2015年09月

2015年09月24日

2次試験の敗因を考えてみました。

47回の2次試験結果が発表になりました。そこで、わたしなりに敗因と思われるものをいくつか考えてみました。

1)情報不足
 まずは、カウンセリングとは何か?といった基本的な情報が足りない、そういった情報に触れていない、といったことが挙げられるかと思います。

カウンセリングに関する本はたくさんありますが、いろいろな考え方があり、いろいろな説明がされていますので、いったいどれがCDA2次試験の役に立つのか分かりにくいのが実情ですね。

一方で、人は毎日、会話をしていますので、面談なんて簡単じゃん!と思いがちです。人からよく相談される、人と話をしたり面倒をみたりするのが好き、これらはカウンセリングとは無縁です。

もし、これらの対応でストレスが解消し、成長につながるのであれば、世の中にカウンセリングは必要ありません。つまり、これらで解決できないから「カウンセリング」が生まれたんですね。

それは、”ひと”とは何か? ”こころ”とは何か? の分析から始まり、科学的な臨床実験を経てたどり着いたメソッドです。

こうしたことから、まず基本となるカウンセリングについての考え方/理論をしっかり確認しておく必要があります。

私も最初の試験は、安易な考えで受験し、失敗。改めて勉強し直して、全く逆のことを考えていたんだと反省しました。

2)練習不足
 次に、絶対的にロープレ練習が足りないケースです。(上記情報不足からくる勘違いしたロープレをいくら重ねても、的確なロープレが不足している、ということになります。)

また、どうすればいいのかというスキル中心に試験対策を考えてしまうと、頭で理解しただけで「デキル!」と思ってしまい、練習から遠ざかったりします。

大切なのは、クライエント理解、人間性の理解ですね。ケースはクライエントの数だけありますので、できるだけ多くのクライエントに接し、理解を深めることが大事だと思います。

そうすることによって、自分のクセやコツが分かってきて、臨機応変に対応できるようになります。

3)スキル不足
 これは確かにあります。ひとつひとつのスキルの意味と目的が整理されていなかったり、正しく使われていなかったりするケースです。2)と矛盾した響きになるかもしれませんが、最低限のスキルは必要です。

また、個々のスキルもさることながら、自己探索のスキルや問題把握・問題解決のスキルなども昨今はポイントになってきました。

こうしたことから、面談の構造やプロセスをしっかり捉えて、見立てや展開ができるようにしておきたいですね。そして、大事なことは、スキルを使えばOKと表面的に考えないことです。

カウンセリングの目的を理解し、何の為にスキルを使うのか? その点を整理しておく必要があります。スキルを目的にするのではなく、スキルはあくまでも手段だということです。手段としてスキルが使えた時に、初めて、スキルが身に付いたと言えるのではないかと思います。

CIMG15934)戦略不足
 試験の目的や判定ポイントの理解、対策の立案が不十分なケースです。

課題が明確になっていなかったり、計画/スケジュールがきちんと立てられていないと、厳しい結果になってしまうかもしれません。

ロープレ経験を忘れないようにと試験直前から集中的に準備される方もいらっしゃるかと思いますが、昨今は、傾聴~自己探索~問題の把握まで全て準備する必要がありますので、短期間ではとっても間に合わないと思います。むしろ、1次試験受験前から2次の準備をしておく、あるいは2~3回目で合格する位の長期的な展望/準備が必要なくらいです。

また、再受験の方にとって大事なのは「講評」対策です。「講評」があるだけに、再受験は初受験より難しいと言えます。つまり、通常の面談の評価に加えて、前回の「講評」課題を達成できているか否かもチェックされるからです。従って、まずは「講評」が意味しているところを正しく読み解く必要があります。

「講評」は最良の教師です。その意味するところを読み取れないと、”全人格を否定されたような気持ち”になって、とても受け入れがたいものに映ります。

ですが、カウンセリングの実践者である「試験委員」が全人格を否定するようなことはありません。それは、「人格を否定された」というふうに”感じた”ということですね。そこに、”問題”が隠れているのかもしれませんよ。「講評」に向き合い、その内容を受け入れられた時、”問題”は解決され、学ぶことができます。まずは身をもって問題解決を体験をしてみてください。

5)自己理解不足
 さて、最後は自分ですね。面談には普段の自分が出る。普段の人との接し方が出る。

対人関係にトラブルを抱えている人、苦手な相手が居る人は、まだ自己分析、自己理解が不足していると思います。自分は何に拘っているのか、何が苦手なのか、自分側の内面整理を、是非しておいてください。

また、クライエントを観察し、寄り添っていく為には、相手を受け入れていく「柔軟性」が必要です。日常生活での対人的トラブルも面談でのクライエントの受容も、多くは「柔軟性」が不足し、自分が中心になっていることが多々あります。

まずは、自己分析、自己理解を深め、日常生活から対人姿勢を見直してみてください。


以上、敗因をいくつか考えてみましたが、決して、「全人格を否定された」と感情的に処理しないでください。謙虚に自分の準備状況を振り返り、敗因を突き止めてください。

大事なのは、例えば、質問が悪かった(多すぎた、少なすぎた)と個々のスキル・手法を敗因にしないことです。質問が悪かったのは、なぜか? 何が原因だったのか? と本質に迫ってください。

そうすることによって、この試験の深い意味が見えてくるのではないかと思います。

どうか、諦めないでください。諦めなければ絶対合格できます。

諦めると言うのは「受験を諦める」と考えがちですが、本当は「(ご自身の)自己探索を諦める」ということになるのではないかと思います。


CDA実践研究会」ではこれらの敗因をカバーし、総合的に対策を行っています。その具体的な対策をご参考までに載せておきます。

敗因1)→「理論講座」または「レジュメ・冊子」
敗因2)→「ロープレ研修」、「個別対策1to1」、「個別対策」
敗因3)→「傾聴基礎講座」「口頭試問対策講座」他
敗因4)→「個別面談」「個別対策1to1」
敗因5)→「自己逐語添削」

地域の方には「通信講座」もご用意しています。詳しくはホームページをご覧ください。

tsowonder at 23:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) CDA2次対策 
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