2009年01月

2009年01月30日

劇場版 カンナさん大成功です! ★★★(甘め)

公式サイト プラデラレビュー

わざわざ劇場版と銘打ってるが、TV版でもあるというのだろうか。韓国版はあったが、それだって劇場版だ。意味不明。

山田優の起用は適役すぎる。だが胸は映画用に増量してる様にも。『ウォーキン☆バタフライ』ではモデル役なのに全然美人に見えなかった中別府葵は、今回はちゃんと美人にも見える。原作の奈々子は天然美女の設定ながら、作者自身が「これ美人か?」って突っ込んでるキャラデザなため、その時々で美人に見えたり見えなかったりする今回のキャスティングは合ってるか。しずちゃんがカバコなのは完璧。三人とも長身で揃えた事で、絵面的にもバランスよく見栄えする様に。

メインキャラの配置やストーリーの基本部分は原作通りだが、舞台を大学キャンパスからファッション業界へと変えてるため、「働くオンナ」もの(というか『プラダを着た悪魔』)の要素もプラス。これは映画オリジナルだが、違和感無く組込めており、問題なく楽しめる。ピンポイントで原作の描写やテーマを盛り込んでまとめたストーリー構成は悪くない。

問題は映像。カンナ視点の主観映像を、8m/mフィルムで撮影した風の画質とサイズにし、御丁寧に回転音やノイズ傷まで入れているが、これが実に鬱陶しい。意味として、カンナが「人工」である事を表現するためなのか、と途中まで思っていたが、浅野ゆう子演じる社長の主観映像にも、ワンカットだけこのエフェクトが用いられて意味がわからなくなる。

あるいはこの社長もまた整形美女で、だからこそ同じ臭いを持つカンナを見出した、というオチになるのかとも思ったがそういうわけでもなく、結局意味はわからないまま。そんな中途半端な事なら最初からするべきでない。フラフラと意図的にカメラを揺らしたりピントをボケさせる手法も、ただ見辛いだけで鬱陶しい。

最初の「過去」シーンをクレイアニメーション風に見せる(整形前の顔が見えないのは原作を踏襲)のは、「過去」だからだと、これまた思わせておいて、だが途中では過去ではないシーンでも同様のクレイアニメーションを使い、これまた意味がわからない上に流れが分断されて鬱陶しいだけ。総じて監督のマスターベーションに満ちた作りが最悪。よって総合的には山田優ファンでないと少し困る出来。

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2009年01月27日

The ショートフィルムズ みんな、はじめはコドモだった

公式サイト プラデラレビュー

・展望台(阪本順治監督)★★★
ワンシチュエーションのリアルタイム会話劇にて、登場人物の過去の背景を匂わせて広がりを感じさせる、との定番手法を手堅く踏襲。大人と子供の意識認識のギャップがどんどん混淆していく作劇はペーソスフルで面白い。

・TO THE FUTURE(井筒和幸監督)★★★★
久々の「良い井筒」。総連のプロパガンダから切り離された井筒が、ノビノビとやりたい事をやっているのが痛い程に伝わってきて楽しすぎる。光石研の弾けっぷりは「自由な井筒」が乗り移ったかの様。子供パートにおける無邪気と諦観のバランスもいい。思い出したかの様に「海藻せんべい」を復活させるタイミングなど、ネタの練り方が秀逸。オチが投げやりなのは漫才的構成を意図したのか? 面白い。

・イエスタデイワンスモア(大森一樹監督)★★★
ありがちなストーリーだが手堅く作られているため引っかからず楽しめる。時代劇にしたのはギミックのあり得なさによる違和感を軽減させるためか、それとも単に高岡早紀に和装させたかっただけか。だが高岡早紀なんだから、もっとエロい方向に話が進んでもよかったかも。惜しい。

・タガタメ(李相日監督)★★★★★
末期ガンを告知された老人が、既に中年となった知的障害の息子と心中を図る。との重すぎる設定と導入を嘲笑うかの様な、宮藤官九郎演じる死神による、確信的に「薄っぺら」な演技と演出とのギャップにより、笑わせられながらも救いの無さが一層に引き立つ。とことんドン底に追い込んでおきながら、最後の最後で「魂の救済」を見せて感動へと持ち込む展開も見事。安易に乱発され気味な「死神もの」としては確実に秀作。面白い。

・ダイコン 〜ダイニングテーブルのコンテンポラリー(崔洋一監督)★★
樹木希林、小泉今日子、細野晴臣ら出演者のキャラや演技力(良くも悪くも)だけに依存した会話劇。樹木希林が主導権を握っているシーンは辛うじて場が持っているが、それ以外は退屈。残念。

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2009年01月25日

2009年1月第4週 劇場鑑賞映画

劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャー VS ゲキレンジャー ★★★★★
誰も守ってくれない ★
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで ★
夢のまにまに ★★
The ショートフィルムズ みんな、はじめはコドモだった
エレジー(2008米) ★★
戦場のレクイエム ★★★
マンマ・ミーア!(ABBA補正により甘め) ★★

計8本 累計40本

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2009年01月22日

その男 ヴァン・ダム ★★★

公式サイト プラデラレビュー

まず冒頭で超長回しのアクションシーンを披露して、アクション俳優としての確かさを見せながらも、そのシチュエーションがいちいち笑えてしまう、との時点で既に、自虐あるいは自省的セルフパロディとしての方向性は明確。

彩度を落として色調をくすませた映像が、現実とフィクションの境界を曖昧とさせる狙いも成功。この仕掛けは終盤の逮捕劇に活きてくる。強盗人質事件に巻込まれる主人公なる、ベタベタな王道を用意する事で、ズレを明確とし笑いや哀愁を生む狙いも成功。

バンバン笑わせるのではなく、下り坂をテーマにペーソスを主調とした作劇もまた、アンチメジャーな方向性が感じられ面白い。のだが、その上で予定調和に終わってしまった感も。もうひと壊れ欲しかったか。

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2009年01月18日

2009年1月第3週 劇場鑑賞映画

感染列島 ★
劇場版 カンナさん大成功です! ★★★(甘め)
007/慰めの報酬 ★★
プライド ★★★★★
大阪ハムレット ★★★★
ノモンハン ★
天皇伝説 ★
装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版 ★★★★
ニュータイプ ただ、愛のために ★★
魔法遣いに大切なこと ★★★
バンク・ジョブ ★★
GOTH ★
エグザイル/絆 ★★★★

計13本 累計32本

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