2006年04月08日

大統領のカウントダウン 20点(100点満点中)

"エリちん""プーちん"って書くと可愛い
公式サイト

ロシアで実際に起こったチェチェンゲリラによるテロ事件を元に作られたアクション映画。
全体的な作りはダイハード的ハリウッド映画を大きく意識しているというかほとんどそのまんまで、特に目新しい面白さはない。

その邦題から、アメリカ大統領が自分一人でテロ組織を倒してしまうハリウッド映画「エアフォース・ワン」の様に、プーチン大統領をモデルにしたロシア大統領が、柔道で鍛えた肉体を駆使してテロリストと戦う格闘アクション映画だったら少しは面白いなと思っていたのだがそんな事は全然なく、中途半端なリアル指向の出来でガッカリ。

冒頭の40分くらいはあまり説明がないので、誰が何のために何をしているのかがわかりにくい上に、あまり映像的にも特に目を引く者がないので、かなり退屈。テロリストによるサーカス小屋の占拠が始まった辺りから、少しは緊迫感が出てくるのだが、当初からの説明不足も手伝って、テロリスト内部の人間関係も分かりにくいなど、世界に向けた映画としては作りが粗い。

ロシア軍が撮影に全面協力しているため、ホンモノの装甲車や戦闘機等の映像が見れるのは有り難いが、見どころは本当にそれくらいしかない。

主人公が無敵のスーパーマンで妻とは別れて幼い娘とも離れて暮らしているなど、まさにハリウッドステロタイプ。ヒロイン的キャラも一応いるがどうでもいい。ただ、少しだけ出てくるイタリアの首相がムッソリーニそっくりだったのは笑えた。何故か被害者なのに悪役的扱いだし。

同時期に日本公開されたロシア映画なら、「ナイト・ウォッチ」の方がよほど楽しめた。残念。



tsubuanco at 16:45│Comments(0)TrackBack(0)clip!映画 

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