2008年06月07日
ザ・マジックアワー 65点(100点満点中)
速水亮「弱点は、高いところと火薬!」
公式サイト
三谷幸喜脚本・監督による劇場映画最新作。初監督作の『ラヂヲの時間』からずっと、何らかの作品なりイベントなりが"出来上がるまで"の、過程に起こるトラブルとドタバタを描いているフォーマットは今回も変わらず。
今回お題としているのは映画、それも劇中映画で見せられる様に、60年代前後の日本映画およびハリウッド映画をリスペクトしたもの。だが三谷作品の例に漏れず、題材として扱われる業界ネタは、極めて表層的な食い散らかしに終始し、本当にリスペクトしているというよりは、あくまでもネタとして借用しているのみに留まっている。
各作品にて扱われる業界内部あるいはマニアにとっては、上辺だけの知ったかぶりによるテクニック自慢と受け止められる、このネタ使いは、だが一般人をダマクラかして、何となくわかった様な気にさせるには、ちょうどいい程度らしい。
事物に対する着眼の浅さと同様、人間の心情や感情もまた、記号あるいは駒としての登場人物を、作為優先で動かすため程度にしか描かれていない、底の浅く類型的、あるいは逆にあざとく反類型的なものに終始。これらにより、三谷作品の登場人物は総じて、画面に映っている間にしか、この世に存在しない様な、作られたものでしかない印象を受ける事となる。
また、今回の大ネタとなるコンゲームは、映画『スティング』など犯罪や黒社会を題材とした作品の定番だが、それを笑いに特化させる本作の手法は、吉本新喜劇における定番パターンの一つを踏襲したものだ。『王様のレストラン』の一日支配人話など、過去にも三谷は吉本新喜劇の定番ネタを借用した例がいくつも有り、これは確信的に行っているのだろう。
最低限の面白さが保障されているフォーマットを使い、芸達者な一流出演者を揃え、面白くならない方がおかしい。三谷は、定番ベタネタを手堅く押さえ、個性的な俳優達にそれを行わせる事で、面白さを膨らませる、キャスティングおよび俳優を意識した当て書きに長けている作家と言える。
本作にて大きな笑いを生む場面で中心に存在するのは、大半が主演の佐藤浩市となる。騙す側と騙される側に二分されるコンゲームにおいて、彼だけは騙す側にいながら騙されている、との特異な位置づけにあり、笑いの構図においても「どちらにとってもボケ」が発生する、美味しいポジションに保障されている事がまず大きい。
騙す側が認識している事と、騙される側の認識の差異によって生まれるおかしさだけでなく、両方の真意を理解出来ていない佐藤の存在が、双方に対して脅威の爆弾的存在となり、双方の思惑がストレートに通用しなくなる。そしてその事を把握しているのが騙す側と観客である事で、天然爆弾に対する危なっかしさが共有され、笑えながらもサスペンス性が発生して興味を持続させる。
佐藤一人だけが撮影だと認識しているために繰り返される、初対面シーンでは、同じ事が繰り返されるボケによるおかしさだけでなく、それに対する西田敏行のリアクション、ツッコミがあればこそ、一人だけ"わかってない"事のおかしさが一層に強調されて、大きな笑いとなる。本作において西田は佐藤に対し、最初から最後まで常にツッコミの役割を与えられ、西田のツッコミによって観客の笑いを増幅する事に成功している。
ただしこの関係性は、佐藤が状況を"わかっていない"ボケに対して、突っ込む西田もまた、佐藤の、役柄上と真意の両方の意図を"わかっていない"からこそ発せられるツッコミである、というのがポイントとなる。わかっていない状態に戸惑い「わからない」と言うしかない西田を観客が笑えるのは、観客が現状発生しているズレを客観的に認識出来ていればこそだ。
また、途中までは佐藤と西田の両方が"わかっていない"状態であったが、佐藤がカラクリを理解して以後は、西田の側のみが現状を理解出来ていない状態へと変化する。この構図の移行によって、終盤では西田のツッコミこそがボケと化していき、笑いの質をも変化させている。こうした小手先のテクニックに関しては、三谷は一流のセンスを持っている。
もう一人、騙されている佐藤に騙される寺島進の関係性もまた、本作のギミックを活かした面白どころとして機能している。
この二人の両方ともが"騙されている"事で、勘違い同士による、本来なら噛み合ない筈の会話が、双方の思惑とは違う意味で噛み合ってしまい、共に誤解したままなのに話だけはスムーズに進んでしまう、との、やはり観客のみが本当の意味を認識しているからこそ、ボケと現状のズレによる奇妙なおかしさを甘受し楽しむ事が出来る。ここでは、作為的なシチュエーション設定よりむしろ、言う側と聞く側とで、同じ言葉の意味が変わってしまう、ダイアローグの妙こそが焦点だろう。少なくとも前作『有頂天ホテルよりは、笑いの点では上だ。
ただしそうした面白さは、先に吉本新喜劇の例を挙げた通り、映画というよりはコント、漫才的な、その場その場の面白さにすぎない。ストーリー展開としては、アジアンマフィアとの銃撃戦がどうやって収まったのか何の説明も無いなど、面白がらせるシチュエーション優先で、あまりにも杜撰、なおざりだ。先述の様に、人間描写が類型的、表層的につきる事もまた、展開のムリヤリ感を助長しており、あまり評価できたものではない。
一方では、老俳優(谷原章介に似すぎ)や会計士の顔見せシチュエーションを、「この人に意味がありますよ」とばかりに、あまりにもわざとらしく印象づける意図しか伝わらない見せ方をするなど、演出や見せ方の段取りがギミック重視すぎて、作為臭さばかりが鼻についてしまうのも、三谷作品の変わらぬ問題点だ。
もともと舞台作家だからか、舞台的なシチュエーション設定や、出と入りの演出を好んで映画にも用いる三谷だが、今回は舞台が広めだからか、そうしたギミックは前作までに比べると少なめだ。ただ前半にて、ホテルカウンターの戸田景子に佐藤が酒を注文し、戸田が扉の中に入ると同時に佐藤を追って視点の移動が始まり、反対側のバーカウンターから着替えた戸田が登場する、との早変わりを見せ驚かせる長回しショットが、本作において最も"三谷映画らしい"映像演出として印象深い。戸田の着替えネタを唯一意味のあるかたちで用いながら、その事に気づく必要性が無い、贅沢な使い方をするあたりも、却ってイヤミに感じてしまう、三谷らしさが満点だ。醤油が溢れて流れるアンタッチャブルネタのあざとさも同様。
俳優的には佐藤、西田、寺島がほとんど全部もっていってしまい、後は伊吹吾郎が出オチ的に面白いだけでなく、「撤収〜!」の天丼ネタが最後に大オチへと転ずる気持ち良さがあった程度か。綾瀬はるかの特段のキャラクターの無さが、「ボスを撃ち殺してください」と素で言ってのける面白さに繋がったのは、偶発的産物だろう。
中井貴一を撃つ天海祐希や、金を盗られる香取慎吾など、出オチ的なカメオ出演の豪華さは、三谷作品ならではか。出た途端に誰にでもわかるわかりやすさをどう捉えるかは人次第だが。市川崑は驚いた。
エンドロール時のセット設営風景は、作品の内容を考えると、むしろ撤収風景を早送りで見せて、最終的に何も無いガランドウのスタジオで終わらせた方が、粋な気がしないでもない。スタント仕事シーンでの、あからさまにセットの裏側を見せる視点は面白いものの、序盤の「映画のセットみたい」との言い訳めいた台詞や、佐藤初登場場面での、最初からマット絵にしか見えない夕暮れ空背景の使い方など、"作り物"の使い方、知らせ方に、今ひとつの難を感じる。
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三谷幸喜脚本・監督による劇場映画最新作。初監督作の『ラヂヲの時間』からずっと、何らかの作品なりイベントなりが"出来上がるまで"の、過程に起こるトラブルとドタバタを描いているフォーマットは今回も変わらず。
今回お題としているのは映画、それも劇中映画で見せられる様に、60年代前後の日本映画およびハリウッド映画をリスペクトしたもの。だが三谷作品の例に漏れず、題材として扱われる業界ネタは、極めて表層的な食い散らかしに終始し、本当にリスペクトしているというよりは、あくまでもネタとして借用しているのみに留まっている。
各作品にて扱われる業界内部あるいはマニアにとっては、上辺だけの知ったかぶりによるテクニック自慢と受け止められる、このネタ使いは、だが一般人をダマクラかして、何となくわかった様な気にさせるには、ちょうどいい程度らしい。
事物に対する着眼の浅さと同様、人間の心情や感情もまた、記号あるいは駒としての登場人物を、作為優先で動かすため程度にしか描かれていない、底の浅く類型的、あるいは逆にあざとく反類型的なものに終始。これらにより、三谷作品の登場人物は総じて、画面に映っている間にしか、この世に存在しない様な、作られたものでしかない印象を受ける事となる。
また、今回の大ネタとなるコンゲームは、映画『スティング』など犯罪や黒社会を題材とした作品の定番だが、それを笑いに特化させる本作の手法は、吉本新喜劇における定番パターンの一つを踏襲したものだ。『王様のレストラン』の一日支配人話など、過去にも三谷は吉本新喜劇の定番ネタを借用した例がいくつも有り、これは確信的に行っているのだろう。
最低限の面白さが保障されているフォーマットを使い、芸達者な一流出演者を揃え、面白くならない方がおかしい。三谷は、定番ベタネタを手堅く押さえ、個性的な俳優達にそれを行わせる事で、面白さを膨らませる、キャスティングおよび俳優を意識した当て書きに長けている作家と言える。
本作にて大きな笑いを生む場面で中心に存在するのは、大半が主演の佐藤浩市となる。騙す側と騙される側に二分されるコンゲームにおいて、彼だけは騙す側にいながら騙されている、との特異な位置づけにあり、笑いの構図においても「どちらにとってもボケ」が発生する、美味しいポジションに保障されている事がまず大きい。
騙す側が認識している事と、騙される側の認識の差異によって生まれるおかしさだけでなく、両方の真意を理解出来ていない佐藤の存在が、双方に対して脅威の爆弾的存在となり、双方の思惑がストレートに通用しなくなる。そしてその事を把握しているのが騙す側と観客である事で、天然爆弾に対する危なっかしさが共有され、笑えながらもサスペンス性が発生して興味を持続させる。
佐藤一人だけが撮影だと認識しているために繰り返される、初対面シーンでは、同じ事が繰り返されるボケによるおかしさだけでなく、それに対する西田敏行のリアクション、ツッコミがあればこそ、一人だけ"わかってない"事のおかしさが一層に強調されて、大きな笑いとなる。本作において西田は佐藤に対し、最初から最後まで常にツッコミの役割を与えられ、西田のツッコミによって観客の笑いを増幅する事に成功している。
ただしこの関係性は、佐藤が状況を"わかっていない"ボケに対して、突っ込む西田もまた、佐藤の、役柄上と真意の両方の意図を"わかっていない"からこそ発せられるツッコミである、というのがポイントとなる。わかっていない状態に戸惑い「わからない」と言うしかない西田を観客が笑えるのは、観客が現状発生しているズレを客観的に認識出来ていればこそだ。
また、途中までは佐藤と西田の両方が"わかっていない"状態であったが、佐藤がカラクリを理解して以後は、西田の側のみが現状を理解出来ていない状態へと変化する。この構図の移行によって、終盤では西田のツッコミこそがボケと化していき、笑いの質をも変化させている。こうした小手先のテクニックに関しては、三谷は一流のセンスを持っている。
もう一人、騙されている佐藤に騙される寺島進の関係性もまた、本作のギミックを活かした面白どころとして機能している。
この二人の両方ともが"騙されている"事で、勘違い同士による、本来なら噛み合ない筈の会話が、双方の思惑とは違う意味で噛み合ってしまい、共に誤解したままなのに話だけはスムーズに進んでしまう、との、やはり観客のみが本当の意味を認識しているからこそ、ボケと現状のズレによる奇妙なおかしさを甘受し楽しむ事が出来る。ここでは、作為的なシチュエーション設定よりむしろ、言う側と聞く側とで、同じ言葉の意味が変わってしまう、ダイアローグの妙こそが焦点だろう。少なくとも前作『有頂天ホテルよりは、笑いの点では上だ。
ただしそうした面白さは、先に吉本新喜劇の例を挙げた通り、映画というよりはコント、漫才的な、その場その場の面白さにすぎない。ストーリー展開としては、アジアンマフィアとの銃撃戦がどうやって収まったのか何の説明も無いなど、面白がらせるシチュエーション優先で、あまりにも杜撰、なおざりだ。先述の様に、人間描写が類型的、表層的につきる事もまた、展開のムリヤリ感を助長しており、あまり評価できたものではない。
一方では、老俳優(谷原章介に似すぎ)や会計士の顔見せシチュエーションを、「この人に意味がありますよ」とばかりに、あまりにもわざとらしく印象づける意図しか伝わらない見せ方をするなど、演出や見せ方の段取りがギミック重視すぎて、作為臭さばかりが鼻についてしまうのも、三谷作品の変わらぬ問題点だ。
もともと舞台作家だからか、舞台的なシチュエーション設定や、出と入りの演出を好んで映画にも用いる三谷だが、今回は舞台が広めだからか、そうしたギミックは前作までに比べると少なめだ。ただ前半にて、ホテルカウンターの戸田景子に佐藤が酒を注文し、戸田が扉の中に入ると同時に佐藤を追って視点の移動が始まり、反対側のバーカウンターから着替えた戸田が登場する、との早変わりを見せ驚かせる長回しショットが、本作において最も"三谷映画らしい"映像演出として印象深い。戸田の着替えネタを唯一意味のあるかたちで用いながら、その事に気づく必要性が無い、贅沢な使い方をするあたりも、却ってイヤミに感じてしまう、三谷らしさが満点だ。醤油が溢れて流れるアンタッチャブルネタのあざとさも同様。
俳優的には佐藤、西田、寺島がほとんど全部もっていってしまい、後は伊吹吾郎が出オチ的に面白いだけでなく、「撤収〜!」の天丼ネタが最後に大オチへと転ずる気持ち良さがあった程度か。綾瀬はるかの特段のキャラクターの無さが、「ボスを撃ち殺してください」と素で言ってのける面白さに繋がったのは、偶発的産物だろう。
中井貴一を撃つ天海祐希や、金を盗られる香取慎吾など、出オチ的なカメオ出演の豪華さは、三谷作品ならではか。出た途端に誰にでもわかるわかりやすさをどう捉えるかは人次第だが。市川崑は驚いた。
エンドロール時のセット設営風景は、作品の内容を考えると、むしろ撤収風景を早送りで見せて、最終的に何も無いガランドウのスタジオで終わらせた方が、粋な気がしないでもない。スタント仕事シーンでの、あからさまにセットの裏側を見せる視点は面白いものの、序盤の「映画のセットみたい」との言い訳めいた台詞や、佐藤初登場場面での、最初からマット絵にしか見えない夕暮れ空背景の使い方など、"作り物"の使い方、知らせ方に、今ひとつの難を感じる。
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暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デ...
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満 足 度:★★★★★★★★★★
(★×10=満点)
監 督:三谷幸喜
キャスト:佐藤浩市
妻夫木聡
深津絵里
綾瀬はるか
西田敏行
小日向文世
寺島進
戸田恵...
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『ザ・マジックアワー』
公式HPはこちら
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●あらすじ
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日本
コメディ
監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市
妻夫木聡
深津絵里
綾瀬はるか
【物語】
港町・守加護(すかご)。街を牛耳るギャングのボス・天塩の愛人・マリに
手を出してしまった手下のホテル支配人・備後。はたして天塩....
17. ザ・マジックアワー [ 今日感 ] 2008年06月15日 17:12
とにかく笑えた{%笑いwebry%}
18. 【ザ・マジックアワー】 [ 日々のつぶやき ] 2008年06月17日 15:33
監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行、綾瀬はるか、戸田恵子、小日向文世、寺島進、伊吹吾郎
「港町守加護では二つのギャングが争っていた。ボスの愛人に手を出した備後は、命を助けてもらい代償にボスが探している伝説の殺し屋デラ富樫を
19. 完成披露試写会へも初日舞台挨拶へも行けなかったので「三谷幸喜のマジックの種」を渋谷パルコまで見に行ったりした映画『ザ・マジックアワー』のレビュー [ |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο ] 2008年06月18日 19:36
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20. 【2008-135】ザ・マジックアワー The Magic Hour [ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! ] 2008年06月20日 00:34
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最後に笑うのは誰だ?
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26. ザ・マジックアワー [ メルブロ ] 2008年06月23日 23:26
ザ・マジックアワー 216本目 2008-22
上映時間 2時間16分
監督 三谷幸喜
出演 佐藤浩市 妻夫木聡 深津絵里 綾瀬はるか 西田敏行 小日向文世 寺島進 戸田恵子 伊吹吾郎 浅野和之 香川照之
会場 TOHOシネマズ府中
評価 7点(10点満点)
三....
27. 『ザ・マジックアワー』 @ユナイテッドシネマとしまえん [ 映画な日々。読書な日々。 ] 2008年06月27日 00:11
港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後は、ギャングのボス・手塩の情婦・マリに手を出したのがバレて大ピンチ。5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出して連れて来なければ命はないと脅される。が、デラの居場所に皆目見当もつかない備後は替え玉を仕立
28. 映画「ザ・マジックアワー」を見る [ ピエール リスタート ] 2008年07月01日 00:23
面白かったです。
ただ三谷幸喜が好きかどうか分かれる部分もあると思います。
わざとらしさとあざとさが入り混じるので、
それを好印象と受け止めるか不快感と受け止めるかによって
映画の楽しみ方が変わってくる映画だなと感じました。
自分は結構好きで、人を人とし...
29. ザ・マジック・アワー■サービス精神が不足ではないか。 [ 映画と出会う・世界が変わる ] 2008年08月17日 12:36
さすがビリー・ワイルダーを尊敬する三谷好喜、この作品は「お熱いのがお好き」を下敷きに、あるいはヒントを得ているようだ。さて、この「ザ・マジック・アワー」は確かに面白い設定ではあるのだが、どこかパンチが不足。思わず引き込まれるところがないのである。強引に...
30. ザ・マジック・アワー■せめてこんなラストであって欲しかった! [ 映画と出会う・世界が変わる ] 2008年08月21日 02:28
伝説の殺し屋「デラ富樫」が実は村田大樹(佐藤浩市)であった。撮影所の片隅で出番待ちのときに依頼を受ける村田の姿がエピローグで描かれる。そんな結末であれば、この映画はもっと面白くなったろうに。そもそも、この映画には意外性がない。そして主人公であるはずの村...
31. DVD『ザ・マジックアワー』 [ みかんのReading Diary♪ ] 2009年01月04日 01:53
ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD](2008/日本)
暗黒界の顔役・天塩幸之助の愛人・高千穂マリに手を出してしまった手下の備後登は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流...
32. ザ・マジックアワー [ 映画、言いたい放題! ] 2009年01月06日 10:59
三谷幸喜氏の監督第4作目の作品です。
彼の作品はちょっと食傷ぎみ。
「ラヂオの時間」は好きなんですけれどね。
港町・守加護でクラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後登は、
ギャングのボス・手塩の情婦・高千穂マリに手を出したのがバレて大ピンチ。
5日以内...
33. ザ・マジックアワー −(映画:2009年3本目)− [ デコ親父はいつも減量中 ] 2009年01月14日 23:55
監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、伊吹吾郎、寺島進、小日向文世、戸田恵子、西田敏行
評価:88点
笑った笑った。
136分の長丁場なのに、もっともっと映画が続いて欲しいと思わせる見事な構成。
映画、というよりは舞台、コント...
34. 【映画】ザ・マジックアワー…の記事&鳥栖プレミアム・アウトレット [ ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 ] 2009年03月01日 17:40
「マンマ・ミーア!」のTVスポットは流し過ぎ{/face_ase2/}だと感じているピロEKです。
さて、
まずは昨日の記事で予告した話題から…
…先日15日(日曜日)の午前中は凄く天気の良かった北部九州地方{/kaeru_fine/}
2月中旬だというのに、あの陽気{/ase/}はただ事じゃ...
この記事へのコメント
1. Posted by 三月堂 2008年06月09日 18:28
「映画のセットみたい」と殊更強調するシーンは、私も気になりました。そもそも映画のセットみたいな街にする必然性が、監督にはあっても見ている側にはあまりないわけで。「爆笑しました」という巷の感想を目にするたび、「ああ、あまり映画を見ていない人が、たくさん見に行ったのだなあ」と思ってしまいます。監督の過剰なテレビ出演が功を奏したのでしょうが。でもこの映画絡みで一番笑ったのは、先日広瀬香美の歌を歌っていた三谷監督の姿でした。まさに爆笑(と、潔さにちょっと尊敬)してしまいました。
ところで、醤油が流れるシーンの元ネタは、「アンタッチャブル」ではないでしょうか。
ところで、醤油が流れるシーンの元ネタは、「アンタッチャブル」ではないでしょうか。
2. Posted by つぶあんこ 2008年06月09日 18:47
>「アンタッチャブル」
ですよねー(笑)
よくゴッチャになっちゃうんですよ。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
ですよねー(笑)
よくゴッチャになっちゃうんですよ。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
3. Posted by ワトソン 2008年06月09日 22:10
こんばんは〜
三谷さんの最近の露出度には目に余るものが、と思い巻いたがこれも宣伝のためだと納得しました。
三谷作品は舞台向けの大げさな表現が多いような気もします。作り過ぎたネタに
失笑しか出てこない内容を見ていてもつらい物があります。この映画もレビューを拝見したところ三谷作品らしい小ネタが溢れているようですね。勝手に思っていますが監督はやめて脚本作家だけに専念してほしいと観るたびに感じます。
大好きな西田さんのユーモアが生かされた作品が観られたら面白いのですがね。
三谷さんの最近の露出度には目に余るものが、と思い巻いたがこれも宣伝のためだと納得しました。
三谷作品は舞台向けの大げさな表現が多いような気もします。作り過ぎたネタに
失笑しか出てこない内容を見ていてもつらい物があります。この映画もレビューを拝見したところ三谷作品らしい小ネタが溢れているようですね。勝手に思っていますが監督はやめて脚本作家だけに専念してほしいと観るたびに感じます。
大好きな西田さんのユーモアが生かされた作品が観られたら面白いのですがね。
4. Posted by ape1092 2008年06月14日 10:31
はじめまして。いつも的確な批評を参考にさせてもらっています。
いい歳なのですが母親と観てきました。
老俳優役の柳澤慎一が懐かしいようでした。
世代を超えて楽しめる映画としては貴重かもしれませんね。
いい歳なのですが母親と観てきました。
老俳優役の柳澤慎一が懐かしいようでした。
世代を超えて楽しめる映画としては貴重かもしれませんね。
5. Posted by つぶあんこ 2008年06月15日 19:48
ですかね。うちの親も古畑はチェックしてるみたいですし。
6. Posted by Dal 2008年06月18日 22:33
天海祐希って三谷の何に出てましたっけ?
どうしても出演作が思い出せない^^;
どうしても出演作が思い出せない^^;
7. Posted by つぶあんこ 2008年06月19日 10:27
『オケピ!』という舞台劇に出てますね。
市川亀治郎も舞台繋がりだったかと。
市川亀治郎も舞台繋がりだったかと。