2011年04月23日

インナーゲーム(1)

スポーツの経験は誰しもあることだと思います。私も、野球を皮切りに、スキーや陸上競技、バスケット、自転車、サッカー、そしてボウリング、ゴルフなど、いろいろ手を染めました。小さい頃から勉強そっちのけで、試合に勝つことばっかり考えていたんですね。

でも、やっぱり何か足りなかったのでしょう、悔やまれる成績のみが積みあがってしまいました。

成績を左右するものにメンタル面がありますよね。メンタル面が弱くて勝ったという話はあまり聞きませんが、ランキング下位の選手がメンタル面で頑張って勝ったという話は時々聞きます。ん~、メンタル面って何なんでしょうね。

CIMG3466『インナーゲーム』に出会ったのは2002年です。ビジネス・コーチングの講習を受けていて紹介されました。

著者はティモシー・ガルウェイ。日刊スポーツ出版社から出ています。訳者は三鷹市にお住まいの後藤新弥さんです。(一度プールでお見かけしました。)


テニスのコーチであるティムは、生徒Aに一生懸命テニスを教えます。こと細かく動作に対する注意を喚起し、リラックスするよう指導します。ですが、なかなかうまくいきません。なぜ、「あんなに注意を喚起したのにできないんだろう?」、疑問が湧いてきます。

ひょっとして、「私が注意を喚起した為に、そのことに気を取られて、ボールをよく見ていなかったのではないだろうか?」との思いに至ります。その時からティムは、言葉で指導することを少し控えてみます。

試しに、全くの初心者生徒Bに、「私が10球打つので、その動作を注意深く見て、視覚的にイメージをつかんでほしい」とだけ説明します。

10球打った後、生徒Bに適切なグリップを教え、真似してやってみるように促すと、生徒Bは「最初にあなたがやったのは、まず足を動かすことでしたね」と言って、ボールを打ち始めます。

その動作は、ボールをバウンドさせ、完璧なバックスイングでラケットを引き、前方に振り出し、ラケットを水平に保ち、素晴らしい「最初のストローク」をやりとげるところ、だったそうです。ただ1点を除いて。

その1点とは・・・
”足が1cmも動いていなかった”。

つまり、ただひとつ出来なかったことは、事前に「これだけは実行しよう」と”言葉で”考えていたことだったんですね。それ以外のことは、”イメージをつかんだだけ”で、”言葉の指導は一切無く”ても、完璧に出来た訳です。

一生懸命やろうとすると、なぜトラブルが起きるのか、力むとはどういうことなのか、東洋的とも禅的とも言われる『インナーゲーム理論』はここから始まります。

スポーツだけではなく、仕事にも、人間関係にも、そして自己理解のためにも、インナーゲームは1つのヒントを与えてくれます。久しぶりに読み直してみたくなりました。(すぐ、続く)

tsowonder at 23:22│Comments(0)TrackBack(0) コミュニケーション 

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