退院してしばらく静養しております。


入院中は、ずっと眠剤を処方してもらったので、よく眠れていました。


退院してからは飲んでいませんが、私一人だけ先に寝ています。


朝ご飯は食べない派だったのですが、処方された薬の殆どが朝食後の服用だったので、ちゃんと計算された食事を毎食いただいています。


そろそろ仕事も復活しようかと思いますが、退院した日の武術指導には顔出して来ました。


一応、私がいない間の指導を教練達に託したのですが、なんだかんた口出して、結局一時間近く指導してました。


動くなと言われても、つい動いてしまうので、なかなか難しいですが、学ぶ側と指導側で視点が違うので、そういう話をついしてしまいます。


武術の伝承というのは、型の順番や名称だけでなく、使用法から意識、呼吸まで多岐に渡ります。


しかし、それだけで良いなら、今ならYouTubeの動画でも伝承出来てしまいます。


本来の武術伝承には「絶対に外してはいけないポイント」というのがあって、それは師とマンツーマンで学びます。


学生なら、学んだあとにその事を失念してしまっても、出来ているなら特に口出すこともありません。


しかし、それが伝承する立場にある場合は、我々が大事にしていること、即ち「珍借」していることを受け継ぐ必要があるのです。


それは、私の師が大事にしていた要訣であり、またその師の師が大事にしていることであり、その脈々と繋げるべき「魂」があるのと無いのとでは、全てが変わるのです。


面白いモノで、同じ系統の他所の人間が我々が学んでいるモノと同じモノをやっていたりしますが、学んでいない人はハッキリ分かります。


海外に行って一時学んだり、武術編集者が修行積んだかのように見せて講座を開いたりしてますが、我々が大事にしていることが、彼らには何も伝わっていません。


これは、秘伝とかの話ではなく、中国武術の真面目的な常識だったりしますが、そういうのを正しく身に付けるのは、長いこと同じ師について学ばないと出来ないことなので、ある一定水準以上のレベルに行かない限り、気づくことさえ出来ません。


さらにこの世界は、わざと隠したり、見せなかったりする場合もあるので、それも見極めなければいけません。


少なくとも我々と同じ系統をやっている人で、まともな人は見たことありません。


言うなれば、バッチリ決めているのに、ずっと「社会の窓」が開いているような、そんな感覚で見えるのです。


今回は、さすがに私も入院となったので「大事なことを残さなきゃイカン」という意識になっているし、教練任された弟子たちも「間違った指導をしちゃイカン」と、意識高めになっていました。


でも、そういうタイミングでしか深まらないモノもあるのです。



さて、今週末あたりから仕事再開する予定です!


随時、連絡させていただきます。

<おわり>