最近、また趣味のフィギュアを少しずつ集めたりしてますが、勢いで買ってしまうとあとで後悔するので、本当に気にいったモノだけ手に入れるようにしています。


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それでも、やはり大量生産で価値の低いモノというのはあまり興奮しないので、そこそこ希少価値が無いとマニアとしては楽しくありません。


今は、色んなブームがあるので、私が子供の頃に流行っていた作品が、今頃になって商品化していたりするのが面白いのです。


例えば、私が最初に漫画というモノに傾倒したのは、車田正美先生の「リングにかけろ」という作品を当時の小学校で作ったグループで、私の誕生日に同級生が一冊ずつ買ってくれて、一気に6巻まで集まってからだったように思います。


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背表紙を眺めてニヤニヤしていたら、当時好きだった女の子に「気持ち悪ぃーな」と突っ込まれたのを覚えています。


口の悪い子で、なんで私はその子が好きだったのか全く覚えてませんが、殆ど話したこと無いのにカップルの設定でしたね。


まあ、それは良いのですが、当時「リングにかけろ」が終わった後に「風魔の小次郎」という作品が始まって、これも大好きだったのですが、鳥山明先生の「Dr.スランプアラレちゃん」は直ぐにアニメ化したのに、車田正美先生の作品は「聖闘士星矢」が始まるまで一向にされませんでした。


私の感覚的には「聖闘士星矢」の内容は子供っぽくて、イマイチ好きになれず(主題歌は好きでしたがw)、「キャプテン翼」や「北斗の拳」のほうが好きでしたけどね。


そして、その「風魔の小次郎」ですが、私が高校の時にOVAでアニメ化され、そのキャラクターデザインのフィギュアが販売されていたので、つい興奮して思わず香港から取り寄せてしまいました。


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「工匠堂の風魔の小次郎ソフビ 風林火山の木刀付き」



私がドーパミンを出すのは、少々マニアック過ぎるネタなのですよね。


誰も知らないとか、覚えていないようなモノに私は子供の頃からハマっているので、昔から他人と趣味が合わないというか、そんな感じでして…。



現在、発見して興奮しているのが、楳図かずお先生の名作「おろち」のフィギュアとホラー漫画の巨匠、日野日出志先生の「恐怖のモンスター」に出て来たキャラクターのグロいフィギュアですね。


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「恐怖のモンスター 30センチある大型ソフビで蓄光」


日野日出志先生の作品は、異形に生まれた悲しみというテーマが割りと多いのですが「蔵六の奇病」や「毒虫小僧」というファンタジー路線の流れを汲むのが、この「恐怖のモンスター」なのです。


初期の作品だと、事故で障害を負った息子とシンママによる悲しい物語なんかも存在するんですよ。


小学生の時、私は幾つかのグループに所属したり、自分で作ったりと、いわゆるリア充な少年期を過ごしているのですが、そこで私が作った「民間心霊研究会」では、誰かしらの家にホラー漫画を持ち寄ってただただ怖がるという…何がしたかったのかよくわからない会でしたが、その時に高評価?だった作品が日野日出志先生のホラー漫画だったのです。


のちに「楳図かずお」や「つのだじろう」先生の洒落にならないホラー漫画に出会ってしまい、最終的には誰もついて来れず、会は自然消滅となりました。


私は、子供の頃から興味を持つとトコトンやってしまうので、気付くと誰もついて来れないのですよね。


まあ、そんなことはどうでもよくて、孤独な時間が賢者を作りますから、最近になって私の変わったセンスに時代が追いついて来たような?…そんな気分です。


願わくば、宮下あきら先生の作品もフィギュア化して欲しいのですが、現在商品化が確認されているのは「魁 男塾」だけなので、私が宮下先生の作品に惚れ込んでいたのは「私立極道高校」や「激!極虎一家」に出てくる「学帽政」というキャラクターなので、ぜひ誰か学帽政のフィギュアを出して下さい。


いや〜私がこんな責任の重い仕事を天職にしなければ、今頃はきっとマニアックな作品を3Dプリンターでも買って作っていたと思いますが、そういった楽しみは老後にでも取っておこうと思います。


<おわり>