2007年06月03日

大日本人 86点(100点満点中)

愛国戦隊

これは紛れも無い"松本人志の映画"である。

即物的な笑いではなく、哀愁を前面に押し出し、そこから醸し出される不条理な悲喜劇を味わわさせられた『トカゲのおっさん』コントに似た方向性、あるいは『頭頭』や『ビジュアルバム』など、ダウンタウンから浜田のツッコミを差し引くと、ここまで別次元の異端となってしまうのかと、感嘆しつつも呆れさせられる、松本人志の異能の集大成を映画として披露している本作。

これは観る人を選ぶ映画である、が、選ばれなかったからダメというわけではない。もちろん楽しめた方が得に決まってるが。

扱っている題材は特段に目新しいものではないが、それはもちろん問題ではない。松本に限らず、表現者の個性として求められ、評価されるものは、題材そのものではなくそれに対する着眼と表現にあるのだから。

本作、公開まで内容に関する情報がほとんど伏せられていたが、それは大正解である。

先に知らない方が楽しめる、というのはあらゆる作品に当てはまるが、特に、例えば『サイコ』や『シックスセンス』などの、一回観てネタをわかった上でもう一度観て新たな発見をする楽しみはあれど、観る前に知ってしまうと完全に台無し、となる作品と同様に、松本が作った事以外は出来る限り何も知らずに観た方が楽しめる、と言うより、知ってしまうと楽しみが大幅減してしまう作品だからだ。

よって、まだ未見だが観るつもりにある人には、この後の本文は、映画を観てから読む事を推奨する。自己責任で。



先にも書いたが、題材や手法は新しいものではない。

自身の原体験をパロディとして盛り込み、自身そのものあるいは投影した存在を主人公とした巨大ヒーローものの体裁で、リアルな映像、リアルな演出によって徹底して"世界"を作り込むと同時に"自己の吐露"を行っておきながら、最終的には全てをひっくり返してぶちまけ観客を唖然とさせつつも、やはり自己主張は最後まで一貫している、それを意図的な狙いとして作り込まれた作品としては、最もわかりやすい似た例として、庵野秀明の『帰ってきたウルトラマン』や『新世紀エヴァンゲリオン』が存在する。

本作を一言で言えば、それと同じ路線を"松本流"に行ったものである。だからと言って二番煎じ、三伴煎じと片付けてしまう事が、いかに愚かであるかは先述の通り。

そして、何から何まで"松本流"が貫かれている本作だけに、もともとそれが性に合わない人には全く受け入れられず、好きな人なら納得が行き楽しめる、そんな作りの、文字通り観る人を選ぶ作品である事は、観る前から大前提なのだ。

本作のまず表面的な表現手法は、先述の庵野作品同様のパロディである。前半の全体をドキュメントのパロディとし、プロレスや伝統的祭祀、あるいはお笑い芸人や自身の過去ネタ、メディア報道をネタとして扱っている。終盤は言わずと知れた第二期ウルトラシリーズおよび『ウルトラ6兄弟 vs 怪獣軍団』の直接的なそれだ。

第一歩として、こうした表面的なネタにどれだけ気づけるか、元ネタを知っているかが、楽しむための条件として要求され、最初から観客は試されているのだ。

4代目の過去の写真やグッズ、現在の放送枠を表示するテレビ欄などが、ただその世界観、事象を説明しているだけでなく、観客の現実世界に既存の事象に則り歪めたものだ、と気づくのと気づかないのでは、同じものを観ていても楽しみの度合いは全く異なるのだから。

"芸人の顔"などはわかりやすさの極地だろうが、これまた元の本人を知っているのと知らないのとでは印象は全く変わる事となり、板尾との掛け合いが『スキマ男』のキャラ配置を逆転させたものと気づけば、その面白さは更に何倍にもなる。

終盤の"実写"にしても同様、漠然としたパロディとして、リンチ状態や蚊帳の外状態が面白い、というだけでなく、俯瞰視点のコント的アングルが、第二次ウルトラ後期の"ウルトラ広場"のパロディであったり、リンチの描写が『ウルトラ6兄弟 vs 怪獣軍団』にて怪獣の皮を剥いでしまうウルトラ兄弟を明らかに意図したものだと、怪獣の着ぐるみのぞんざいさやシルエットから気づく事で、笑いの質は明らかに異なるし、大日本人、赤鬼、ジャスティスファミリー、4代目の図式が、現実の日本を取り巻く現状を暗喩している事に気づいても同様に、別の楽しみを見て取れる筈だ。

言葉の掛け合いで進行するドキュメント部分においては、主人公の述べる言葉のひとつひとつ、ちょっとした仕草や態度の変化、といった点にどれだけ気づき、そこから"松本的"なテイストをどれだけ見出せるかをまた試されている。

それは「野良猫の野良って何だ」「怪獣の怪って何だ」といった松本流全開のロジック展開であったり、昭和然とした家具や家電で埋め尽くされた主人公の自宅内に、ポツンとダイソンのサイクロン掃除機が置かれている、まずその存在に気がつけるかどうか、そしてその意図、意味に気がつけるかどうかで、単なる長回しのインタビュー映像が全く異なる意味を持って面白くなってくるのだ。

こうした表面的な段階からついていけない者を、この映画は最初から拒否している。それは、一貫してツッコミを入れず、ドキュメント風に見せかけるために最も安易な筈の、言葉を画面下にテロップで表示する事もしない、意図的な不親切さからも容易にわかるはずだ。

そして、松本流の着眼点や発想によるロジックを展開する一方で、平行してメディアの無責任な姿勢と、そのメディアに無思慮に踊らされる愚衆を様々に見せていく事で、芸能界における松本人志自身を始めとする、世界のあらゆる事象に同様の歪んだ構造が存在するとの主張を、常に内包させ、それに流されていてはこの様な"愚衆"に堕してしまうのだ、と訴えかけている。

これはつまるところ、かつて「いいともの客はキャーキャー言うしか能がなく、笑いのレベルが低すぎる」と言っていた事を、映画としての体裁で改めて主張しているだけなのだが、これは松本に進歩が無い、という見方だけでなく、受け手側に全く進歩がないからこそ、同じ事を言い続けているのだ、との意図を見出すべきだろう。

主人公に対する様々な批判、悪意が、彼の見えないところから行われ続け、最後まで、彼に面と向かってものを言う"大衆"の姿が見えない事、インタビュー中に後ろの窓ガラスが投石によって割られるも、主人公はため息をつくだけで無視して話を続ける場面などで、松本自身が抱いている、そうした悪意に対する捉え方、受け止め方が表現されているのだ。

彼の意に反して付けられるスポンサー広告、あるいは寝込みを襲われて強制的に変身させられてしまう展開なども同様。主人公を襲う苦悩は、松本自身を襲い続けている苦悩に他ならない。

そうした苦悩を、観客にリアルさを感じさせるのに容易なドキュメント形式をとり、実際にいそうな人間を様々に登場させる演出力と構成力の上手さによって、観客に世界を認識させて主人公に感情移入させ、その苦悩を理解させて同情させる、終盤までの作り込みは尋常ならざる非凡さである。

「大日本人だよ!」の台詞を残して居酒屋を去る大佐藤のショットで、ドキュメントとしての『大日本人』を完結させる構成がその白眉だろう。これは、映画冒頭が折り畳み傘の話題から始まった事を受け、傘が役に立った事を喜んで完結性を強調している事からも、「ここで一段落」な事は明白であり、ここから視点が完全に切り替わり、取材者を通して見るドキュメント番組ではなく、観客が直接に主人公を見守らされる事となっていく、後半への基点として極めて秀逸だ。

そうして世界がしっかりと作り込まれていたからこそ、長過ぎる前フリとして、終盤のひっくり返しとのギャップの大きさに、あらゆる意味での衝撃を受けさせられる事となる。

カメラワークの稚拙さや、質問内容の低レベルさなどで、"下手糞なドキュメント"として見せている前半のドラマ部と、おそらくはTVで放送されている内容として見せられる戦闘シーン、そして終盤の"実写"の、映像、演出は、"映画"としてかなり出来がいいと言わざるを得ない。

警備員のオッサンの、その人の性格や背景まで想像させられるリアルな描写、新幹線内でのインタビュー中に、"ちょっといい事"を言っている途中で主人公とカメラの間を唐突に横切る乗客、など、説明ではなくその状態のみで伝えてしまう、この手腕は新人監督の域を超えている。

最初に怪獣の"昇天"を特に意味も無く2回見せ、童ノ獣との戦いにおいて、落ちたところを直接見せずに"昇天"で意味を伝え、その絶妙なタイミングで笑わせる、このネタ振りとオチの配置も見事だし、更に4代目の昇天にも繋げて二段オチとするに至っては、まさに天才的な段取りである。

ただ、編集のタイミングやフェードを用いた暗転のタイミングなど、切替えの呼吸に若干のもたつきが感じられるのがマイナスで、長回しインタビューにおける間の巧みさが、何故ここでは活かされないのか、と不満が残ってしまう。

また、最後の変身の後の展開で、一緒に巨大化した猫が結局何もなかったり、起きて逃げ出した時は持っていなかった筈の棍棒をいつの間にか持っているなど、それまでは徹底して"リアルさ"にこだわり、世界内での整合性に配慮してきた筈が、いきなり適当な仕事ぶりになってしまうのも残念なところだ。この後にこれまでをひっくり返す"実写"が待ち受けているだけに、何よりも丁寧さが求められる筈が力つきたのか。

そうした問題点が無いわけではないが、それはこれまでの松本作品に共通する問題でもあるので、もう改善を期待する事は無理と思った方がいいのか。そこまでをも肯定的に受け入れれば、立派な"信者"になれるのだろう。

何をどれだけ好きか、何をどれくらい知っているかで楽しめる度合いが大きく変わる、それはどんな作品でも、程度の差はあれ同じである。これは松本人志個人の壮大な自己表現であり、それを楽しめる者だけが楽しめば良い。オナニーを公開して金になるのは、何もAV女優だけではないという事だ。

公式サイト


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基本情報 「大日本人」(2007、日本) 監督:松本人志 脚本、松本人志、高須光聖 製作:岡本昭彦 出演:松本人志、UA、竹内力、神木隆之介、板尾創路、海原はるか 2007カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品 公式サイト http://www.dainipponjin.com/ 今作のDVDとアート....
30. 大日本人  [ シネマ通知表 ]   2008年01月03日 12:53
2007年製作の日本映画。 カリスマお笑い芸人・松本人志の第1回監督作品。有事の際に政府の依頼を受けてピンチを救う男・大佐藤の戦いの日々をドキュメントタッチで描く。松本自身が企画、脚本、主演も務める上、竹内力、UA、神木隆之介ほか、共演陣も豪華。 <b>奇...
31. 大日本人  [ Screen saver☆ ]   2008年01月21日 12:34
期待どおりのシュールな感じ なにも求めず観たおかげで(笑) オモシロかったです インタビューアにはなんかイラつきましたが 大佐藤(松本人志)の話し方と内容に ややウケ 野良といえば、みんな野良とか 怪しくはないから、怪獣でないとか そこらへんの ど...
32. 大日本人−(映画:2008年7本目)−  [ デコ親父はいつも減量中 ]   2008年01月23日 00:34
監督: 松本人志 出演: 神木隆之介、竹内力、UA、松本人志、板尾創路 評価:70点 んん?神木隆之介ってどこにでてた? あの赤ん坊怪獣か? 松本人志の初監督作品と言うことで期待して見たのだが、結論から言えばDVDレンタルにしておいてよかったというところ....
33. 大日本人 <ネタバレあり>  [ HAPPYMANIA ]   2008年01月25日 07:15
松本ワールド炸裂ですダウンタウンの“松っちゃん”を期待して観に行かれた方はさぞやガッカリされたことでせう。いつも突っ込みを入れてくれる浜ちゃんが居ないとこうなるのか。。。一緒に観に行った旦那は 観終わった後、「めっちゃおもんないっ 時間無駄にした」と ...
34. mini review 08275「大日本人」★★★☆☆☆☆☆☆☆  [ サーカスな日々 ]   2008年12月26日 17:45
ダウンタウンの松本人志が、企画・初監督・主演を務めて撮り上げた長編映画。映画配給会社の松竹とタッグを組み、映画製作に乗り出した吉本興業の第1作目でもある本作は、松本自身の考える“ヒーロー像”を描いた異色作。脚本は松本の盟友で人気放送作家の高須光聖との共同執...

この記事へのコメント

1. Posted by 59   2007年06月06日 15:05
はじめまして
点数の高い作品と、低い作品の趣味が合ってて、「なぜこの点数なのか」を印象批評みたいなんじゃなく的確に書いてるので、信頼できるレビューとして、いつも楽しみに読んでます
荒らしの様な人のレスにも的確な返しをされてますよね

大日本人ですが、僕も80点ちょいくらいかなと思います
感想も同じようなものです
特に、冒頭の気だるいインタビューから最初の対決までの流れは娯楽映画的に完璧だ!と思って見てました
でも「僕は松本ファン+映画好きだから、そういう高い得点だけど、そうじゃない人にはウケないだろうな」と思って、レビューサイトを色々見てたら案の定、映画好きにも笑い好きにもあまり評価高くないですね
何か悲しくなってたところで、ここを読んで少し安心して書き込みました
こういう事は黒沢清の映画とかでもよくなります
見る人を選ぶ映画って事なんでしょうね
2. Posted by つぶあんこ   2007年06月06日 16:21
松本人志の事はともかく、映画の事をわかってたら、「映画じゃない」なんて言葉が出るはず無いんですよね。
3. Posted by か   2007年06月07日 00:22
5 いやぁ、よく映画を観てるし、理解したものを的確に表現できる事に感心させられました。
4. Posted by つぶあんこ   2007年06月07日 22:50
ありがとうございます。
5. Posted by yama   2007年06月17日 01:18
5 すごい観察力というか洞察力ですね。ほんと驚愕しました。
私はエヴァに気付いたくらいですよ。
最後は腹抱えて笑いましたし。
他のも読みたいのでまたよらせてもらいます!
6. Posted by つぶあんこ   2007年06月18日 16:54
どうぞよろしくです
7. Posted by てー   2007年06月19日 23:23
はじめまして。
何かと同じ感覚を受けると思ったら、そう、トカゲのおっさんですね。思い出せてすっきりしました。
ダイソンの掃除機、見つけたときは嬉しかったです。
いろんなパロディが下地になっているのですね。下地を知っていると知らないとではまた楽しみ方もかなり違うのでしょうね。
展開の仕方とかで理解しにくい点があったのですが、こちらを読んで、いろいろ納得がいきました。改めてすごい映画だと思いました。
8. Posted by つぶあんこ   2007年06月21日 13:13
すごい映画ですよねえ。
9. Posted by ゆきひろ   2007年06月27日 07:33
すごい映画なんですけど、つぶあんこさんの分析力もかなりすごいとおもいます。僕が映画監督なら自分の撮ったものについてこんなに真剣に考え理解してくれたら、嬉しすぎて泣くと思います。現にここのブログを読んで自分の映画をよく理解してくれて、いいとこ、わるいとこ考えてくれていることを知って、泣いた映画監督は一人は絶対いるとおもいます。だってそりゃうれしいですよ。撮ってよかったと、思うのではないでしょうか。
すいません私的なこと聞くんですけど、こんなに多くの映画を観てこんな文章かけるってことは、そういうお仕事のかたなんですか?ふつうのひとではないですよね?まあふつのひとって何?って話なんですけど。
何か専門的に研究されてるんですか?
映画論的なものを。
10. Posted by つぶあんこ   2007年06月28日 14:02
怒ってる人はいそうです(笑
11. Posted by 徒歩   2007年07月01日 23:37
4 相変わらずまっちゃんは尖っていましたね。 映画内の笑いの質ではなく、漂ってくる映画制作の取り組み方のようなモノでしょうか。

冒頭からのドキュメントシーンで「まっちゃ〜ん、この作りは一般ウケしずらいよ〜」と思ってからはずっと親目線のまま観てましたね(笑)

ちょうど先日、ウッチャンの「ピーナッツ」をレンタルしたんですが、あまりの両極さに寂しさを感じましたね・・・制作費では何も埋めきれない違い。
特にウンナン好きじゃありませんが「夢で逢えたら」ファンだった一人としては正直ピーナッツは観たくない映画でしたね。

「ひょうきん族」芸人らの現状も一緒なんですが、やはり東京芸人にとって笑いは特別なモノなんでしょうか・・・大阪の笑いで育った関西人の僕に理解しがたい事ですね・・・。
12. Posted by つぶあんこ   2007年07月03日 21:48
内村は熊本出身だから、東京芸人と言う呼称はどうかとも思いますが。

まあ松本も尼崎出身だから、大阪芸人じゃないんですけどね。
13. Posted by 徒歩   2007年07月07日 08:29
大阪デビューでなく東京デビューの芸人らを総じて関西だと東京芸人と呼ぶ事が多いんですよ。
東京を基点にしてる芸人を総じて東京芸人と呼ぶ事もありますが。

ウッチャンの今後は知りませんが、文化人化して笑いをほぼ卒業していく芸人さんらを見るといつも寂しくなるんですよね、大日本人とは関係ない事ですみません。
14. Posted by つぶあんこ   2007年07月09日 17:25
関西出身で東京デビューのココリコなんかは微妙ですね。
15. Posted by 市川春信   2007年07月30日 00:56
4 『大日本人』を褒めている人=松本ファン
『大日本人』を貶す人=非・松本ファン

と見做されているように感じ、

まともに批評しているサイトを発見して安心しました。


>『スキマ男』のキャラ配置を逆転させたもの

その発想はなかったです。成る程・・・。
16. Posted by つぶあんこ   2007年07月30日 17:43
「この笑いがわからない奴はバカだ」とは、松本自身が言い始めた事ですからね。

それを己の言葉の様に言ってた手合いが、この映画がわからなくて戸惑っていたのが面白いです。
17. Posted by 力薬   2008年02月18日 20:54
先日なんとなく久々に見ました。

巧みなパロディセンスもですが、私は松ちゃんが“松本人志自身”を皮肉った、悲喜劇と感じて楽しんでました。
映画中最後まで大佐藤(=松ちゃん)に対して絶対的な好意を持つ登場人物が、大佐藤含めても殆ど全く居なかったと見受けたからか彼が哀れに思えました。が甘かったですか…

もし自分の抱く解釈に問題なければ、感想を先日開設した自分のブログに書いても大丈夫でしょうか…
18. Posted by つぶあんこ   2008年02月21日 17:43
個人のブログなんて、犯罪自慢でもない限り好き勝手に書いて構わないと思いますが。
19. Posted by モスラ   2008年07月27日 11:32
これは前代未聞のうんこでした。
内容は30分にまとめられたし、ドキュメント部分のカメラは見ずらいし、どうでもいい部分がカットされずにそのまま流してあってしんどい。
だけど最後の実写コントはおもろい。っていうか完全にカメラワークもダウンタウンのコントだし。やはり松本は最高のお笑い芸人だった。

松本人志のオナニー映画以外の何物でもないが、それでも松本はファンをこの映画に惹きつけてやまない。
それが松本の魅力だろう。
20. Posted by 略N   2008年11月09日 10:35
5 今更ながら2週間程前に初めて見たこの映画。
つまらないっていう評判から、期待しなかったことも幸いしてか、かなりやられました。個人的には90点超え。

背景についての知識はつぶあんこ様に遠く及びませんが、プロアマ含めた数多い批判・レビューの的外れさにうんざりしていたところに、やっと頭のもやもやを言語化して頂いた気分です。

実写シーン以外は外国人にはこれが本当の日本だと思われても仕方ないレベルに念入りに作りこまれたパロディ。

「武に慰められた」云々もよくこの映画を批判されるために使われていますが、確認できる限り、日本批評家レベルの低さを気にするなってニュアンスですよね。
「映画ではない」という者がプロにも多くいることに、「ホント、何やろね・・・」という感じです。

ついでに「見る側を選ぶ」もアンチ・信者を問わず使われるフレーズですが、つぶあんこ様の書き方がそのどちらでもなく、ほんと気分がいいレビューでした。

長々とすみません
21. Posted by kimion20002000   2009年01月13日 20:07
僕は星3個なんだけど、これはくだらないものを見ちまったなあ、ということとはまったく違います。
松本人志がやろうとしていることは、他の誰にも真似することはできないし、もう少し映画あるいは映画の解体ということで表現を続けて欲しいな、という気持ちです。

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