2015年03月

2015年03月17日

どうしたら受かるの?CDA2次試験(3)

カウンセラーには柔軟な姿勢がどうしても必要です。

ひとは、ある考え、価値観、興味といったものを持っていますし、カウンセラーとしても例外ではありません。しかし、その考え、価値観に固執してしまったら・・・、クライエントの話は聴けません。

ある意味で、自分の思考空間を開かれた状態にしておく、クライエントの為に空け渡しておくといったイメージです。

そうすることによって、クライエントのお話に集中することが出来、理解もし易くなります。

ですが、油断はできませんよ。「自動思考」とも言われるように、ひとはある出来事に対して、瞬間的に何らかの考えや感情を想起してしまいます。そして、気づかぬうちにその考えに縛られてしまうんですね。

クライエントから出てきたお話、感情、考え・価値観。これらに対抗し、アレコレ考えてしまっては、非常に危険な状態を招いてしまいます。

また、自分の考え・価値観に立脚してしまうと、クライエントの考え・価値観に疑問が湧いてくることもあります。そして、自分の考え・価値観と整合性をとる為に、あるいは、論破する為に、情報収集が必要となり、質問しなければ、となります。

危険ですね。クライエント中心ではなく、CDA中心です。

CIMG7293よくお伺いするお話として、「沈黙が怖い」という方がいらっしゃいます。

ん・・・、確かに、沈黙になった時のことを考えると、怖い・・・。

ですが、まだ面談が始まっていないのに、怖いと思うのは、ある意味で思い込みです。だって、沈黙が起きるとは限りませんから。

つまり、これも自動思考なんですね。面談=沈黙と考えてしまう。(まだ、沈黙が起きてないのに、)沈黙が起きた時のことばっかりを考えてしまう。どうしよう・・・。それも、面談の途中で・・・。

この様に考えた瞬間から、クライエントのお話が聴こえてこなくなります。大体拝見していて、面談がおかしくなっていくのは、こういう時ですね。いわゆる”上の空”状態です。

どう展開しようか?
どうやって感情を引き出そうか?
どうすれば問題を発見でき、解決してあげられるか?

いづれも、「Do」を視点した姿勢です。つまり、先を考えてしまう。今、よりも先・・・。

あれ? これって・・・
そう! 自動思考に近い視点ですね。

今、ココにある(「Be」)ことではなく、まだ起きていない先のことを考えてしまう。今、ココにある事態にしっかり向き合い、そこから歩いていく未来でなければ、それは単なる妄想です。

インテーク面談の最初の10分。まずはしっかり”今”に、そして”クライエント”に向き合う時間だと考えてください。その為にも、CDAの思考空間を空け渡しておく。

分かってはいるけどなかなかできない!という方は、70%主義を思い出して、「30%くらい空けられればいいや」と考えてみては如何でしょうか?

ご参考
CDA実践研究会レジュメ


tsowonder at 23:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) CDA2次対策 

2015年03月10日

どうしたら受かるの?CDA2次試験(2)

「成功から学ぶ、失敗からも学ぶ」という視点は、ものごとを対立的に観るのではなく、共存的に観るという姿勢にもつながります。

対立と共存。対立は排他的ですが、共存は受容的ですね。勿論、社会には対立の場面が多くあり、全てが悪いという訳ではありません。対立にだって意味があると認めるところが共存にはあります。

ひとには対立する気持ちも、共存する気持ちもあります。清濁併せ持つのが人間なんですね。だから、悩む。このバランスが安定的で、ある程度コントロール可能な状態にあれば、こころが健康だということになるのでしょう。

逆に言うと、極端に清を求めたり、濁に走ったりしたら、大きなストレスを抱えることになりますね。それは、まさに清と濁を対立的に捉える姿勢です。

この様に、対立的にものごとを捉える姿勢はカウンセラーには向いていません。それは自分の価値観からの評価になってしまうし、別の考えを持ったクライエントを受け入れられない危険性があるからです。

CIMG5776この様な点から考えてみると、まあ、70点主義というか、適当なところで落ち着いているのがいい!とも思えてきます。

100点や90点を目指して脇目も振らず頑張る、というよりは70点位でも良しとし、余裕を持って周りを見てみる。

0点や10点と悲観して閉じこもるのではなく、まあ、ついていないこともあると、別のことも考えてみる。

勿論、時には全力投球することも必要だし、息を抜くこともね、と柔軟に考えてみる訳ですね。急いで結論を出さず、ゆったり構えているといった感じで、「曖昧耐性」にも通じるところです。

カウンセラーにはこうした”ゆとり”や余裕、柔軟性といったものがどうしても必要ですね。クライエントに安心感を与えるのはこれらですから。

厳しさよりは優しさ、それもどちらかと言うのではなく、例えば、優しさ70%、厳しさ30%と併せ持つ感覚です。こうした”楽な姿勢”、”開かれた状態”というのが、次の展開につながっていくのではないかと思います。

「~すべきだ。」「~しなくてはならない。」など考えてしまっては、まさにそれが強い思い込みであり、カウンセラー自身が罠にはまってしまうことになります。


2次試験では緊張状態がチェックされます。不合格になった方の実に40%が、緊張、表情が固いとコメントされていますよ。

緊張は、余裕の無さの表れであり、クライエントをしっかり受け止めることが出来ないカタクナな状況と映ります。緊張は表面的に装っても隠しきれません。こころの持ち様として、日頃から自己チェックしておくと良いですね。

ご参考:「CDA実践研究会

(つづく)

tsowonder at 06:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0) CDA2次対策 

2015年03月04日

どうしたら受かるの?CDA2次試験

どうしたら受かるんでしょうね。CDA2次試験。

1次試験なら「勉強すればいい!」ということになります。知識を仕込み、思考力を磨けばOK。頑張っただけ結果が出やすい。

ですが、2次試験はねぇ、なんだかこういった筋道というかガイドラインというか、そういったなものが無い。ガムシャラにやってもダメです。

まず、面談の基本を押さえておかなければいけませんね。例のカウンセラーとしての基本条件です。それぞれの言葉の意味、そして、具体的にどうするのか、どうなったら条件違反なのか、しっかり理解し、整理しておく。

まず、こしうした基本を身に付けた上で、CDA2次試験の難しさをもう一度考えてみると、やはり、人と人との関係だ、ということでしょうね。つまり、人柄が現れる。

人柄は個性ですし、社会生活であれば、それぞれの個性を活かすことを考えていけばいい。しかしながら、カウンセリング/面談においては、やはり相応しい個性というものがあるような気がします。

もしも求められる個性と大きく離れていたなら、足りない部分を補っていかなければいけませんね。

CIMG3361これは、自分を否定するということではなく、「補」うという点がポイントです。

ですから、人によっては時間がかかる。別の見方をすると、とても勉強になる。他ではしにくい勉強ができるということです。

そうなると、人と比較してもね・・・。あまり意味がないですよね。自分の勉強なんですから。このへんのところが見えて来ると、結構、緊張がとれてきます。

とにかく資格を!合格を!と考えてしまうと、過程が無視され、結果至上主義となってしまいますよ。そうすると、試験で緊張するし、資格を取っても燃え尽きてしまうんですね。

学びの視点は経過主義です。今、この瞬間、瞬間から学んでいく。そうすると、失敗/成功という世界を超えることができる。失敗からも学ぶ、成功からも学ぶ、そういう姿勢に立てれば、失敗を恐れることなく、成功を妄想することもなく、今、ここの学びに集中できる。だから、緊張もしなくなるんですね。

こうした面は、口頭試問でもしっかりチェックされます。「将来展望」、「この資格をどのように活かしますか?」。 答えられますか? 熱く将来を語れますか? 資格取得だけの近視眼的なチャレンジでは勿体ないですよね。

それではみすみす成長の機会を逃すことになってしまいます。CDAはクライエントの人生にかかわっていくんですよね。そうしたかかわりに意味を見出そうとするのであれば、尚更自分の人生を大事にし、向き合っていかなければいけません。

「成功から学ぶ、失敗からも学ぶ」。 それは良し悪しの呪縛を超越できる視点でもあります。 そして、それは自己理解から始まります。 自分は完全な人間では無い。そう受け入れることが出来てはじめて、「補う」ものが何か、見えてくるのではないかと思います。

(つづく)

ご参考:「CDA実践研究会


tsowonder at 15:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0) CDA2次対策 
〔街の時計コレクション〕
  • 不合格、そしてリベンジ!(CDA2次試験)
  • CDA2次対策「どうすればいいの?」
  • 普通の光景
  • 時泥棒/江戸しぐさ(24)
  • 価値観を使ってワーク(2)
  • 十五理/江戸しぐさ(18)
  • 適性検査を受けました(2)
  • 九つ言葉/江戸しぐさ(16)
  • 六つしつけ/江戸しぐさ(15)
  • 「検定」を受けてきました
  • 曖昧さへの耐性
  • 支援者に求められる資質(1)
  • コーチング・ミニミニ講座(45)のお知らせ
  • 江戸しぐさ(1)/華麗なるかな大人の文化
  • バーベキュー(BBQ)しませんか?
  • オジサン達の香港もりもりツアー
  • 街の時計コレクション
  • 街の時計コレクション
  • 街の時計コレクション
  • 街の時計コレクション
記事検索
Livedoor PICS
presented by ネット旅行.com