2005年12月

2005年12月31日

映画には出ず他番組には出る

ウルトラマンマックス 第27話「奪われたマックススパーク」

いよいよ小中千昭が脚本に復帰。なのだが全体的に小中らしさは薄く、内容も第2話のフォローと、やはりまだ本領発揮は出来ない状態らしく残念。
ピット星人といえば、中の女性アクターの体型にピッタリフィットしたエロいスーツとグロい顔のアンバランスさが魅力の筈なのだが、スーツの出来があまり良くなかった事と、変身前を演じた星野マヤ益子梨恵の方がエロかったせいで、今ひとつ残念な結果に。しかし、エレキングが本来持っていた、得体の知れないグロテスクさはよく表現出来ており、また「カイトとミズキばかり一緒に行動する」などの小ネタも絡めて、全体としてはそれなりのものに。

ところで星野マヤが出演したのはやはり、「盗まれたウルトラアイ」のマゼラン星人マヤとかぶせるシャレ目的ですか?




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バナジウム? パラジウム? パナジウム? バラジウム?

超星艦隊セイザーX 第14話「未来からの敵、ネオデスカル」

前回で長々と第2部予告を見せられ期待も高まったところだが、今回はコメディは控えめで、新しく展開を始める事に重点を置かれた内容となっており少々残念。しかし、新たに登場した恐獣メカヘドラがヘドラだけに異様に強かったり、流星神の合体バンクが新規映像になっていたりと、特撮部は相変わらずのいい出来で、今後も楽しませてくれそうな予感は大。


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2005年12月25日

ド根性母さん

魔法戦隊マジレンジャー 第43回「茨の園〜マジ・マジ・ゴジカ〜」

麗のカエル嫌いの設定を対トード戦に活かし、それを母親の思い出により克服するとともに、母親と再会する展開へとつなげる構成はいいのだが、トード戦における双六偽マジレンジャーが、本来ならそれらだけで一つの話を作れるほどの材料なのに、その扱いがあまりに半端すぎ、非常にもったいない印象。贅沢なつくりと思えばいいのか。




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懺悔する桐谷は?

仮面ライダー響鬼 四十五之巻「散華する斬鬼」

予想通り何の根拠もなく「俺は不死身だ〜!」と復活した轟鬼はともかく、絵になる鬼超人師弟コンビのツインギターは、変に湿っぽくするよりも斬鬼さんの退場に花を添える形となっており、本作2度目の師弟の別離劇としてそれなりのものに。
しかし、桐谷が明日夢から陰陽環を盗んだ事は結局不問ですか?
そしてもっちーの参加する怪しげなボランティアサークルを見学する明日夢とあきらはどう見てもラブラブです。ありがとうございました。




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2005年12月24日

クリスマスは宗教行事を行う日だよ

ウルトラマンマックス 第26話「クリスマスのエリー」

今回メインとなるアンドロイド・エリーを演じる満島ひかりが元Folderというのは有名な事だが、個人的にはそれ以前の「モスラ2 海底の大決戦」にて主演した子役時代から注目していたので、本作での特撮返り咲きは素直に嬉しい。それだけに、特に今回は全編通して出ずっぱりな彼女を楽しく鑑賞する事が出来たのだが、今回の見どころは本当にそれだけしかなく、彼女のファン以外が楽しめたのかは疑問。




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怒涛のぷるぷるパニック

超星艦隊セイザーX 第13話「聖なる夜に」

今回は一息つくための総集編だが、単なる総集編に終わらず、しっかりとセイザーXらしい遊びに満ちた構成となっており、飽きる事なく楽しむ事が出来るのはさすが。
ところで今回の脚本にクレジットされていた今井聡って、ひょっとしてこの人?と思ったらやっぱりそうだった。ご活躍のようで何より。


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劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち 30点(100点満点中)

もったいないオバケが出るぞ
公式サイト

TVシリーズでは高い完成度を見せ、期待以上に楽しませてくれている傑作セイザーXの映画版である。これに期待しない方が間違っている。ところが、ところがだ。結論から先に言ってしまえば、本作は期待を大きく下回る凡作に終わってしまった。

まず、本作の一番の肝となるのはセイザーXと過去シリーズの戦士達との共演のはずだ。いかにして彼らが出会い、集い、共に戦う様になるのか、ドラマ部の大筋はそこに集約すべきだろう。だが本作はそこではなく、いきなり出てきた異星人の少年とセイザーX達の交流がメインなのだ。タダでさえ人数の多いシリーズに、わざわざ新しい単発キャラを出す意図がそもそも不明だし、この時点で明らかに間違っている。

天堂澪は冒頭で拓人達と出会うが、その後何も接点がない。堀口博士は「ボスキートの事を知っている」という接点で登場するが、その後何もしない。ジャスティライザーの3人とセイザーXとの間には、何のドラマもない。グランセイザーに至っては(変身前の役者が)一人も出てこない。ユウヒを出すのはよいが、操縦者も出てこない。18人のヒーローが遂に一同に会したシーンでも、名乗りすらない。戦闘シーンにおいても、シリーズの枠を超えた連携技すらない。巨大ロボが勢ぞろいしたシーンでも同様だ。そしてエンディングでも、誰もが期待していたはずの全員揃ってのセイザーXジャンプもない。

ヒーローの夢の共演の何たるかを、製作者は何もわかっていないとしか思えない。

また、轟天号が出てくるのは嬉しいといえば嬉しいのだが、そんな部分に金をかけるくらいなら、グランセイザーの役者のギャラに金を使ってくれた方がよっぽど嬉しかった。

物語としても全く破綻しており、幽霊船のボスキートと海底に眠っていたボスキートの関係に全く説明がない。全国で起こっていたはずのボスキートの脅威は結局本筋と関わらない。ジャスティパワーを利用して増殖したために、ジャスティライザーの姿をしているというのはいいが、その事が本物のジャスティライザーやセイザーXとの間に何のドラマも生み出していない。一刻を争う緊急事態に自室で佇んだ後は子供と宇宙飛行を楽しむ拓人。バリヤーで一切の攻撃が効かないのに何故か冷凍光線は効くマンモスボスキート。

そこら辺のオタクでも、もう少しマシな本を書ける。

そもそも本作は、監督と脚本家の起用の時点で問題だった。大森一樹にケレン味溢れるヒーローものが撮れないというのは、VSゴジラの時点で既にわかっていたはずだ。

超星神シリーズを一本も書いたことがない人間に脚本を書かせるに至っては、呆れるとしか言いようがない愚行であるし、内容の稚拙さにさを見るに、そもそも脚本家としての能力が低いか、子供向け作品を舐めているかのどちらかとしか思えない。

結局のところ、本作の見どころは、劇場版の大予算と大スタジオでノビノビと撮られた川北紘一による巨大特撮のみ

いくらでも面白く出来る材料を、上に立つ年寄りの愚かな采配のせいで駄作凡作としてしまうのは、日本映画の抱える大きな病だ。

正直、同時上映のムシキングの方が、作品として見れるものだった。


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