September 20, 2012

ずっとお父さん

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2年前と同じ区役所の同じ窓口。
だいたい同じ時間。
僕はこの日、2年前とは違う書類を持って
整理券を握り、順番を待っていた。
7月7日、息子が産まれた。
やっと会えた。やっとの想いで会えた。
長かった。苦しかった。
 
妊娠9ヶ月半の事だった。
会社にいた僕のiPhoneの画面に
妻の名前が表示され、バイブした。
ドキッとした。
妻が仕事中に電話をかけてくる事はまずない。
瞬間に悟った。突然の破水だった。
前日の夜中から胸騒ぎがしていた。
胸騒ぎって当たるんだ、と思った。
そんな感じだったから、少しは落ち着いて電話越しに
「落ち着いてるか?」と妻に声をかけた。
妻はひとりでタクシーに乗り、
車で40〜50分の距離にある病院へ向かう。
その時の心細さは尋常ではなかったはずだ。
こういう非常事態の場合は救急車を呼んでよかったのかな?
僕が会社を飛び出し、病院に着いた頃には妻は入院しており、
僕の顔を見るなり涙した。
落ち着いた頃に主治医の説明をガーッと聞き、
事態をとりあえず把握した。
7月4日のことだった。
蒸し暑い日だった。夏の始まりだった。
最悪の事態が頭をよぎる。
神様はなんて残酷なんだろうと思う。
産まれるのには早すぎる。
まずは産まれないための処置をする。
そして急速に赤ちゃんの成長を加速させるステロイド剤の投与。
細菌に感染したら事態は深刻だ。
幸い感染はしていない。
「生きてくれ、頼む。」そう願うしかなかった。
全ては一昨年に世話になった信頼している主治医に任せるしかなかった。
胎動は弱々しくも、しっかりとした心音が静まり返った個室に響く。
入院4日目の朝、陣痛を抑える点滴が効かなくなった。
出産になるから早く来てほしいと妻からメールが入る。
一眼レフと小田和正(このちょっと前に横浜で野外ライブを
聴いて余韻に浸っていた)のCDをカバンに詰め込み、クルマを飛ばす。
到着した頃には間隔の短くなった陣痛と闘っている妻が別室に移動していた。
陣痛が始まって5時間、もう産まれると妻が叫ぶ。
看護師さんと偶然当直だった主治医がバタバタと準備をする。
分娩室に移動して15分くらいだっただろうか。
4、5回のいきみでするりと誕生した。
するりと、というといかにも簡単そうで本人からすると
大変苦しんだのだから、ちょっと失礼だけど、
ほんとにそういう感じで、あっという間の誕生だった。
僕は血を見て失神する暇もなかった。
看護師さんの手によって、天高く掲げられた(ように見えた)
息子は光を放っていた。神々しかった。
その細くて弱々しくて、とても小さな体からは
想像もできないような大きな声で泣いてくれた瞬間、
今までの苦労と悲しみ、嬉しさが一気にこみ上げて、
僕は涙を流した。
妻は主治医と看護師さんに「ありがとうございます」と言い、
言葉にもならない声で嬉しさを表現した。
妻の体に添えられた息子は赤々としてしわくちゃでいい匂いがした。
息子はすぐにNICUに運ばれ検査を受けるが、
少々問題はあるものの、とても元気であると太鼓判を押していただいた。

この9ヶ月の間、楽しみであるのと同時に毎日緊張した状態が続いた。
寝ているとき以外は、ひと時も気を抜けない状態だった。
検診の度に一喜一憂し、赤ちゃんの成長は正常か
妻の体調に異常はないか心配で心配で仕方がなかった。
前回のような事態になったらどうしよう。
また子供を喪ったらどうしよう。
一度子供を喪った両親は、子供を望み、
再び妊娠することができてもこの恐怖と闘う覚悟をしなくてはならない。 
おととしの出産後は、もうこんな悲しみを二度と味わいたくない
そして一生この腕に我が子を抱くことは叶わないとさえ思う日々が続いた。
それでも、やっぱり我が子をこの腕に抱きたい。
そう思えるようになったのは、1年が経った頃だった。
2011の秋頃のことだ。

その半年前に東日本大震災が起き、原発の事故で日本は混乱した。
この先どうなるのか誰にもわからなかった。
もう関東では、ゆっくりと自分たちの将来を考え、
落ち着いて新しい命を育める状況ではなくなってしまったと思った。
故郷の関西に帰ろうと考えいた。
しかしながら、おととし出産をした総合病院での定期的な
妻の体調管理検査の結果、次の妊娠は
ハイリスクになる確率が高いということが予想された。
この病院は高度先進医療が受けられる、
他の病院では助けられない子供や未熟児がたくさん入院している。
もうここでしか自分たちの子供を抱くことは叶わないと思った。
信頼している主治医にこの想いを託そうと思った。

最近「わかるとはどういうことか」という本を読んだ。
内容をざっくりと要約してしまうと、人間は自分で体験、
体感したことが脳に記憶されたことだけ「わかる」と
認識できるということだった。
だから同じような経験をした同じような共通の記憶を
持った人どうしは分かり合えるのだ。
同じ経験値を持っていれば、あるあるといって共感できるのだ。
どうして分かってもらえないのだろう?
どうして分かり合えないのだろう?
という疑問を考えてみれば、こんな単純な仕組みだった。
愛してやまない自分たちの子供を喪うという、
確率的に言えばとても低いこの出来事は、
同じ経験をしたことがない人にとって、
わからないのは当然のことだ。
何と声をかけてあげたらいいのか分からないのが当然のことだと思う。
当たり前に妊娠して、あたりまえに育ち、
あたりまえに産まれてくるものだと思っていた。
年間107万出生の内、2万6千ほどが死産だ。
29秒に1人が産まれ、19分に1人が産声をあげない。
ピンとこない数字だが、ほとんどが元気に産まれてくるのだ。
昔に比べれば医学の進歩により、死産の確率は少なくなっているはずだが、
やはり確率的に低い出来事を経験した僕たちは、
その貴重な記憶をしっかりと受け止めて、
おととし産まれた息子の命が無駄にならないように
前を向いて再び歩き始めなければならなかった。
 
元気に産まれた息子が入院したNICUには、
本当に胸がぐぅっと痛くなるような
重度の障害や病気をもった赤ちゃんがたくさん入院していた。
他の親御さんたちは、自分の子供を全力で看護し、愛情を注いでいた。
我が子を助けたいと思う気持ちは皆同じなのだ。
「奇跡」という言葉はあまり好きではないが、
この状況下では元気に産まれてくることが「奇跡」だと思えてならない。
元気に産まれてくることは、当たり前ではないのだ。
それを痛烈に体感した。

今、目の前にいる息子は、すやすやと眠っている。
顔を赤くしてあくびをしている。
胸を波打たせて呼吸をしている。
腕や脚を動かしている。
ミルクを勢いよく飲んでむせる。
動くものを目で追う。
汗をかく。
おしっこをする。
うんちをする。
泣く。
本当に生きているのだ、と信じられない気持ちになる。

これからずっと僕はお父さんになるのだ。


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July 02, 2012

嫌なものは嫌

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消費税増税。
オスプレイ配備。
原発再稼働。
見えてこない。全然見えてこない。
わからない。全然わからない。
自分たちに降り掛かっている問題なのに
その全貌がわからない。俯瞰しようとしても
いくら上から見下ろそうとしても
その全体像が見えてこない。
どうして理解できないのだろう。
国がどうしても必要だと言い張る理由が
どうして理解できないのだろう。
わらないよ、政治家よ。国よ。
どうして消費税をあげなきゃいけないのか。
上げたって構わない。けどその理由が不明瞭なんだ。
本当かどうか、もう疑わしくって仕方がないんだ。
どうしてそんな危ない航空機がみんなの頭の上を
飛ばなきゃいけないんだ。
日米安全保障条約ってなんだ。どこの教科書に
その内容が詳しく載っているんだい。
どうして電気が足りないんだ。
なぜ原発2基分を補えるソーラー発電にしないんだ。
どうして、その難解複雑なことを
池上彰がテレビで説明しているんだ。
誰かが咀嚼して、わかりやすく説明しないと
国民みんなが理解できないような複雑なことばっかりなんだ。
「電気が足りないのは困るから、別に原発動かしてもいいんじゃない
安全だっていってるし」と言っている半数の人たちは
国の本心をちゃんと理解しているのだろうか。
必要性を国民全員が納得できるように説明できるのだろうか。
はっきりいって、こういうことは理屈じゃないんだ。
国民にとっては理屈なんて必要ない。
感覚。感情。国のことがわからない国民は理屈なんて
述べていられないし述べられない。
嫌なものは嫌。それしかない。
それは駄々っ子と一緒だと国は言うだろう。
1億2000万の全国民が駄々っ子なのに
それを、理解できない理屈で丸め込もうとするのは
それは大人じゃないよ。口喧嘩が強いだけじゃないか。ずるいよ。
力が強いだけじゃないか。
喧嘩したって、いつも負けるのは国民だ。
「国民の皆様には多大なご心配を・・・」とか
軽々しく言ってほしくないな、首相よ。
もう、ほとんどの国民が信用していない。
もっと具体的に、もっと具現化して
目に見える形にしてくれれば、わかるのに。
どうしてそれがわからないんだろう。

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June 12, 2012

便利グッズ

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あらまぁ便利ねぇ、とつい思ってしまう。
でもよく考えてみれば、それは便利なもの?
と疑問に思う。 
よく考えたなぁ、と思ってしまう。
でもよく考えたら、それはいいアイデアとは
言えないなと思う。 
朝のテレビ番組で便利グッズを紹介している。
傘の石突と呼ばれる先っちょの部分からヒモを
引っ張り上げると、カバーが出てきて
あっと言う間に濡れた傘が覆われる。
しまう時は柄の部分のヒモを引っ張ると
シュルシュルとカバーが収納される。
これは実演されると確かに便利だと
思ってしまいそうだ。
でも、よく考えてみる。
例えカバーがかけられていたとしても
電車の中では、他人の傘にカバーがかけられて
いるかどうかなど、はっきり言ってどうでもよく
観察する人はほとんどいない。
他人の傘は濡れているものとして、問答無用で
自分の身体に触れると不愉快な思いになるものだ。
そうみんなの記憶にはインプットされている。
実際には濡れていないとしてもだ。
満員電車ならなおさらだ。
自分の背中に傘らしきものが押し当てられていると
感じる雨の日の電車のなかでは気持ちは憂鬱だ。
それは、新品で買ったばかりで使ってもいない
なめても大丈夫なトイレブラシを顔の前で
振り回されたら嫌な気分になるのと同じである。
トイレブラシは汚いものだとインプットされている。
きれいだとわかってはいても不愉快になる。

そういうことだから、傘にカバーがあろうがなかろうが
同じなので、わざわざコストをかけてオーバースペックな
ギミックをつけなくてもいいのではと思う。
今はどこの店先にもビニールの簡易カバーが置いてあるし
傘などというものは使い捨てるものだ。
でも傘にもこだわりをもって高級な傘を大事に使っている
人もいるが、そういう人はたいてい他人に気を使える
人だと思う。濡れないように気を使ってくれる。
ほとんどの人が、ビニール傘を使い捨てる。
同じビニール傘が傘立てに刺さっていてどっちか
わからなくなったら、別にいいやと人のを持っていって
しまう人がいる。

カバーが内蔵されている傘は、そんな状況で
バカ売れするとは思えないのだが。
便利グッズを考えるのは難しいものだ。

ちなみに折り畳み傘は別の話だ。
あれはもともと買った時にほとんどが
カバーが付いているものだから。

tsuchihirosan at 22:06|PermalinkComments(0)clip!ふと思う 

May 23, 2012

横浜というところ

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濱っ子になってからというもの
休みの日はとーんと東京に出ることが
なくなりました。
港町で育ったからなのか
やっぱり違う港町でも落ち着くもんです。
磯の香り、船着き場の角にたまったゴミ、
でかい船、タワー、シンボリックな建造物、公園、倉庫。
てくてくと歩いてると、仕事でフル回転していた
脳が徐々に落ち着いてくる感じ。
難しいことを考えない。
おっちゃんが食ってる売店で買った
まずそうなカレーがうまそうだな。
若いお母さんが赤ん坊を抱いて
海を眺めている。
中学生の集団デート。
たあいのないことの連続だ。 
港町は原風景なのです。

tsuchihirosan at 00:11|PermalinkComments(0)clip!ふと思う 

May 22, 2012

勝手に選手権

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ビールテイスト飲料を
飲み比べてみようということになって
(自分の中での会議でね)
飲み比べてみた結果!これに決定。
どのメーカーのも甘いんだ。
これは結構苦みがあって
ビール飲んでる気分になるね。
お酒に弱い僕にとって
グビグビ飲めるのはちょっと
うれしいんですよ。 
ほんとのビールをグビグビ飲んじゃうと
倒れますから。

tsuchihirosan at 23:54|PermalinkComments(0)clip!うまいもん 

やっぱり

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見逃したね。
めがね買いにいったら売り切れてて
一気に熱が冷めてしまうという
ふてくされ状態。
結局、見なかった。
やっぱり興味ないのかねぇ。
あるんだけどなぁ。
みんな、すげかった!と興奮してたので
ちょっとくやしくてiPhoneで描いてみた。
写真じゃないよ。絵だよ。

tsuchihirosan at 23:48|PermalinkComments(0)clip!できごと 

May 15, 2012

本日見た気になる自動車たち

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都内でクルマに乗って移動することは
はっきり言って無駄が多い。
ほとんどの道は混んでいるし、首都高も渋滞している。
都心を走るクルマの平均速度は時速17.5キロだ。
移動手段としては電車や自転車のほうが早い。
だから、クルマを所有することにメリットがなく
クルマを所有する人が少なくなることは当然だね。
若者のクルマ離れっていうのも、わざわざ年収の半分もだして
乗らないクルマを買うわけないから、そりゃ売れないな。
クルマがかっこいいとかかっこわるいとかいう問題でない。
クルマというコンテンツ自体に魅力がないからだろうな。 

などと前置きしても、横浜レンガ倉庫は盛り上がっていたのである。
クルマ好きのオタクがうんちくを語りながらなめ回すように見る。
普段、なめ回すように見れないスポーツカーなどが
ちょっとしたモーターショーのように並ぶのでクルマ好きとしては
行かないわけにはいかない。
ポルシェはやっぱり何年経ってもポルシェで
3次元曲面のサーフェースはどこにも破綻がない。
やさしく美しい。
マセラティは極太の大径ホイールが少々いかついが
相変わらずCピラーからテールにかけての
曲面の融合具合がきれいだ。
アウディR8のリアウインドウ越しにエンジンが見えるのは
クルマ好きにはたまらんポイントだね。
マツダのCX5にはたくさん人が群がる。
ロードスターはやっぱり超えられていないと思うが
魅力はあるな。ノーズがぼってりと厚ぼったいのはちょっと残念。
新しいカングーは変なデザインになっちまったなぁと
思っていたのだけど、実物は意外にもカングーらしく
嫌な感じはしなかったな。
カングーもやっぱりカングーでアウトドア派には問答無用で
好きになる要素満載だ。
お目当てだったミニクロスオーバーは写真で見ても
実物を見てもとってもいい。ミニはいつまでたっても価値が
下がらないアイデンティティーを確立している。
実はアルファロメオジュリエッタもいいと思っている。
このクルマは賛否両論だろうね。
ダサイと思う人はとことんダサイと思うだろうし
かっこいいと思う人は惚れ込んじゃうだろう。
最初は変なデザインっと思っていたけど見てるうちに
かっこいいと思ったくちだ。

なんで男はクルマが好きなんだろう。 
でもこの間のカンブリア宮殿で富士フイルムの社長が
トヨタがクルマが売れなくなったらどうなるのって
言っていたけど、これ真剣に考えとかないと本当に
そうなるよ。

tsuchihirosan at 21:57|PermalinkComments(0)clip!じどうしゃ 

May 07, 2012

いつもこういうの見逃すタイプ

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月が地球に最接近して満月だったらしい。
今日はたまたまそのなごりを見れたから
まずまずとしよう。
何ちゃら日食とか
何ちゃら月食とか
何ちゃらすい星群とか
こういう天文学的現象をいつも見逃す。
興味ないからかなぁ。
興味あるんだけどなぁ。
ニュースで見て、うっそぉとなる。いつも。

tsuchihirosan at 23:13|PermalinkComments(0)clip!できごと 

草の上で寝る

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今年のゴールデンウイークは
よく雨が降った。突然の嵐もあった。
つかの間の真っ青な空の下。
広大な公園の草の上。
バドミントンをするカップル。
キャッチボールをする親子。
サッカーボールが転がってくる。
時間が過ぎて、木陰が移動する。
直射日光になって、自分も移動する。
弁当食べたら眠くなる。
小鳥のさえずり。
虫が飛んでいる。
パラパラと木から何か落ちてくる。
そよそよと風が心地よい。
木の葉が擦れる音。
雨上がりの草の香り。
身体に染み込む。
身体が少し軽くなったかな。
草の上で寝る。
ゴールデンウイークの締めにはとてもよい。

tsuchihirosan at 22:51|PermalinkComments(0)clip!できごと 

April 29, 2012

6th wedding anniversary

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去年を「鉄婚式」と言ってしまっていた。
去年は「木婚式」で今年が「鉄婚式」だ。
今日はとても暑い。真夏日のようだ。
日陰はそよそよと風邪が吹き、うとうとしてしまう。
外でお弁当を食べるのは、とても気持ちがよい。 
毎年、のんびりとした結婚記念日だな。

大事なダッヂオーブンが若干錆びてしまった。
早く修復せねば!

tsuchihirosan at 22:30|PermalinkComments(0)clip!できごと 

April 08, 2012

本日見た気になる自動車

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最近、クルマの話題ばかりだな。
単純にクルマが欲しいだけです。
これも魅力的だなぁ。
もうMINIの域を超えてしまっているな。
小さくないし。ミニじゃないよとつっ込みながらも
そんなことは関係なく気にしないなら
このクルマはとてもいい。
内装がちょっと丸の言語を使いすぎて
くどい感じもあるけども
運転が楽しいだろうなぁと想像している。
迷うわ〜。

tsuchihirosan at 16:13|PermalinkComments(0)clip!じどうしゃ 

トイレ

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公衆トイレに入ると
みんなが最後に行うとっても
めんどくさい行為が自分が出したものを
流す、だ。
どんなに高級なホテルのトイレだろうが
その流すスイッチに触れるのはみんな嫌だ。
というクレームに対応したアイデアが
いろいろ出てきている。
センサーに手をかざして流すとか。
立ち上がったら勝手に流れるとか。
でも、どれも公衆トイレではちょっと自分の動きの
流れが止まる時がある。 
この写真のタイプは床のスイッチを脚の裏で踏むという
結構、人間の心理に沿ったアイデアだと思う。
でも張り紙をしないと判らないというのが惜しい。
お行儀が悪いとわかっていながらも、みんなスイッチを足の裏で押す。
「流す」行為の一連の流れを止めない、いいアイデアはないものか。

tsuchihirosan at 16:04|PermalinkComments(0)clip!ふと思う 

TSUTAYA

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代官山にスゲーのができたらしいと
うわさを聞きつけて行ってきた。
入った瞬間にブワーッと本が天井まで
びっしり並んでいてワクワクする。
50冊ぐらい買っちゃうぞってなるくらい
いろんな棚に目移りする。 
そんなに買わないけどね。でもそういう感じ。 
2時間ほど長居してじっくり見て回ったけども
特にレアな本や、マニアックな本が
たくさんあるわけでもないので
結局何も買わずに帰る。 


tsuchihirosan at 15:54|PermalinkComments(1)clip!できごと 

本日見た気になる自動車

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このクルマは売れるだろうなぁ。
SUVで燃費が良くて軽油だし、環境にいいと。
矛盾する欲求をバランスよく装備しているのだから
注目されますよ、これは。
デザインも嫌いじゃないな僕は。
結構造形的でうねうねしているけども
ソリディティな感じがあって嫌なところが少ない。
ジュークと比べられるようなところがあるかもしれないな。
あのクルマもデザインとか造形に興味がない人が
かっこいいなぁと思ってしまうような
ちょっとミーハーなところがあって売れるんじゃないかなと
思って見ていたから、結構街中で見るね。
JADAの販売台数見てるとジュークも上位に入ってるし、
CX-5もいきなり上位に食い込む勢いだな。
しかしながらプリウスは強いねぇ。 


tsuchihirosan at 15:42|PermalinkComments(0)clip!じどうしゃ 

April 02, 2012

4月

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今日の街中はスーツで溢れかえっていた。
毎年4月になると、ああもうこんな時期かと思う。
新入社員などというものと縁のない会社に
転職したから、4月のスーツを見るとそう思うのだ。
茶髪で毛先が遊んでいる。
スーツにだらっとしたリュックを背負う。
ピカピカした先が尖った黒い革靴を履く。
若いのにちょっと老けた感じの理系あがり。
みんなズボンのポケットに手を突っ込んでいる。
やたらと前髪を気にする。
配属で散り散りになる前の友達未満の微妙な関係。
就職するための塾に通ってきたであろう人。
いずれにせよ、役に立たない偉い人にならないよう
がんばってほしいと思いながら見つめる。
この中から、どれだけのできる人が育つのだろう。
そういう統計はないのかな。
でもたぶんそれは、いつも一握りだと思う。



tsuchihirosan at 22:23|PermalinkComments(0)clip!

March 02, 2012

東京ドーム640個分

ピクチャ 1
と聞いて誰が的確にその大きさ、もしくは規模を
把握できるのかなぁ。
僕は全然イメージできないな。
今まで一度もイメージできたことがない。
そもそも東京ドームを見たことがないし。
えぇ!首都圏に住んでいるのに?!
たぶん、東京ドームを見たことがない人の
割合の方が多いはずだ。
さらに、東京ドームを真俯瞰で見たことのある
人なんて、日本列島探しても一握りだ。
寸法を知っている人など、オタク以外いない。
だから、よく使われるこのメタファーは適正ではない。
よく似た表現で四国一個分とかもよくわからない。
どうすれば、その大きさを伝えられるのだろう。
端から端まで歩いたら1時間かかるとか?かなぁ。
皆が実体験として記憶しているメタファーでないと
わからないでしょう。
わからないのに、当たり前のようにずっと使われているので
なんだかちょっと腹立ってきました。

tsuchihirosan at 21:08|PermalinkComments(0)clip!ふと思う 

February 20, 2012

美しくないところがない

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このかたの写真を見て、ため息が出た。
はぁ・・・とため息が出る。
凄すぎるものを見た時に僕はため息が出る。
自分の記憶の範疇を超えて、自分の能力とかけ離れた才能を
見た時に僕はため息が出る。やられた、と思って肩を落とす。
それは、僕の守備範囲以外のクリエイティブな仕事を
見た時に多い。マリナーズにいる右投げ左打ちの選手の
番記者が書いた本を読んだ時もそうだった。
その選手の振る舞いは、仕事中、プライベート中関わらず
徹底した自己管理によってうまれるアートであった。
そこまでするのかと思った。

少し話を戻して、この写真は桂離宮である。
50年前に撮られた桂離宮である。
たくさんの職人があらゆる技巧をこらして
つくった建築物である。
と言っても、僕はそんなに詳しくないので
興味がわいたら勉強してみようかな。
その大胆にトリミングされた桂離宮のディテールを
1ページ1ページじっくり見ていく。
どこにも破綻がない。
美しくないところがない。
それはスキがないということでもある。
見る者にスキを見せない圧倒的なディテールの集合体である。
この写真家は主に庭を主体として撮っている。
苔や飛び石が美しく配されたカットを何枚も撮っている。
それはスイスのグラフィックのようであり、
モダンな模様のようでもある。

桂も写真もどちらも完璧である。
それぞれの作者は完璧でないと思っているかもしれないが
(聞いてないのでわからないね)僕からしてみれば
完璧としか言いようがない。
完璧に美しいものを作るのはそうたやすいことではないのに
それがもう巨匠たちによってさらりとやってのけられていることに
本当にため息が出るのである。

あとがきに
「桂は庭から建物を見るのではなく、建物の中から庭を見るために
作られているのだ」とその写真家は語っている。
どこまで気がまわるのだ。
最後の最後までスキがない。
美しくないところがない完璧な仕事をしたいですね。

tsuchihirosan at 22:44|PermalinkComments(0)clip!ふと思う 

January 31, 2012

本日見た気になる自動車

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南青山を歩いていると
本当にリッチな感じがする。
目と鼻の先な表参道とは少し違う。
物理的に人の数が少ないこともあるが
雰囲気がとても落ち着いている。
はやりのブレーキつきピストや
スケボー少年などは見かけない。 
本当にお金持ちで
本当にオシャレな人が歩いている。
だからそこを走っているクルマも
超がつく高級車ばかり。
フェラーリ、マセラティ、ジャガー、ポルシェ・・・
目がキラキラしてしまうクルマばかり。
そんな中でも、このパンダは高級車に負けていない。
負けていないというか、別のカテゴリーで
とてもオシャレである。
オシャレをわかっている、とてもいい感じのおばさんが
るんるんと乗っているのがいい。
貧乏くさい学生が乗っていたらそう思わなかったと思う。
裸足で革靴のスーツのイタリア人がさくっと乗ったら
さまになるようにできている。ベスパもそうだ。
にくいなぁ。

tsuchihirosan at 20:26|PermalinkComments(0)clip!じどうしゃ 

しんしんと

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1週間前のことですが
関東に雪が積もりました。
去年よりも早い積雪。
翌朝には道全面氷になって滑る。
20センチくらいツーっと
平行移動するも無事職場に着く。
1週間経ってもまだ氷が残っている。
なんだか今年はいっそう寒い気がする。


tsuchihirosan at 19:56|PermalinkComments(0)clip!できごと 

January 13, 2012

本日見た気になる自動車

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このクルマを商用車だけにしておくのは
もったいないです。 
ハイエースのほうはファンも多く
各々個性あふれるチューンしてますね。
ハイエースはちょっとマッチョな
お兄さんが頭にタオル巻いて
うりゃーっと乗る感じですが
タウンエースはかわいいです。
カングー買うなら僕はこっち買います。
グリーンとかブルーに塗装したら
けっこうかわいいと思います。

tsuchihirosan at 21:54|PermalinkComments(2)clip!じどうしゃ 

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