12月4日に、再び奈加あきらさんの責め縄研究会にお邪魔した。 この日のモデルは翡翠さんで、参加者の中には故・明智伝鬼先生のパートナーである京極夢路さん、才勝さんの姿もあり、大変貴重なお話がたくさん聞けた。 ノートを忘れた私は「こりゃいかん」とあわて、持参した ...
責めとは何かを考える〜奈加あきら『責め縄研究会』
もう四半世紀もエロにまつわる仕事をしている私だが、そのいちばん最初に、人に知られたら罪悪感で死んでしまいたくなるような「縛られたい」という願望があった。 5歳か6歳の頃にはそのことを切実に願っていた。 その夢を深く理解してもらえたのは、SMペディアによれば19 ...
narrative&monologue〜『妄想具現』
「緊縛が好きである」という人は少なくない。 「緊縛の写真を撮っている」という人も少なくない。 でも、 「緊縛が好きなので写真を撮って雑誌を作ってしまいました」 という人に初めてお目にかかり驚いた。 だって、普通じゃないでしょう、良い意味で。 緊縛師の奈加あき ...
RUBBER LOVER〜佐藤恵里沙『日常ラバー』
写真家・佐藤恵里沙さんの写真集『日常ラバー』をあらためて手に取る。 しみじみと癒された。 私はラバーフェチではないけれど、2000年前後にラバーラバー(rubber lover)の人たちと交流があった。 当時の常として、突然誰かから「今夜〇〇に〇〇の人たちが集まるけど、 ...
「正しい娘」〜増田ぴろよ個展
テキスタイルとキルトワークのアーティスト、増田ぴろよ氏との交流は2013年の第三回東京女子エロ画祭にぴろよ氏の作品をノミネートして以来だから、もう四年にもなるのか。 ある意味、長い四年間だった。 彼女と親しくなるのには時間が必要だった。 私が臆したからだ。 ...