2011年11月11日
『最後のトモダチ』のすべて

遺伝子組み替えでできた世界初の人工ペット
『トモダチ』がA社から発売された。
非人道的であると批判をあびながらも
子供たちの間で爆発的なブームになった。

友達のいないタケオは誕生日に両親から
プレゼントされた『トモダチ』と
親友のように仲良くなった。

ブームは過ぎ去り、街には捨てられた
『トモダチ』たちが徘徊し社会問題になった。

タケオも少し成長して
高校生になり恋人(リツ子)ができた。
タケオはリツ子に夢中になった。

『トモダチ』はタケオにあいてにされなくなった、悲しかった。

『トモダチ』はリツ子がいなくなれば
タケオがまた遊んでくれるとおもい
リツ子を階段から突き落として
大ケガをさせてしまった。

タケオは『トモダチ』を地下室に閉じ込めた。

リツ子は『トモダチ』を気持ち悪いから
遠くに捨ててくれとタケオに頼んだ。
タケオは『トモダチ』を捨てることにした。

『トモダチ』を捨てにいく日
A社が遺伝子組み換えの実験に失敗する。
工場が大爆発してしまった。
割れたコンビナートから
透明なガスが漏れてきた。
爆発で街は大騒ぎになり
怖くなったタケオは
『トモダチ』を地下室につれもどした。

透明なガスを浴びた捨てられた
街中の『トモダチ』は凶暴な怪物に変貌し
子供たちを襲い始めた。

タケオは地下室に『トモダチ』と隠れていた。
『トモダチ』は凶暴化していく自分を
押さえようとしている。
必死でおさえないとタケオを襲ってしまいそうだ。
『トモダチ』は「ぼくが怪物になるまえに殺して」
とタケオにいった。

『トモダチ』薄れゆく意識のなかで
タケオとの楽しかった日々の事を思い出していた。
「タケオハ、ボクノサイゴノトモダチ」
























写真協力 キスミワコ
2011年09月26日
『最後のトモダチ』
村上大樹個展『最後のトモダチ』
@gallery yolcha
大阪市北区豊崎1-1-14h&h japan内
10/24(月)から30(日)まで
14時から20時まで
(30日はイベントのため17時まで)
遺伝子組み替えでできた
世界初の人工ペット『トモダチ』が
A社から発売された。
非人道的であると批判をあびながらも
子供たちの間で爆発的なブームになった。
(スプリクトより一部抜粋)
村上大樹は自らを
“映像漫画人形作家”と称している。
表現形態は実際とりとめないようだが、
その根底に潜むものは一貫している。
それは人間にとって一番本能的な「恐怖」
という感情の具現である。
今回わたしは彼の“人形作家”としての
一面にスポットを当ててみた。
彼は今回の展覧会を最後に表立った活動をやめ、
漫画家に専念するという。
それは先の人生を見据えた彼の選択であり、
わたしはそれを応援したいと思う。
自ら生き方を限定するというのはまさに恐怖である。
展覧会そのものが彼の恐怖の結晶となるかもしれない。
しかしその作品は第三者から見れば
「驚き」や「困惑」にもなり、
はたまた「笑い」にも成り得るだろう。
様々な想いを閉じこめた人形たちが、
ハロウィン前のyolchaを所狭しと占領する
賑やかな展覧会となるはずだ。
gallery yolcha イルボン

●クロージングイベント
@油野美術館
大阪市福島区玉川4‐5‐27
06‐7504‐7831
info@yunobi.com
10/30日
開場19:00開演19:30
前売り1800円
当日2300円
(共に1ドリンク付き)
30名様限定
お問い合わせ
gallery.yolcha@gmail.com
090-3673-0337
出演者
<jaaja>
音楽や詩の分野で活動する
長谷川雄一とフリーのイラストレーターである
野端久美之によるユニット。名古屋でカフェ「Jaaja」
を経営する傍ら、絵や音楽、手作り雑貨制作等で個展、
演奏会を全国で行っています。手作りのかぶりものや衣装、
こわい顔のお面をかぶり、遠い異国の民謡や童謡のようで、
ガチャガチャガラクタみたいな賑やかで少し寂しい演奏をします。
<セボンゐレボン>
「これは詩の朗読ではない、
詩の道楽である。それもとびっきりのね。」
詩演家・イルボンの独白とパフォーマンスに、
水田十夢(ex ラリーパパ&カーネギーママ)のベースと、
宮本章太郎(NAYUTA)のギターが半即興的に
空間を彩ってゆく活劇詩楽団。
サルビアの如く舞い散る音と詩情。
やさぐれたヤサ男の下世話と気品のポリリズム!
<ペガサス>
緑色の尻尾を持つ生嶋と、八本足の兼岡が、
奴隷解放運動中に出会い、
お互いの父親の性癖の話で意気投合し、
音楽活動を開始する。
通行人に松ぼっくりを投げつけた時の音で
作ったリズムトラックに、ひい婆ちゃんの寝言の様な
メロディラインが絶妙に絡み合い、
如何わしくも興味深いネオン街を映し出す。
ペガサスのライブにスペシャルゲストで
キスミワコが参加します!
村上大樹も映像で参加。
この展示とイベントをもって
人前にでる活動はすべて終わりにします。
といってもけっこう前向きな活動方向のチェンジでして、
結婚するかと思った人は残念でした!
これからは引きこもって漫画に専念しようかなと思ってます。
ここ数年やれることはすべてやってやろうと
意気込んで活動してたんですが、
どうも地に足がついてないような気がして
もともとそんなに器用な人間ではないし、
もうけっこうな歳やし、あと残った時間は
どのぐらいあってどのくらい作品が創れるのかと思うと
恐ろしくなってきます。
いままでに完璧に自分の欲望を満たせた作品が僕には一つもない。
しかも観るひとにも伝わってないと思うと悲しくて、
死ぬまでにたった一つでもいいから、
永遠になるような作品をつくりたい。
というわけで!最後の展示になります!
人形つくるのも、これで終わり思えば10年くらい作っとるので
お別れの意味もこめて展示タイトル
『最後のトモダチ』にしました。



@gallery yolcha
大阪市北区豊崎1-1-14h&h japan内
10/24(月)から30(日)まで
14時から20時まで
(30日はイベントのため17時まで)
遺伝子組み替えでできた
世界初の人工ペット『トモダチ』が
A社から発売された。
非人道的であると批判をあびながらも
子供たちの間で爆発的なブームになった。
(スプリクトより一部抜粋)
村上大樹は自らを
“映像漫画人形作家”と称している。
表現形態は実際とりとめないようだが、
その根底に潜むものは一貫している。
それは人間にとって一番本能的な「恐怖」
という感情の具現である。
今回わたしは彼の“人形作家”としての
一面にスポットを当ててみた。
彼は今回の展覧会を最後に表立った活動をやめ、
漫画家に専念するという。
それは先の人生を見据えた彼の選択であり、
わたしはそれを応援したいと思う。
自ら生き方を限定するというのはまさに恐怖である。
展覧会そのものが彼の恐怖の結晶となるかもしれない。
しかしその作品は第三者から見れば
「驚き」や「困惑」にもなり、
はたまた「笑い」にも成り得るだろう。
様々な想いを閉じこめた人形たちが、
ハロウィン前のyolchaを所狭しと占領する
賑やかな展覧会となるはずだ。
gallery yolcha イルボン

●クロージングイベント
@油野美術館
大阪市福島区玉川4‐5‐27
06‐7504‐7831
info@yunobi.com
10/30日
開場19:00開演19:30
前売り1800円
当日2300円
(共に1ドリンク付き)
30名様限定
お問い合わせ
gallery.yolcha@gmail.com
090-3673-0337
出演者
<jaaja>
音楽や詩の分野で活動する
長谷川雄一とフリーのイラストレーターである
野端久美之によるユニット。名古屋でカフェ「Jaaja」
を経営する傍ら、絵や音楽、手作り雑貨制作等で個展、
演奏会を全国で行っています。手作りのかぶりものや衣装、
こわい顔のお面をかぶり、遠い異国の民謡や童謡のようで、
ガチャガチャガラクタみたいな賑やかで少し寂しい演奏をします。
<セボンゐレボン>
「これは詩の朗読ではない、
詩の道楽である。それもとびっきりのね。」
詩演家・イルボンの独白とパフォーマンスに、
水田十夢(ex ラリーパパ&カーネギーママ)のベースと、
宮本章太郎(NAYUTA)のギターが半即興的に
空間を彩ってゆく活劇詩楽団。
サルビアの如く舞い散る音と詩情。
やさぐれたヤサ男の下世話と気品のポリリズム!
<ペガサス>
緑色の尻尾を持つ生嶋と、八本足の兼岡が、
奴隷解放運動中に出会い、
お互いの父親の性癖の話で意気投合し、
音楽活動を開始する。
通行人に松ぼっくりを投げつけた時の音で
作ったリズムトラックに、ひい婆ちゃんの寝言の様な
メロディラインが絶妙に絡み合い、
如何わしくも興味深いネオン街を映し出す。
ペガサスのライブにスペシャルゲストで
キスミワコが参加します!
村上大樹も映像で参加。
この展示とイベントをもって
人前にでる活動はすべて終わりにします。
といってもけっこう前向きな活動方向のチェンジでして、
結婚するかと思った人は残念でした!
これからは引きこもって漫画に専念しようかなと思ってます。
ここ数年やれることはすべてやってやろうと
意気込んで活動してたんですが、
どうも地に足がついてないような気がして
もともとそんなに器用な人間ではないし、
もうけっこうな歳やし、あと残った時間は
どのぐらいあってどのくらい作品が創れるのかと思うと
恐ろしくなってきます。
いままでに完璧に自分の欲望を満たせた作品が僕には一つもない。
しかも観るひとにも伝わってないと思うと悲しくて、
死ぬまでにたった一つでもいいから、
永遠になるような作品をつくりたい。
というわけで!最後の展示になります!
人形つくるのも、これで終わり思えば10年くらい作っとるので
お別れの意味もこめて展示タイトル
『最後のトモダチ』にしました。



2011年05月08日
美しい世界

こちらにも展示で参加します。
circeの東京でのリリースパーティーです。
音源を車の中で聴いたので
まだアルバムをちゃんとアートワーク(噂ではすごいらしい!)
など含めたかたちでは聞けていないですが
シンプルだが力強い音像が
楽しげなメロディーをそこだけに留めず
悲しさや怒り、この世の中に渦巻く総ての感情を音に
捉えたかのような作品に仕上がっていた。
音盤で聴けるのが楽しみだわ。
矢野ミチルとともに
この美しい世界に少しだけ
展示で毒をそえちゃいます。でへへ
circe 1st full album
『The Beautiful world』 release party
2011/5/19(木)@渋谷O-NEST
open17:30/start18:00
前売¥2,500/当日¥2,800(ドリンク代別)
◇music
・circe
・goomi
・omu-tone
・キスミワコ
・dracaena from 大阪
・Andreas Wollny
・Satohyoh(pous)
& very very special guest!!
◇art
・矢野ミチル
・村上大樹
※全8組、5Fメインフロアと6Fバーフロアの2ステージ展開!!
※ライブ以外にも展示・映像・特設ショップなど様々な催しを予定してます。
神戸のグッゲンハイム邸
にいってきます。洋館での展示です。
まだグッゲンハイム邸には行った事がなくて
写真でしか見た事ないのですが
こういう格調高い空間で展示できるのは嬉しいです。
この空間をどこまでバカバカしく
スットコどっこいな世界にもっていけるかが
僕と矢野ミチルの使命です。でへ

よく考えてみると企画のロビさんと
何か一緒に出来るのも初めてなので
circeのアルバムリリースパーティー
という形で、体験できるのが嬉しい
楽しみですわ。

2011年5月21日(土)
天辺から爪先までvol.8
circe 1st full album "The Beautiful world" release party
会場 神戸塩屋旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 \2,500 / 当日 \3,000
開場13:30・開演14:00/終演20:30
(未就学児無料・小中高生学割あり。ご予約時お問い合わせください)
(フードもありますので飲食物の持ち込みはご遠慮ください←乳幼児の飲食物はもちろん可です)
共催:塩屋音楽会
■act
circe
ICHI
Rachael Dadd
キスミワコ
kisetsu/ame
scka(session band)
maison de sistelia
guitar noiz orchestra
三田村管打団?
■ART
矢野ミチル
村上大樹
■協力
OTOnaART
clod 弘 (陶芸)
■フード
ぴんぽんパン工房
ピリカ食堂
■マーケット
ちとりこ(編み物雑貨)
ストリート飴細工いさおくんだよ
まだグッゲンハイム邸には行った事がなくて
写真でしか見た事ないのですが
こういう格調高い空間で展示できるのは嬉しいです。
この空間をどこまでバカバカしく
スットコどっこいな世界にもっていけるかが
僕と矢野ミチルの使命です。でへ

よく考えてみると企画のロビさんと
何か一緒に出来るのも初めてなので
circeのアルバムリリースパーティー
という形で、体験できるのが嬉しい
楽しみですわ。

2011年5月21日(土)
天辺から爪先までvol.8
circe 1st full album "The Beautiful world" release party
会場 神戸塩屋旧グッゲンハイム邸(JR/ 山陽塩屋駅徒歩5分)
〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17
料金:予約 \2,500 / 当日 \3,000
開場13:30・開演14:00/終演20:30
(未就学児無料・小中高生学割あり。ご予約時お問い合わせください)
(フードもありますので飲食物の持ち込みはご遠慮ください←乳幼児の飲食物はもちろん可です)
共催:塩屋音楽会
■act
circe
ICHI
Rachael Dadd
キスミワコ
kisetsu/ame
scka(session band)
maison de sistelia
guitar noiz orchestra
三田村管打団?
■ART
矢野ミチル
村上大樹
■協力
OTOnaART
clod 弘 (陶芸)
■フード
ぴんぽんパン工房
ピリカ食堂
■マーケット
ちとりこ(編み物雑貨)
ストリート飴細工いさおくんだよ
2011年02月05日
意味を極限までなくしたい

松山での展示の準備を進めているんですが
もともと『吸血鬼もの』として始まった作品が
見る影もなく形をなくなって、異物に変化しています。

福岡の展示が終わって、新たに松山に向けて
制作を開始した時は、同じテーマのまま
進みたかったのですが、誰も(自分ですら)
言う事を聞きやがらない。
もう怒ることや間違いを正す事も飽きた....
ので清々しい気持ちで、ただ変化するのを
眺めてみようと思います。
作るものに軽みをあたえたい、何も意味のない
屁みたいなものが作りたい。

2011年01月31日
一年後の後書き
やっとこさ
『二つの心臓』のブックカバー完成しました!!!!
いい出来です!
裏面にオマケで載せた印刷した『一年後の後書き』が
印刷の関係で 少し読みにくいのでここにもアップしておきます。
二つのあとがき
俺(村上大樹)の場合
展示をまとめた、この本を作ってから一年が過ぎました。
後書きを書くには丁度いい時間経過かもしれないですが
この数日、この本を読み返したりアレコレ考えたりしたけど
何も書く事が思い付かない。
私は本を買ったら、まず後書きから読むような
程度の低い本好でして、しかも後書きだけで、
その本の善し悪しを決めてしまうほどの
後書きファンなのです。
そんな私が初めて書く後書きに気負いすぎて
頭が混乱するやら気分悪くなり胃酸の臭いで口の中が
充満するやらで大変なのです。
混乱した頭で記憶を辿ると、当初はプロレスの物語で
二人のレスラーをそれぞれが書いて最後に対決する話に
僕はしたかったように思います。野球でもよかった。
戦後の大衆エンターテイメントである、
この二つをモチーフにした展示は
日本人なら一度は挑戦すべきテーマだと
今でも本気で思っています(うそ)。
しかしながら芯の強い矢野氏は、そんな私の虚言に
惑わされる事はなかった。
でもそこが戦争という私たちには重々しすぎるテーマに
行き着いてしまった失敗でもあります。
この物語に出てくる人たちは結局、
本当に戦いたかった相手とは誰も戦うことは出来ません。
それどころか争いの落とし所というのは、
現実の戦争もそうかも知れませんが
結局何処にもないのかも知れない。
『勝ったそして平和が訪れた』
で物語れた幸福な時代はもう 訪れないかも知れません。
曖昧で複雑な構造なかで、
せめて一抹の希望を見出したかった。
そんな想いをこの作品に込めたつもりです。
二つのあとがき
僕(矢野ミチル)の場合
この「二つの心臓」は忘れられない作品になった。
村上大樹と同じ設定の中、彼は漫画で表現し、
当初、僕は絵に詩のような短い文章を添えるつもりだった。
絞りきったボクサーの鋭敏な肉体の様な文章を目指して
ところが言葉たちはぶくぶくと太り始め、ボクサーなど
見る影も無い栄養の偏った巨漢へと変貌した。
もう後戻りは出来ない!その膨大な情報が
この架空の国から溢れ出て、取り留めのつかない状態にまで
陥ってしまう。それでも毎日毎日脳内をグツグツと煮立て
続けると、次第に暗闇に目が慣れる様に
ジャックやユイーツの心情に同化していく。
そこには自分の幼年時代や
その後出会った人々や憧れのロックスター、
聖書、SF映画など僕自身が興味を持ってきた
様々な要素が渾沌の闇鍋のように青臭く投影されている。
二つの心臓以後、描いた作品の登場人物の内面には
背景が生まれ、泥臭くなった様な気がしてならない。
それはいい意味でね。
最後にこの本を手にとってくれた皆様、
帯にコメントを寄せてくれた中川五郎さん、
装丁してくれたキスミワコさん、
協力してくれた方々に感謝を込めて、
二人から『ありがとう』。
現在展示の準備でアタフタしてますが
今月中には本を購入してくれた方々のモトに
お届けします。
もう暫くお待ちください。
『二つの心臓』のブックカバー完成しました!!!!
いい出来です!

裏面にオマケで載せた印刷した『一年後の後書き』が

印刷の関係で 少し読みにくいのでここにもアップしておきます。
二つのあとがき
俺(村上大樹)の場合
展示をまとめた、この本を作ってから一年が過ぎました。
後書きを書くには丁度いい時間経過かもしれないですが
この数日、この本を読み返したりアレコレ考えたりしたけど
何も書く事が思い付かない。
私は本を買ったら、まず後書きから読むような
程度の低い本好でして、しかも後書きだけで、
その本の善し悪しを決めてしまうほどの
後書きファンなのです。
そんな私が初めて書く後書きに気負いすぎて
頭が混乱するやら気分悪くなり胃酸の臭いで口の中が
充満するやらで大変なのです。
混乱した頭で記憶を辿ると、当初はプロレスの物語で
二人のレスラーをそれぞれが書いて最後に対決する話に
僕はしたかったように思います。野球でもよかった。
戦後の大衆エンターテイメントである、
この二つをモチーフにした展示は
日本人なら一度は挑戦すべきテーマだと
今でも本気で思っています(うそ)。
しかしながら芯の強い矢野氏は、そんな私の虚言に
惑わされる事はなかった。
でもそこが戦争という私たちには重々しすぎるテーマに
行き着いてしまった失敗でもあります。
この物語に出てくる人たちは結局、
本当に戦いたかった相手とは誰も戦うことは出来ません。
それどころか争いの落とし所というのは、
現実の戦争もそうかも知れませんが
結局何処にもないのかも知れない。
『勝ったそして平和が訪れた』
で物語れた幸福な時代はもう 訪れないかも知れません。
曖昧で複雑な構造なかで、
せめて一抹の希望を見出したかった。
そんな想いをこの作品に込めたつもりです。
二つのあとがき
僕(矢野ミチル)の場合
この「二つの心臓」は忘れられない作品になった。
村上大樹と同じ設定の中、彼は漫画で表現し、
当初、僕は絵に詩のような短い文章を添えるつもりだった。
絞りきったボクサーの鋭敏な肉体の様な文章を目指して
ところが言葉たちはぶくぶくと太り始め、ボクサーなど
見る影も無い栄養の偏った巨漢へと変貌した。
もう後戻りは出来ない!その膨大な情報が
この架空の国から溢れ出て、取り留めのつかない状態にまで
陥ってしまう。それでも毎日毎日脳内をグツグツと煮立て
続けると、次第に暗闇に目が慣れる様に
ジャックやユイーツの心情に同化していく。
そこには自分の幼年時代や
その後出会った人々や憧れのロックスター、
聖書、SF映画など僕自身が興味を持ってきた
様々な要素が渾沌の闇鍋のように青臭く投影されている。
二つの心臓以後、描いた作品の登場人物の内面には
背景が生まれ、泥臭くなった様な気がしてならない。
それはいい意味でね。
最後にこの本を手にとってくれた皆様、
帯にコメントを寄せてくれた中川五郎さん、
装丁してくれたキスミワコさん、
協力してくれた方々に感謝を込めて、
二人から『ありがとう』。
現在展示の準備でアタフタしてますが
今月中には本を購入してくれた方々のモトに
お届けします。
もう暫くお待ちください。
キスミワコの魂
キスミワコの活動、10年目にして
初のフルアルバム『キスミワコ大陸のキ』ついに
2/16に発売です。
僕はジャケットのデザインで参加してます。
あと彼女が持っている幸福な音世界に
なんとか邪気を入れてやろうと
(世界にはバランスが必要やからね)
ギターやらなんやらで雑音を入れまくってます、へっへ
そしてなんと歌ってます、歌詞も知らずに適当英語で
音程を驚くほど外して.....
とにかくキスミワコの魂の広さを聞きやがれ!
初のフルアルバム『キスミワコ大陸のキ』ついに
2/16に発売です。

僕はジャケットのデザインで参加してます。
あと彼女が持っている幸福な音世界に
なんとか邪気を入れてやろうと
(世界にはバランスが必要やからね)
ギターやらなんやらで雑音を入れまくってます、へっへ
そしてなんと歌ってます、歌詞も知らずに適当英語で
音程を驚くほど外して.....
とにかくキスミワコの魂の広さを聞きやがれ!
2011年01月25日
2010年11月14日
ふえつづける
いよいよ来週から福岡で展示が始まってしまいます。

製作に入る前に矢野ミチルとミーティングで
前回の2人展では物語を展示で見せていく難しさ感じ
その反省をイカすために、
言語に頼らない展示にしようと決めました。
そこで他の作家さんの展示を観て
言霊を超えたエモーショナルを感じる所は
何処かなど話し合いました。
やはり
大量の作品が訳の分からない反復を起こしているのを
目の当たりした時、言葉にならん沸騰が起こるのでは
と二人の意見を強引にまとめる事にしました。
そこで吸血鬼が血を吸い増殖していくイメージが
作品が反復、複製していく様相を重なっていくのでは
という見解に至りました。
なので今回の展示は重複するヴィジョンが色や形を変えて
無数に登場します。


ノリノリの矢野ミチル
『終わりの終わりのヴァンパイア』
会期…2010年11月23日(火)〜 12月5日(日)
休廊日…11月29日(月)
時間…平日16:00-20:00 / 土日祝13:00-20:00
今回の村上大樹と矢野ミチルによる二人展
『終わりの終わりのヴァンパイア』
は吸血鬼をモチーフに
ヌイグルミ、粘土、絵画などを使って表現した
『血』である。
吸血鬼が血を吸うという行為は、
単に生命を維持するためではなく
エロティックで甘美な欲望を満たす儀式であったり、
ドラッグによる快楽を体現しているようだ。
古くから血液は生命の根源であると考えられているが
『血』とはそもそも猥褻で雑多な欲望の固まで、
僕たちが考える芸術に酷似している。
世界中を覆い尽くしたヴァンパイアたちが、
タブーを犯してしまい滅びゆくさまを
ユーモラスに展示した『血』の色に
埋め尽された会場を是非ご覧あれ。
会場...art space tetra (map)
〒812-0028 福岡市博多区須崎町 2-15
tel/fax 092-262-6560 , e-mail info@as-tetra.info
オープニングパーティ
11月23日(火・祝)19:00〜
ライブ:キスミワコ
チャージ:1000円

製作物で家の中は混沌としてますが、心は妙に落ち着いてます。

製作に入る前に矢野ミチルとミーティングで
前回の2人展では物語を展示で見せていく難しさ感じ
その反省をイカすために、
言語に頼らない展示にしようと決めました。
そこで他の作家さんの展示を観て
言霊を超えたエモーショナルを感じる所は
何処かなど話し合いました。
やはり
大量の作品が訳の分からない反復を起こしているのを
目の当たりした時、言葉にならん沸騰が起こるのでは
と二人の意見を強引にまとめる事にしました。
そこで吸血鬼が血を吸い増殖していくイメージが
作品が反復、複製していく様相を重なっていくのでは
という見解に至りました。
なので今回の展示は重複するヴィジョンが色や形を変えて
無数に登場します。


ノリノリの矢野ミチル
『終わりの終わりのヴァンパイア』
会期…2010年11月23日(火)〜 12月5日(日)
休廊日…11月29日(月)
時間…平日16:00-20:00 / 土日祝13:00-20:00
今回の村上大樹と矢野ミチルによる二人展
『終わりの終わりのヴァンパイア』
は吸血鬼をモチーフに
ヌイグルミ、粘土、絵画などを使って表現した
『血』である。
吸血鬼が血を吸うという行為は、
単に生命を維持するためではなく
エロティックで甘美な欲望を満たす儀式であったり、
ドラッグによる快楽を体現しているようだ。
古くから血液は生命の根源であると考えられているが
『血』とはそもそも猥褻で雑多な欲望の固まで、
僕たちが考える芸術に酷似している。
世界中を覆い尽くしたヴァンパイアたちが、
タブーを犯してしまい滅びゆくさまを
ユーモラスに展示した『血』の色に
埋め尽された会場を是非ご覧あれ。
会場...art space tetra (map)
〒812-0028 福岡市博多区須崎町 2-15
tel/fax 092-262-6560 , e-mail info@as-tetra.info
オープニングパーティ
11月23日(火・祝)19:00〜
ライブ:キスミワコ
チャージ:1000円

製作物で家の中は混沌としてますが、心は妙に落ち着いてます。
2010年07月09日
おそるべし
2010年05月09日
その人間が持つ
パブリックイメージを壊すのが大好きだなと
誰かとコラボレージョンするたびに思います。
ファンの人と本人には怒られるかも知らんけど
QurageとのコラボレーションCDのデザインが
完成しました。森くんの音楽にある繊細さとは
真逆のジャケットですが5/14日に販売するので是非。
『二つの心臓』東京編のミニ展示もします。
ニューバージョンのカバーで
アートブックを販売予定なのでお楽しみ!
こちらQurageとのコラボレーションCD


『ArtTree-spring-』
Split CD “車上荒らし盤”リリース記念
日時:2010年5月14日(金)
場所:渋谷7thFloor
open/start
18:30/19:00
前売¥2,000
当日¥2,300
ドリンク代別¥500
・music
circe/Qurage/peckyou!!/キスミワコバッハーンandミー
・art&vision
村上大樹/矢野ミチル
※限定ドリンク「車上荒らしカクテル」販売します!!
※Split CD“車上荒らし盤”のArtreeバージョンも発売!!
誰かとコラボレージョンするたびに思います。
ファンの人と本人には怒られるかも知らんけど
QurageとのコラボレーションCDのデザインが
完成しました。森くんの音楽にある繊細さとは
真逆のジャケットですが5/14日に販売するので是非。
『二つの心臓』東京編のミニ展示もします。
ニューバージョンのカバーで
アートブックを販売予定なのでお楽しみ!
こちらQurageとのコラボレーションCD


『ArtTree-spring-』
Split CD “車上荒らし盤”リリース記念
日時:2010年5月14日(金)
場所:渋谷7thFloor
open/start
18:30/19:00
前売¥2,000
当日¥2,300
ドリンク代別¥500
・music
circe/Qurage/peckyou!!/キスミワコバッハーンandミー
・art&vision
村上大樹/矢野ミチル
※限定ドリンク「車上荒らしカクテル」販売します!!
※Split CD“車上荒らし盤”のArtreeバージョンも発売!!













