何もしないで、常に美しいものを見ていたっていいのに、人間はそれを我慢するのがあたりまえになっている。
美しいものをただ見ているはとても贅沢なことで、脳に良い。

今日はそんな贅沢をした。
午後から銀座人形館へ、企画展『Rondeau〜幻想の輪舞曲〜』を見に行って。

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美術作家・加藤俊章さんとオカマルトRebirthで偶然隣り合い、頂いた案内状。
案内状の赤と黒の印象的なデカルコマニーは、火山の内部か、臓器内の景色のよう。
オカマルトの店主・マーガレットさんから「肉眼で見なければ！」と言われて、伺うと決めていた。

当日、加藤さんは門外漢な私の質問にも丁寧に答えてくださり、大変貴重な時間となった。
マーガレットさんの言う通り、見なければ感じられない、来てよかった。

加藤さんのデカルコマニー『夜想〜思惟の潮汐力』は、飛沫がこちらの頬に刺さってくるような感覚で目が離せなくなる。
しばしじっと見ていることが愉快、快感。

そこへ偶然にもマーガレット＝小倉東さん登場（今日は可愛いマリンテイストの私服）。
22日のRINGでの復活を目撃する予定がSOLD OUTで行けなかったので、お会いできて嬉しい。
猪瀬冬樹さんもいらして、アンティークドールに囲まれた最終日の会場は少しずつ賑やかに。

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@銀座人形館エンジェルドールズ
左から猪瀬冬樹氏、加藤俊章氏、筆者、小倉東氏


長くギャラリー運営もされている猪瀬さんに、どう自己紹介したらいいのか迷っていたら加藤さんが「神田さんは美術展をやっているんですよ」と言ってくださった。
『東京女子エロ画祭』のことだ。

エロ画祭は私たちが手作りで育てた「祭り」であり、他に二つとない形式のコンペティションなので、今後は資料を作って持ち歩くようにしたい。（続く）