今シーズンも早くも最終戦。

 自身としてはレースキャリアの中で初めてプロとしての仕事を求められたシーズンとなり、銘苅を選んで良かったと思わせるそんなレースにしたいと意気込んだレースでした。

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岡山国際サーキットの走行は2015年のFIA-F4開幕戦以来、4年弱ぶりの走行と限られた時間の中での高いパフォーマンスを求められました。

木曜日からサーキット入りし、走行を開始。
この日は僕自身ステアリングを握ることはありませんでしたが、コースウォークなど行いイメージトレーニングで終了しました。

金曜日専有走行午前中最後の走行時間にチェック走行でレースウィークはじめてのコース インとなりました。
そこで、自分の自身のミスによりコースアウト。
コンクリートウォールに左サイドからぶつかる形でクラッシュをしてしまいました。
ぶつかってしまったのがコンクリートウォールということもありマシン修復に時間がかかりこの日はリペア後の動作確認のみで終了する形となりました。

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マシンセットアップをほとんど行うことが出来ない中迎えた予選日。
Aドライバーの谷口選手は、マシンが本調子では無い中今シーズンベストに近い走りで、予選を4番手。
続くBドライバーの山内選手の予選は5番手。
Bドライバー予選はプロドライバーによる予選なのでマシンの調子が大きく左右されてしまう事もあり苦戦している様子でした。

この結果、日曜決勝は総合5番手よりスタートとなりました。

僕が任されたCドライバー予選は3番手と他チームのGT R勢の中では1番速いタイムを刻む事が出来た点では金曜日でのミスを少し見返す走りができたのではないかという内容ではありました。

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日曜日決勝。
最終戦はシーズンの中でも3時間の短いレース。
午後1時半過ぎよりスタートしました。
スタートドライバーは山内選手。
スタート後、僕が起こしてしまった金曜日のクラッシュの影響からかマシンのバランスが良くなく序盤ペースが上がらず苦戦している様子でしたが、すぐにドライビングでアジャストして、ペースを持ち直し3番手までポジションを上げてきてくれました。
続くスティントは僕が担当。
乗り出しからブレーキの調子に違和感がありマシンコントロールがうまくできない状況でした。
追い上げが求められる状況の中自分自身がイメージしていたラップタイムから1秒近く遅いラップとなってしまい焦りから、ブレーキ、タイヤマネジメントをうまくコントロールできず苦しいスティントとなりました。

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スティントの後半にはペダルフィールもかなりプアーでブレーキが抜けてしまうシーンもあり止まり切れずコースアウトするシーンもありました。
ポジションは一つあげて、スティントを終了しましたがブレーキに不安を抱えたまま最後のスティント、Aドライバー谷口選手にバトンタッチ致しました。
谷口選手の懸命の走りもブレーキのペダルストロークも深くフワフワしていて制動がかけられないと無線が入り、厳しい状況である事が伝わりました。
走行を重ねていく中でブレーキの状況としてはどんどん悪化していく一方で最後までペースをあげられず5番手でフィニッシュとなりました。

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今大会は僕自身が起こしてしまったクラッシュにより、限られた走行時間を大きく削ってしまった事からレースウィークの流れを崩してしまいました。
決勝中のペースがあげられなかったのもBドライバーの山内選手はアジャストできていたところ、僕自身は合わせこむ事が出来ず実力不足を痛感させられました。

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望む結果でシーズンを締めくくる事は出来ませんでしたが、プロフェッショナルな走りを求められ、このようなプレッシャーを感じながら走るレースシーズンは初めてで、その中でもいい事も悪い事も経験できた事は何よりも成長させてくれる事であると感じました。

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日本のトップで走るドライバーとレースができた事により自身の実力のレベルも確認する事も出来ました。そこで何が足りないか、何を学び成長していくべきかが明確となりました。
本当にいいシーズンでした。
来シーズン以降に活かしていけるよう努力していきます。

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今年一年の応援本当ありがとうございました。

来シーズンの活動が決まり次第報告させていただきます。

銘苅 翼