても危険です。

そういう方には、よく「自然体で」というお話をします。

そうすると、分かって頂ける様ですが、「自然体で」というと「過剰にならず」という意味で捉えられるケースも少なくありません。つまり、「”自然体で”という新たな形式」を刷り込んでいまう訳ですね。

コミュニケーションは一期一会ですから、柔軟性こそが大変重要です。形式を一旦壊してどんなことにも追従していく、こういった意識を持てるといいですね。

何かが有って反応が起きる、これが「自然」の法則です。ひとは、いつしか頭で考えるようになり、何かが有る前に反応を考えてしまう悪いクセを身に付けてしまいました。

インナーゲーム』にある様に、状況を把握する前に「何かをしよう」とすると、不自然な結果を生み出してしまいます。「形式」から自由になった時、それが「自然体」になれた時であり、本当に力がついたと言えるのかもしれません。

(ご参考)
CDA実践研究会
・「理論講座」:基礎、基本から対策まで
・「レジュメ」「冊子」:遠隔地の方の為に
・「ロープレ研修」:実践トレーニング
・「言語非言語講座」:応答練習
・「口頭試問講座」:口頭試問の総合対策



tsowonder at 23:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) CDA2次対策 
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