2008年05月

5月17日にナマアシャというマプトから車で1時間半くらいのところで、聖地巡礼のミサを体験してきた。

1万5千人もの人が集まるそうで、「信者は夜19時からのミサに間に合うよう首都マプトから70Kmの道のりを歩いてくる」らしい。
いざミサへ出発すると教会の前にはものすごい数の人が集まってきていた。
教会
<スゴイ人出>

みなで歌を歌ったり祈りをささげたりしたあと、いよいよクライマックスにはおみこしのような物にマリア様の像が載せられたものが現れる。
マリア像みこし
<下で担いでいる人がいる>

マリア像みこしと教会
<教会とマリア像>

静かに進んでいくマリア像に続いて、ロウソクに火をともした1万5千人が歌を歌いながらナマアシャの町をねり歩く。
キャンドルライトだらけ

集まった隊員もみなロウソクに火をつけて歩いたのだが、油断するとロウが手に垂れてひとりSMになりかねず、ものすごい人が沢山いるので前の人に火がつかないように気をつけなきゃいけないしで、なかなか一筋縄ではいかない。この日は運悪く風もあって、時々消えては隣の人に火をもらう、という感じで進んでいった。

なかなか体験できることではなく、とても楽しい一日であった。(ひとりSMが、ではなく)

おまけ
ナマアシャ隊員がいる中学校の前にあるレストランで飼っているダチョウさん
ダチョウ
<なんだか凛々しい>

おまけその2
愛光幼稚舎の通園バス
愛光幼稚舎のバス
帰りに見かけたバス。
モザンビークにはよく、日本で使われなくなったバスなんかが持ってこられて、こんな感じでそのまんま使われている。

愛光幼稚舎ってのは、愛媛県松山市にある幼児教育なんかでけっこう有名な幼稚園らしい。
なんだかよくわからないけれど、こんな本まで出てるみたい。

親父が定年退職したそうな。
そこで、最近「もやしもん」というマンガを借りたらそれに日本酒の醸造のことが載っていて、そういえば親父は酒が好きだったと思い出したので、定年祝いに日本酒の高級酒を送ってみた。久保田の萬寿という酒だ。ネットで検索して有名そうな酒を選んだだけだったのだがわりと喜んでもらえたようだった。
定年というビッグイベントなんだからもっと高い酒にしようか迷ったけど、そのへんで手を打っといてよかった。

親父は同じ会社に41年と2ケ月、勤め上げたらしい。今じゃなかなかできないすごいことだ。逆に言えばそこまで必要とされる人材でいつづけたということか。

ひるがえって今の自分。
そろそろこの職場での自分の役割も終わりに近づいてきたような気がする。
教科書の整備もほとんど終わり、残っているのは数教科のみ。それが終われば、まあ教科書等の質を上げることはできると思うが、それ以外で自分に出来ることがだんだん限られてきている。

日本一時帰国以来、語学力も低下の一途をたどっていて、「アルジャーノンに花束を」のチャーリーの気持ちが少しわかってきたような。
授業さえできればいいじゃないか、というようなスタンスになってしまっているので、これ以上ポル語を頑張ろうという気力もなくなっている。
次の学期では自分のやっていた授業をモザンビーク教員に引継ぎできそうだし、もう自分なんていなくてもいいんじゃないかという気もしなくもない。

他の隊員は、授業以外にも授業管理システムを構築したり備品管理のデータベースを作ったりと貢献しているのだが、この職場をもっとよくするために自分に出来ることは何かと考えてみてもあまりいいアイディアは湧いてこない。
それは自分が切実な問題としてこの職場のことを考えていないからなのだろうか。
人は人、自分は自分。他人と比較しても意味のないことはよくわかっているのだが。

そんなわけで、一時期、就職と年齢のことも考えて1ヶ月の任期短縮を考えていたこともあったけれど、たった1ヶ月の違いならとりあえず2年の任期を全うしてみようと、その案は棚上げした。日本に帰ったあとにどうするのか、明確にイメージできていないというのもある。

まだここでやり残したこともなくはない。
マルチメディア系授業の引継ぎ、教科書の改善などなど。
それに力を注いでみようと思う。

それが終わったら、、、「書道」隊員としての活動でも再開しようかな。

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