2006年05月

2006年05月31日

忘れた頃に

第二期a石ノ森章太郎 萬画大全集 第二期が到着。
去年から待ってたCCPの怪獣ソフビ群も届いてて、
一気に9万円消えたw 死ねるかも。

早いところでは先週の土曜に届いてたらしい。
業者の選択ミスったかなー。

ま、早く着いたからって、すぐ読むわけじゃないけどw
つーかまだ第一期読めてねー。
ボクに時間をください。もしくはザ・ワールドを。


第二期b今期の見どころはこのあたりか。
初期少女向け作品はうれしい。
U・マイア作品もアリ。
つーか告知とちょっと違うよ? いいの?



で、次に届くのは8月末頃。
エスパー魔美のDVDと近いぞ。
地球が地球が大ピンチ。



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2006年05月30日

ポセイドン 60点(100点満点中)

命がけだぜ人間大砲
公式サイト

もはや説明不要の名作映画、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)のリメイク。
続編の『ポセイドン・アドベンチャー2』や、少し前に製作されたTVドラマ版のリメイク等とは無関係である。(これらもある意味必見のスゴい作品だが)

旧作は、主人公的立場の"神に挑む神父"をはじめとする個性的なキャラクター達が、危機的状況からの脱出において繰り広げる人間ドラマを主軸とした作品としての評価が高いが、本作は"転覆した豪華客船"という、あまりに印象的な舞台設定と、"沈みゆく船から脱出するため、ひたすら上(船底)を目指す"という主人公達の目的はそのままに、ドラマではなく、大予算をつぎ込んだ最新の映像技術をふんだんに用いる事で、"襲い来る様々な危機を乗り越えるアドベンチャー"に特化した作品へと、方向性が変えられている。(だが皮肉にも、タイトルから"アドベンチャー"の文字は消えた)

この変節は、狙いとしては間違ってはいないと思う。旧作の様なドラマを望むのであれば、充分に完成度の高い旧作を観れば済む話なのだ。わざわざ新しく作るからには、別のアプローチで挑むのが、クリエイターとしての正しい姿勢であろう。それが成功したかどうかはまた別の問題だ。

さて本作の登場人物達、先述の神父など、印象的なキャラばかりであった旧作とは真逆に、今イチキャラが薄い。それぞれの登場時に、ちょっとした性格や現状の紹介はなされているのだが、それらは以降の内容にはあまり関わらず、正直なところ、ほとんど何を考えているのかわからないまま脱出劇が進んで行く。脱落(=死)者も、旧作の"元水泳選手のデブおばさん"の様な、いい意味で印象に残る、感動的な死に様もなく、「こいつウゼえ」と思った奴から順に死んでいく状態。ドラマ重視でないとはいえ、もう少し何とかしてもらいたかったところだ。

ただ、ハリウッドの娯楽映画では滅多に見る事のない、"自分が助かるために、他人を「積極的に」犠牲にする"行為が、"生き延びるためには当然"として描かれていたのは印象深く、面白く感じた。これは一つの収穫である。

ダンボーこの様に、ドラマ(=脚本)面では至ってお粗末な本作だが、海中から船底を映し、そのまま視点が空中に上がり、俯瞰でポセイドン号を一周し、甲板に立つ主人公のアップへとつながるという、一体全体どうやって撮ったのかわからない程の驚愕の長回しファーストカット(実際は船はオールCGだった模様)にはじまり、巨波に打ちのめされ転覆し、迫り来る海水と燃え盛る炎が交錯する地獄絵図の様な船内状況など、映像面においては、技術の粋を結集して作りこまれた素晴らしく圧倒的なビジュアルの連続で、少しも退屈せずに楽しめる。これは絶対に劇場の大画面で観ないと損だ。

また、人間ドラマこそ薄いが、その分、次々と襲い来る危機的状況と、それを脱するため悪戦苦闘する様は、前述の映像効果もあいまって、なかなかにハラハラさせるものがあり、特に水中に潜って行動しなければいけないシーン等は、つい一緒に息を止めてしまうほどだ。これは結構楽しい。(でも呼吸は苦しい)

蛇足。主要キャラには3人の女性キャラがいるが、3人とも顔立ちが何となく似ていて、髪の色も同じで服装もよく似ているので、誰が誰かわからないという、『仮面ライダー剣』の第一話状態で困ってしまった。が、3人とも巨乳を強調したスタイルで、さらにそれを巨乳を強調する撮り方で映していたので許します。

さらに蛇足。ポセイドン号を転覆させてしまう程の、超巨大な波は、一体どこの海岸を襲うのだろう。そっちの方が被害が大きそうだ。



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2006年05月15日

その5 こんなことして なんになる!?

ダンボーを作る
その1 使えるものを使って使えなくする
その2 ダンボー反省会
その3 おやこマシン
その4 多忙

記念写真ひとまず完成です。
前と何が違うかって?


入れてみ?
入れてみ?
このスイッチ
入れてみ?


手が逆だねカッ
カッ


めーひかった
めー ひかった!!ロボットだ!


内臓というわけで、電飾ギミックを取付けてみました。
原作の設定どおり、頭部横のスイッチでON-OFF出来ます。
電源はボタン電池。
スイッチ(←画像の右側面)は、丁度いい薄さのが見つからなかったので自作。


不要部分収納!整理整頓そして、その1で、電飾と収納の両立はムリと書いちゃったけど、ボタン電池・LED・自作薄型スイッチを使う事で、全部収納可能に出来ました。
かなりギチギチですが。


なぞなぞ?電飾ギミックの材料は、
 ・100円LEDライトからLEDとボタン電池 
 ・φ0.5mmリード線
 ・φ0.8mm真鍮線
 ・0.5mmプラ板
 ・アルミ(飴袋)
 ・ハンダ
 ・ビニールテープ
 ・ホッチキス
以上、全部家にあったモノ。
み、みうらさん?今回、モノがダンボーなだけに、材料を新規で買いに行かず、アリモノでリサイクルする方向で作ったのです。

ちなみに外の『段ボール箱』は、フラットファイルの表紙。
目の穴には車用の遮光フィルム(コレは要検討)。
中の人は真鍮線を大の字に組んだものにスポンジテープ。
貼付けには両面テープとPPテープ。

道具はカッターナイフ、ピンセット、半田ゴテ、ニッパー、ペンチなど、普通の工作道具で間に合います。

またな?
単行本発売日からダラダラと続けていた『ダンボーを作る』は、これでひとまずオシマイ。

次は何を作るかなあ。



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2006年05月11日

その4 多忙

ダンボーを作る
その1 使えるものを使って使えなくする
その2 ダンボー反省会
その3 おやこマシン

うまいこと


そんなわけで、あまり進んでないデス。

ダンボー型紙3仮組の反省点を活かして図面引き直し。
多分これで完成形。

実際に組む場合は、紙厚や曲げシロ、重ねシロなど、各所に現物合わせによる微調整が必要なのダ。

トランステクター
胴体は一応できあがり。
残るは頭部だけ! なんだが…


他にやらなきゃいけない事が多すぎて、

もー!!

な状態。

何?続き:こんなことして なんになる!?



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2006年05月09日

その3 おやこマシン

ダンボーを作る
その1 使えるものを使って使えなくする
その2 ダンボー反省会

おやこマシンひとまず仮組。
並べてみた。
サイズや形状は、今度の方が原作に近いはずなんだが、
大きいほうが可愛いかも。ちくそー。

でもまだ終わらないのです。
いろいろと試行錯誤中。

続き:多忙



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2006年05月07日

その2 ダンボー反省会

ダンボーを作る
その1 使えるものを使って使えなくする

06/04/29に発表した自作ダンボー。
各所にてそこそこ好評だった模様で、それは嬉しいのだが、作った後に改めて原作を見返したところ…

・微妙にオーバースケール?
・胴と腕が短い
・腕関節の処理が違う?
・箱組パターンが違う

などなどと気になって夜も眠れず。

てなわけで作り直す事に決定。
ハイ自己満足だね。

ダンボー型紙Ver.2さっそく展開図を引き直してみた。

とりあえず今日はこれまで。
続きは後日。

続き:おやこマシン



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2006年05月05日

小さき勇者たち 〜ガメラ〜 75点(100点満点中)

仲間さんの過去チャーハン作るよ!
公式サイト

現実世界に怪獣が現れたらどうなるか」という、リアル寄りの視点による本編と、徹底して"人間の目線"にこだわったローアングル映像の多用で、これまた"現実に現れた巨大怪獣"というシチュエーションをリアルに視覚化させた特撮によって、怪獣映画のみならず日本映画界そのものに新しい流れを起こした革命的傑作『平成ガメラ3部作』から7年。ついに登場した新作ガメラは、好評だった前作の路線をあえて踏襲せず、元祖である昭和ガメラシリーズが持っていた"ファミリー向け怪獣映画"路線を、21世紀の現代に蘇らせる方向性を取ったものとなった。

ファミリー向け映画とは、子供をメインターゲットに設定した上で、その子供を劇場につれてきた保護者をも退屈させずに楽しませてしまうという、それぞれの世代が、それぞれの視点で楽しむ事が出来る作品である。これは単純に子供だけに媚びた"子供騙し作品"や、上っ面だけご大層な事を言って難しいフリをした"似非大人向け作品"と違い、製作者の卓越したバランス感覚が要求される、最上級のエンターテイメントジャンルなのだ。

その作り手として選ばれたのが、『平成仮面ライダー』『実写版セーラームーン』『sh15uya』など東映特撮番組において、突出した演出力を見せつけていた実力派監督・田崎竜太である。平成3部作の監督である金子修介は、キャラクター特に女性キャラを魅力的に描写する能力に優れた演出家であった。一方田崎は主として画面上の空間構成・例えば階段や坂道など地形の高低を人物配置に利用し、キャラクターの人物関係の表現や内面描写として投影させるといった、視覚的演出を得意とする演出家であり、これは本作においても、坂道の多い田舎町を舞台とした前半部、高層ビル街という高低差がより顕著となる後半部ともに、存分に発揮される事となる。

本作のストーリーは、1973年の伊勢の海岸にて、ギャオスの大群を迎え撃つガメラの戦いから始まる。この場面は、前作『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』における、"イリスを倒した満身創痍のガメラに、ギャオスの大群が迫る!"という、燃え度120%のラストシーンからつながったかの様な印象を与え、平成3部作のファンに対するサービス的な意味合いもあるのだろう。

が、それだけではなく、その戦いを見ていた少年が、現代(2006年)では主人公の父親になっていると設定する事で、"主人公のガメラに対する思い"と、父親のそれとの対比を描くなど、本編における親子関係のドラマに、世代を渡ったバックボーンを設定する役目を果たし、それと同時に、子供の頃に劇場やテレビ放送で昭和ガメラ映画を観て育ち、今は自分の子供を劇場に連れて来ている親を、作品世界に感情移入させるための導入部として、大きく機能している。この事により本作は、先述のファミリー向け映画として成功してるのだ。

みんな死んでる…また、平成3部作との大きな違いの一つといえるファクターに、"作品世界におけるカメの存在"というものがある。リアルさを最重要課題とした平成3部作では、ガメラという存在が"巨大なカメ"では滑稽さが出てしまうという事で、作品世界そのものを"カメの存在しない世界"と設定し、ガメラの姿も名前も、"完全に未知の怪物"とする事で、昭和ガメラが持っていたコミカルな空気を排斥していた。この、ある意味逆転の発想的世界観は、一つの方向性として正解である。

亀すくいやーひるがえって本作では、"少年が拾った子供のカメが、実はガメラだった"という、全く逆の手法をとる事となる。これは、子供と、かつて子供だった大人達が持つ、"自分で小動物を育てようとする"という、全世代の共通体験を想起させ、作品世界を自身の経験と同化させる事で、荒唐無稽な怪物であるはずのガメラに対し、自然とリアルに感情移入させているのだ。平成3部作の手法が、悪く言えば「臭いものにフタ」であったのに対し、本作では"カメ"というファクターに真っ向から対峙し、作品テーマとして昇華させ感動を生み出している。作品の方向性の違いが、いい意味に動いた好例である。

前半は、舞台となる伊勢の、親世代にとってはたまらなくノスタルジックな街並みを背景とし、そこで行われている子供達の遊び(パンツの脱がしあい・大人に黙って動物を飼う・町外れの秘密基地etc)や生活風景(窓を開けたら隣の幼馴染)など、涙が出るほど懐かしい光景が続出する。この段階で、子供達だけではなく、大人の観客をも完全に物語世界に没入させてしまう事で、後半のぶっ飛んだ展開に対する違和感を見えなくしてしまう効果を生んでいるのだ。

後半、舞台を名古屋に移してからの展開は、トトとジーダスの攻防を背景に、子供達がトトを救うために奔走する展開は、"ガメラは子供の味方"という昭和ガメラのテーマを基盤とした上で、本作が"子供はガメラの味方"という、更に新しい方向性を打ち出した事を指し示す、集大成的クライマックスシーンとして、大いに盛り上がったものとなっている。その子供達の頑張りがトトの大逆転へとつながり、そして最後には再び子供達がトトを守る。本作のメインタイトルが『ガメラ』ではなく『小さき勇者たち』である意味が、映画を最後まで観る事でわかるのだ。

肝心の特撮面では、手の平サイズの小亀が巨大怪獣へと段階的に成長する様を見せ、"あまり大きくないトト"を高層建築が無い伊勢の街並みに出現させる事などで、巨大特撮ものにありがちな、"本編と特撮の乖離"をなくしている
また、第1ラウンドとなる志摩大橋での戦い・第2ランドの名古屋ツインタワー近辺での戦いともに、舞台を単なる背景としてではなく、建物の形状や地形を活かした戦闘シーンとして映像化する事で、凡百の怪獣プロレスとは一線を画す、本作ならではの特撮映像を作り出す事に成功している。これは本作が特技監督として本格デビューとなる金子功のみならず、本編監督である田崎竜太や、造型担当である原口智生なども含めた、複合的産物であろう。

造型的側面では、前作のG3ガメラがあまりに凶悪なビジュアルであったのに対し、本作の"トト"はまるでミニラの様な、可愛さとグロテスクさが高次元で融合した奇妙なビジュアルを有し、これに対する拒絶反応のために、作品の評価を下げてしまっている頭の堅い人達がいるであろう事は簡単に想像できるが、実際のカメを使って撮影された子供ガメラが成長すれば、当然こうなるだろうという、本編をちゃんと見れば違和感のない物となっており、また、冒頭に登場する"先代ガメラ"とのビジュアルギャップもまた、主人公父子の、ガメラに対する見解の相違とリンクさせる演出意図とも考えられ、この造型は正解といえる。

誰?敵怪獣であるジーダスは、どう見てもハリウッド版ゴジラにエリマキをつけたモノ。要するにハリウッド版ジラースを意図してデザインされたものである事は、その名称からもあからさまであるが、それだけではなく、細身の胴体、長い手足、ダブついたウロコの皮膚、そして長く伸びる舌と、ガメラの最初の敵怪獣である"冷凍怪獣バルゴン"を意識した造型となっている事も、ガメラ好きであれば一目瞭然であろう。これまたあらゆる世代の怪獣ファンを意識したサービスである。

本作は、日本の怪獣映画が本来持っていた"ファミリー向け娯楽映画"という属性に回帰し、その娯楽としてのクオリティにこだわりぬき、大人は楽しかった子供時代の思い出の回想を、子供は今の楽しさの再確認を、それぞれ自然と行う事が出来る、上質のエンターテイメント作品である。見ないと損だ。夏帆ファンも見ないと損だ。




tsubuanco at 17:17|PermalinkComments(4)TrackBack(2)clip!映画 
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