モンスター5

モンスター百田尚樹 著
幻冬舎文庫

いやいや、すごい作品です。
昔は町中からバケモノと言われてかわいそうだった主人公が美容整形によって別人に変身して復讐を始めるというストーリー。

主人公の昔の事を考えると応援したくなったり、でもやりすぎでしょと主人公を否定にかかったりと自分の気持ちが落ち着かないです。
現実離れしてなくて、美容整形をすることによって実際に起こり得るように思わせる所なんかがうまく書いていらっしゃる。
美容整形に関してすごく取材して勉強して書いたんでしょうね。さすがは百田尚樹。

ちなみに高岡早紀主演で映画化されて2013年に公開されたようです。
なんとなく主人公のイメージに合いますね。これだったら映画を観てみたいかなと思います。

5つ星。

アクセス1

アクセス誉田哲也 著
新潮文庫

ホラーと言えばホラーなのかな。なんか非現実的と言うか超常的というか誉田哲也に期待するものとは違いますね。
現実世界じゃないと思って読んでしまうから怖さがないんです。
誉田哲也の作品は大抵が現実の中で起きていることだからドキドキするしハラハラもする。
珍しく残念な作品に思えました。1つ星。

三千枚の金貨(上・下)2

三千枚の金貨(上・下)宮本輝 著
光文社文庫

宮本輝の作品にしては深みがないなぁ。
小学生が秘密基地を作るようなことの大人バージョンみたいな事実で終わっちゃった。
楽しい話だと思うんですけど、色んな謎が謎のままで消化不良みたいな気分になっちゃいました。
もうちょっと「あー、そーゆーことだったのね」と思いたかったです。

2つ星。

ガール・ミーツ・ガール3

ガール・ミーツ・ガール誉田哲也 著
光文社文庫

「疾風ガール」の続編。
ハチャメチャな主人公がドタバタして面白い青春小説です。
本作では主人公の夏美と対照的な少女とコンビを組んで、そのギャップとお互いを理解することの滑稽さなんかがイイですね。

プレッシャーなく楽しく読めます。3つ星。

世界でいちばん長い写真3

世界でいちばん長い写真誉田哲也 著
光文社文庫

青春もので人が死なないという所は武士道シリーズと共通ですが、誉田哲也作品のどのシリーズにも属さない単独作品。

中学の写真部に所属する少年が主人公の青春を描いたほのぼのとした作品です。
言い方は悪いかもしれませんが深みがなく、軽く読めてしまえます。
ほのぼのとした気持ちになれるから良いかもしれませんね。

タイトルになっている世界でいちばん長い写真というのは、そんな写真を撮れるアナログカメラが本当にあるようです。
今の時代だったらデジテルで簡単に撮れるのかもしれませんが、敢えてアナログの機器を中心とした話を仕上げた所が青春臭さを増幅させてます。

3つ星。

骸の爪2

土曜日の21時から「スーパーサラリーマン左江内氏」ってドラマを家族が観てます。
俺はキョンキョンが演じてるぐーたらママがすごーく怖いし嫌なんで基本的には観てません。
でも妻は、そのキョンキョンのママを目指すなんて言ってます。
前から理解不能だった妻ですが、神レベルが進んだとしか思えません。

こんばんは、ヒツジです。

それでは今日の読んだ本。
骸の爪道尾秀介 著
幻冬舎文庫

滋賀県山中の仏像の工房・瑞祥房が舞台。
仏像が笑ったり血を流したり人が消えたり等々のミステリー。
舞台がほとんど瑞祥房に限定されており狭い世界での出来事になっていますが、仏像に関しては奥が深く勉強になります。
仏像が好きな人はのめり込むんじゃないですかね。

2つ星。

「黄金のバンタム」を破った男

「黄金のバンタム」を破った男百田尚樹 著
PHP文芸文庫

元プロボクサーのファイティング原田さんの半生を綴ったノンフィクションです。

ボクシングは好きでしたたから昔からテレビ中継はよく観てました。
世界タイトルマッチではファイティング原田さんが解説をしていることが結構あったように記憶しています。
ところがファイティング原田さんの現役時代は知らなかったんですよね。
物心ついた頃には引退されていたので「元世界チャンピオンだったすごい人」程度の認識しかありませんでした。
ちなみにリアルタイムで記憶に残っている最もすごい日本人ボクサーって具志堅用高さんです。

そんな感じだったので本書は非常に楽しかったです。
ファイティング原田さんの潔さや綺麗さ、その他の日本人らしい所ってとても素敵だし尊敬します。
だから戦後の日本に希望や活力を与えることができたんでしょう。
見習わなくてはならないなぁ。

5つ星。

主よ、永遠の休息を5

主よ、永遠の休息を誉田哲也 著
中公文庫

本作の元になっている作品ではあの姫川玲子が事件を捜査しており、新人賞でももらっていたら姫川シリーズ最初の作品になっていたかもしれないらしい。
本作はお蔵に入ったそんな作品をリニューアルしたもので、さすがに完成度は高い。
先は読めないけど今読んでいるところに引き付けられてしまうって感じで、本に呑まれてしまいます。

また本作は誉田哲也の作品にしては珍しく主人公が男性です。
主人公が男性だから何か違うなんて事は全くありませんし、普通に読めます。
誉田哲也の作品は主人公が女性でなければならないという決まりはありませんしね。

タイトルの「主よ、永遠の休息を」という意味は最後の最後まで読んだら「あ、なるほど」と納得できます。
心には非常に重い結末ですが、最後の最後に悲しいけれどホッとするという気持ちになりました。

5つ星。

疾風ガール4

疾風ガール誉田 哲也 著
光文社文庫

誉田哲也の本ですが、警察小説ではありません。でも武士道シリーズみたいに人が死なないシリーズでもない。
天才的なギターの腕前を持つ美少女が主人公。タイトルの通りまさに「疾風」のような女の子ですね。
音楽の話だけでなく、死んだバンドメンバーの正体や過去を探る旅に出るのがメインです。

微笑ましかったり格好良かったり可愛かったり・・・読み手の喜怒哀楽が大きくなる小説ですね。

ドラマ化や映画化期の作品のような気がします。でも主人公の夏美はかなりの美人ですのでミスキャストが怖いですね。ピタッとはまれば是非とも観てみたいです。

4つ星。

海賊とよばれた男(上・下)5

海賊とよばれた男(上・下)百田尚樹 著
講談社文庫

映画も公開されてますね。妻は試写会に行ってましたけど、ヒツジは観に行く気がないのでいつまで公開されてるのかは気にしてません。

本作は皆さんご存知の出光興産の話。
出光は物心ついた頃からガソリンスタンドとして認識してました。あの「アポロ」と呼ばれる白地に赤で人の顔が描かれた看板のガソリンスタンド。

出光興産の創業者である出光佐三は国岡鐡造という名前で書かれてるだけで、出光佐三の人生を綴った小説です。
しかしスケールがデカい。
こんな日本人がおったなんて正直言いまして知りませんでした。
国のために、そして日本国民のためにここまでするなんてホント頭が下がります。
このような人が居てくれていたから、今の日本があるのでしょうね。心の底からありがとうございますと言わせていただきます

う〜ん、胡坐をかいてのうのうと生きてちゃダメです。5つ星。
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