久しぶりに映画を観ました。
自宅ですが、買っといてそのまま長い間観れずに眠らせていた「新聞記者」です。
日本アカデミー賞三部門も受賞したそうで、内閣府と電通の圧力でCMすら満足に流せなかったハズなのに、アカデミー賞の選考委員の方たちは良識ある人たちってことかな?
映画の内容は、完全に現政権の不正をこれでもかってくらいリアルに描いていますが、実際アベノミクスも所詮は庶民の首を締めるばかりで、上級国民か総理のお友達じゃないと恩恵を受けられないステキな代物でしたし。
なんで、嘘とか隠蔽とか、猿でもわかる不正がまかり通るのか、日本が独裁国家でいいのかって思ってたら、お友達以外は既に国民扱いしないみたいですね。
ほぼ奴隷ですから、革命起こさないと未来は無いかもしれません。
日本は社会的弱者になるにしても、よほど厳しい状況にならなきゃ見捨てられてしまうので、3.11の被災者や、先の水害でさえ、まだ沈静化していないのに、お仲間と桜見るほうが大事なワケですからね。
現在猛威を奮っているコロナウイルス問題にしても、中国の顔色伺った結果、二の足、三の足を踏んだのは一目瞭然ですから、ネトウヨと呼ばれる支持者も、やっと目が覚めたのではないでしょうか。
それにしても、マスコミやメディアのコントロールをいつから始めたのか分かりませんが、私はかなり前に国会答弁で「それは印象操作だ!」と総理が叫んでいるのを見て「なんでそんな言葉使ってるんだ?」と違和感を覚えたのでした。
その頃は、まだメディアも不正に厳しく機能していましたし、我々のように「認知科学」の技術を模倣してる人間に取っては、ある種馴染みある言葉でしたが、私はそれを聞いて「やってんな」と確信した次第です。
さて、映画の話に戻りますが、やはり現代は女性が圧倒的に強いのと、男は家族を守る気持ちが働くと、心が折れてしまう生き物なんでしょうね。
大義を成すには、家族がいない孤独な男のほうが良いのでしょう。
真面目に日本が沈没しかねませんから、早々にリセットする改革を望みます。
もしくは革命を!
映画の中の内部情報調査室は、リアルなのか、フィクションなのか分かりませんし、加○学園がモデルの医療系施設が、細菌兵器を作るために作られたというのも、リアルなのか、フィクションなのか、分かりません。
まあ、日本を「国家」と連呼し「まさに」答弁を繰り返すヤツが総理ですから、七●一部隊が復活するシナリオが出来ても、不思議じゃないような気もする(そうか?)
どこまでフィクションかは想像するしかないにせよ、問題はこの映画を最後まで観て「お前はこれでいいのか」と、我々が最後に問われることにこそ、意味があると思います。
「これでいいのだ」とバカボンパパの領域まで達観出来ていない私は、森達也監督のドキュメンタリー「新聞記者」のほうも観たいので、早くDVD化して欲しい。
ちなみに映画のモデルで、原作者の望月記者は、かなり男前な女性でメチャクチャ強い人みたいです。
と、私は基本的に反権力を生きるアウトローが信条ですので「権に屈せず、利に走らず」をモットーにしていますが、強い女性は大好きです。
ウチの弟子の娘たちも、強い女性になって活躍して欲しいですね。
<おわり>
コメント