木村正人のロンドンでつぶやいたろう

世界の首都・ロンドンからさまざまなニュースを発信します。国際ジャーナリスト。元・米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員、元慶応大学大学院非常勤講師(憲法)。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』。元産経新聞ロンドン支局長。masakimu50@gmail.com

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つぶやいたろうラボ

「シリア難民?ほとんど『移民』だろ」「はすみとしこの世界」というフェイスブックに「そうだ難民しよう!」というイラストが投稿された。「酷い」「邪悪な偏見」とたちまち炎上し、日本の英字紙ジャパン・タイムズが「難民の少女をモチーフにした『レイシスト(差別主義者
『安倍首相はこの問いに「そうだ難民を受け入れよう!」と言い返せるか』の画像

安倍政権は右傾化している?安倍晋三首相に近い自民党議員の勉強会「文化芸術懇話会」(代表=木原稔・党青年局長)で沖縄県の地元紙など報道機関に圧力をかけるような発言が相次いだことについて、安倍首相は29日、谷垣禎一・党幹事長と会談し、「沖縄の人たちの気持ちに反
『世界に伝えなければならない本当の「日本」とは?』の画像

ルール・オブ・サードロンドンにある特派員の溜まり場「フロントライン・クラブ」でスマートフォン(多機能携帯電話)を使ったジャーナリズムのワークショップが開かれたので参加した。「まずライトニングに気をつけて、光の入射角に対して真っ直ぐ被写体を立たせてはいけな

「体調不良」を理由に衆院本会議を欠席したにもかかわらず、実は男性秘書と旅行に出かけていた問題で維新の党から除名された「浪速のエリカ様」こと上西小百合衆院議員(32)が16日、大阪・ミナミでトークライブを行った。大阪都構想の住民投票を17日に控え、どんな爆弾トー
『【大阪都構想】橋下市長に破門された「浪速のエリカ様」が熱いエール』の画像

期日前投票30万人超える「大阪都構想」の住民投票が17日に行われる。賛成が1票でも上回れば2017年4月に初めて政令指定都市が廃止され、大阪市は5つの特別区に生まれ変わる。投票権者は日本国籍を有する20歳以上の大阪市民211万3924人のうち、15日時点で30万6956人が期日前投
『【大阪都構想】ワーストワンの街・あいりん地区は賛成、反対?』の画像

英国の総選挙では、スコットランドの選挙区でグラスゴー大学で政治学を学ぶスコットランド民族党(SNP)の女子大生マイリ・ブラックさん(20)が労働党の大物アレクサンダー「影の外相」を破って初当選した。1667年の記録(当時の最年少議員は13歳)に次ぐ若さだ。SNPのニコ
『【大阪都構想】カギ握る若者票 大阪の若者は「保守的」?』の画像

大阪市をなくして五つの特別区を設ける「大阪都構想」の住民投票(17日)を前に、在阪報道各社が世論調査を実施した。いずれも反対派が賛成派を上回っている。筆者作成朝日新聞・朝日放送(ABC) 9~10日電話調査Q「大阪都構想」に賛成ですか。反対ですか賛成33%反対43%Q
『【大阪都構想】あと1週間、「橋下嫌い」は反対「橋下好き」は賛成で本当にいいの?』の画像

中国が設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の磁力は凄まじい。麻生太郎副首相兼財務相まで「AIIBの運営は理事会がきちんと個別の審査などの承認を行うことが大事だ。慎重に判断したい」と述べ、参加に向けての協議を行う可能性をほのめかした。英国に続いて、ドイ
『韓国・豪も中国インフラ銀になびく 日米の囲い込み破綻』の画像

「俺たちは差別主義者」17日、サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)でイングランド・プレミアリーグのチェルシーがパリ・サンジェルマンと対戦し、1-1で引き分けた。その試合の前、パリ中心部のリシュリュー・ドゥルオ駅で黒人男性(33)が地下鉄車両に乗ろうとして、チ

人道上、許されない主張ベストセラー作家、曽野綾子氏が、「(日本は)労働移民を認めねばならないという立場に追い込まれている」「(しかし)居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい」と産経新聞のコラム「透明な歳月の光」で主張し、世界中で

インテリジェンスに近道はない菅義偉官房長官は、イスラム過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件について「イラクでの人質解放の経験もあったので、部族の長や宗教指導者など、ありとあらゆる可能性にかけて対応した」と説明した。日本政府は昨年12月にイスラム国から
『後藤さん殺害、「心の距離を縮めたい」 ジャーナリズムを若者と考えてみた(2)』の画像

フリージャーナリスト、後藤健二さんと、湯川遥菜さんがイスラム過激派組織「イスラム国」に殺害された事件は、日本の広報文化外交戦略の重要性を改めて浮き彫りにした。日本政府は、ロンドンと米ロサンゼルス、ブラジルのサンパウロの3都市に「ジャパン・ハウス」(仮称)
『700億円の広報外交予算は「歴史戦争」の軍資金にしてはならないワケ』の画像

2012年には最悪の143人が殺害ジャーナリストによる非政府組織「国境なき記者団」(本部・パリ)の統計では、米英両国が主導したイラク戦争と中東の民主化運動「アラブの春」をきっかけとしたシリア内戦で殺害されるメディア関係者の数は激増している。           
『ジャーナリズムと「自己責任」を若者と考えてみた』の画像

英BBC放送のYuko Kato記者のレポートを読んで、悲しくなった。これではフリージャーナリスト後藤健二さんも浮かばれない。なぜなら後藤さんは自らの命をかけて、日本から遠く離れたシリアで何が起きているのか、イスラム過激派組織「イスラム国」とは何者かを日本に伝えたか
『後藤さんは日本と世界に何を伝えたか 「正しい日本の姿」とは』の画像

英メディアは19日夜、大衆紙サンの表紙をめくって3ページ目に掲載されてきた女性モデルのトップレス写真「ページ3(スリー)ガール」が消えると一斉に報じた。  1970年11月に企画が始まってから約44年2カ月。さまざまな物議を醸してきた英国名物が静かに幕を閉じる。サン
『英大衆紙から名物の女性トップレス写真が消える』の画像

器はもう要らない外務省がロンドンと米ロサンゼルス、ブラジルのサンパウロの3都市に設置する日本の対外発信拠点「ジャパン・ハウス」(仮称)。産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久氏がウェブメディア「日本ビジネスプレス(JBpress)」に寄稿した「日本はこうして

表現の自由に「すべては許される」仏風刺週刊紙シャルリエブドは14日発行の特別号「生存者号」で、「すべては許される」というメッセージとともに「私はシャルリ」と書かれたプラカードを手に涙を流すイスラム教預言者ムハンマドの風刺画を表紙に掲載する。同紙の発行部数は
『ハッピー・モスリムとハッピーになれないモスリムにミゾ 非暴力・イスラム過激主義の広がり』の画像

過激化のプロセス欧米で暮らすイスラム系移民の若者が過激化する過程は(1)イラクやアフガニスタン、パレスチナ自治区などでイスラム教徒が苦しんでいることへの怒り(2)イスラムと西洋の道徳的な対立(3)失業や差別、挫折など個人的な体験を国際情勢に普遍化させる心

イスラム過激派のテロで12人の犠牲者を出したフランスの風刺週刊紙シャルリエブドは1970年に創刊された左派の雑誌で、発行部数は4万5千部。過去にイスラム過激派とみられる爆破テロに遭ったこともある。同週刊紙は2006年、前年にデンマークのユランズ・ポステン紙に掲載され
『「表現の自由」を守れ 風刺画のネット投稿相次ぐ フランス風刺週刊誌銃撃事件で』の画像

記事取り消しが遅れた4つの理由朝日新聞の旧日本軍慰安婦報道を検証する第三者委員会(中込秀樹委員長)が22日、報告書を公表した。虚偽の「吉田証言」について8月の特集で一部の記事を取り消した際に謝罪しなかったのは経営陣の誤りと認め、池上彰さんのコラム掲載拒否は
『朝日と安倍首相・産経に往復ビンタされる日本人の痛み 慰安婦報道・第三者委報告』の画像

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