久しぶりの連休だったので、映画とか沢山観ようと思っていたのですが、観れたのは一本だけに留まりました。


「破墓(パミョ)」という韓国映画です。


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この映画は、YouTuberの「都市ボーイズ」が紹介していて、前から気になっていた作品でした。


日本と韓国は、文化的に割と近いのかと思っていましたが、どちらかというと中国の影響のほうが強いのか、御祓いに関して言えばブードゥー教に近いですね。


キ〇ガイのようにトランスに入って、踊り叫ぶという騒がしい感じが日本の厳かな儀式と違い、ある意味悪魔崇拝のサバト的でもあります。


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「漫画「デビルマン」で描かれたサバトの様子。ここで主人公は悪魔と合体するのだ。」

シャーマン的な降霊術とか、動物の生贄とか、日本の神道系も魚とかは使いますが、贄というよりは豊作を意味すると思うので、全く違うニュアンスな気がします。


韓国人の全てがそうなのかわかりませんが、風水とかもかなり重視するのですね。


そう考えると、日本の陰陽道とか(劇中にも出て来ます)かなり洗練された体系化を古い段階で築いていたと言えます。


基本、呪術は相手が統合失調症化すれば完成なので、あり得ない現象であっても、事実と思い込ませれば良いだけなので、このテクニックは現在でも「オレオレ詐欺」などで常用されています。


ある種のストーリーを植え付けて、現実の物理空間ではなく頭の中のイメージを増幅させて、不幸な未来を設定させることで恐怖を煽るのがポイントになります。


特に、神秘主義的な思想は、その人の信念(belief system)と密接なので、洗脳されると抜くのが厄介なんですね。


脳機能学者の苫米地博士は、空海とかと比べて陰陽師はかなり下に見ている印象ですが、陰陽師は一子相伝なので、元来のDNA的ベースが無ければ、効果は薄いのではという気がします。


さてさて、この「破墓」という映画は、ホラーが苦手というタイプの方であっても、過去の韓流ホラーと比べてかなりマイルドに出来ているので、とても観やすい作品となっております。


相変わらず、往年の高倉健か木村拓哉かばりにチェ・ミンシクが起用されていますが、この人は変態的な犯罪者でも、テロリストでも上手く演じますよね。


そろそろ暑くなって来ましたので、涼しさが恋しい方にはオススメの作品です。


<おわり>




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